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歴史と自然・長瀬神社 [日記]

嶽山寺連荘

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左 長瀬神社から粟ヶ岳「が望めます。 右 中腹の湧水


今日も嶽山寺さんにお邪魔してしまいました。実は、昨日お留守だったお寺の奥様(なんとモリガメ写真塾の第一回生なんです。まだ、写真塾は一回やっただけですから、一回生しかいません。)から、お寺や長瀬神社を再度案内して下さるとの連絡をいたんです。
昨日、長瀬神社に美味しい湧水もあるはずなので行こうとしたのですが、靴がバイク用のビンディングシューズで急坂を登るのは無理なために諦めてしまいました。そんなこともあり厚かましくもさっそく伺ったわけです。

600年の物語

長瀬神社と嶽山寺は隣合わせ(というか、明治の廃仏毀釈以前はもっと一体のものだったようです。)にあります。長瀬神社への急坂を登ると上の方にその湧水があります。コンコンと清らかな水が湧いています。この水で入れたお茶は格別な美味しさだそうです。
神社への登りはかなりあり、昨日の靴では行かなくて正解でした。粟ケ岳の主稜が水源池あたりで一旦低くなりこの神社のところで盛り上がり、最後は切り立った崖で終わっています。この最後のピークに南北朝時代に「岳山城」という南朝方の城があったのだそうです。山頂から少し下に空濠跡があります。その脇に不思議な枯れ木を見かけました。足を踏ん張り、刀を下から切り上げて敵を倒してる様に見える枝ぶりです。

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寺へ下る森の中に大きな苔蒸した切り株があり、その上に小さな杉の芽生えを見かけました。600年前の戦の時代、そして今は静かな時を刻み、はてさて更に600年先にこの森はどうなっているんでしょうか。

cedarsprout.jpg


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