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ファーブルの世界 Fabre's Insect Adventures [自然]

8月28日

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ベッコウバチとナガコガネグモ bee and anesthetized spider


棚鱗の畑で草取りをしていたらベッコウバチがウロウロしてるのを見つけました。獲物のクモはいないのかなと探すと案の定麻酔されて動けないナガコガネグモが草の上にいました。ベッコウバチはクモを狩るハチです。このハチがしとめたんだろうに、なかなか運ばずに周りをウロウロしています。私がいるのが気になっているんでしょうか?

狩人蜂といわれる類のハチのグループがいます。ファーブル昆虫記にツチスガリの話など詳しく書かれています。昆虫やクモなどを針で麻酔注射して自分の巣に運び卵を産み付けて幼虫の餌にするハチです。獲物は麻酔された状態で幼虫のご馳走になるわけです。モンシロチョウの幼虫を子どもの餌にするアオムシコマユバチというのは寄生蜂とよばれる類です。ただ卵を寄主に産み付けるだけで麻酔したり、自分の巣に運んだりなんかはしません。植物に寄生するハチも寄生蜂といわれます。多種多様な寄生蜂がいますが、狩人蜂は寄生蜂の発展系だといわれています。
トックリバチ・ベッコウバチ・ジガバチなどの狩人蜂の仲間はいます。狩りをしたり麻酔をしたり、寄生蜂なんかよりいかにもかっこいいですよね。

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コメント 1

るね

ご訪問&nice!、ありがとうございました。

狩りをするベッコウバチの話、そういえば小学校の頃ファーブル昆虫記で読みましたっけ。
日本でもけっこういるものなんですね。向こう(欧州)しかいないと勝手に思い込んでいましたw
by るね (2013-08-31 13:17) 

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