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わかる人にはわかる It can be seen in people can be seen. [日記]

4月27日

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車庫のシャッターが壊れて村松のメーカーさんから修理に来てもらいました。手際よく直してくださいました。
彼らが来た時、私は薪割り中でした。そこにあった斧を一人の職人さんが見つけて、「いい斧だー。」なんて言いだすんです。藤兵衛工房さんにナタヅカ(ウワミズザクラ)の柄に入れ替えてもらった斧です。「この皮を見りゃわかるさ。」と柄に残してあるナタヅカの樹皮を指して言うのです。ナタヅカの木は、衝撃吸収とか刃の食い込みとか、樹皮を残せる装飾性とか、ともかく斧、鉈、ハンマーといった打撃系のツールには最高の素材なのです。
斧を持って、木を楽しそうに割りだします。「この斧の刃は日本のもんじゃないなー。」なんて見ぬくんです。確かにその通りでよく知っている人には形でわかるようです。「俺にゃ少し刃が軽すぎる。」とのこと。刃の重さを使って上手く割るようです。相当な薪割りの達人です。私はまだその域には達していません。
チョッと無愛想だった職人さんっが、斧を振るいだしたらニコニコしだしました。何しろそんな達人にナタヅカのよさを評価していただいたのが嬉しかったです。わかる人にはわかる、わからな人にはわからない。そういうレベルの世界が覗けると嬉しいものです。

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コメント 3

なんだかなぁ〜!! 横 濱男

その域に達しないと分かりませんね。

by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2015-04-29 20:02) 

えちごびと おやじ@新潟

薪割なんて、自然と一体化した生活でしか味わえない作業ですね。
モリガメさんがうらやましいです。
それにしても流石、藤兵衛さん良い仕事してますね。
by えちごびと おやじ@新潟 (2015-04-29 20:46) 

川越

「斧」の検索でお邪魔しました。同じ新潟県のようですね。この斧は形だけ見ると自分が使っているヘルコと同じようですが、この斧頭でも軽すぎるというのはすごいですね。慣れれば重いほうが楽なのかな?

自分ではこのヘルコと同じくらいの重さの和斧とヘルコを広葉樹、針葉樹で使い分けてます(和斧が針葉樹)が、全然「わからない」種類の人間です。(^^;

ところでうちにもヘルマンというリクガメがいます。今は冬眠中ですけど、もう23年ほどの付き合いになります。色々共通の話題もありそうなので、またお邪魔させていただきます。
by 川越 (2016-12-13 19:25) 

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