透視能力

同じ紙袋を撮っても左右のカットで中の見え方が違いますね。カメラマンに透視能力があるわけではありません。写真は見えるものしか写りません。
左のカットは袋に印刷された淡い紫の「グレープD19」という文字を見えるように撮っています。白地の上の淡い色を出すには露出加減が肝心です。バックの暗さに影響されて白飛びしがちです。
右のカットは袋の中の様子を撮りました。逆光気味に透かして見えるアングルを探せばかなり中が透けて写ります。これは普段の暮らしにも応用できます。例えは薄物を着た女性ののボディーラインをよく見たい時、交差点の暗めの側から道の明るい方をバックにして眺めれはバッチリです。あなたも無意識のうちにそうしていませんか？ただわかっていればそれだけ意識して、女性や自分の良い立ち位置をさぐれるわけです。
それが透視能力？

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