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藪漕ぎ3時間 3 hour bush walk [八十里越え]

11月23日

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大雲沢ヒュッテを出発。
五味沢林道を車で行きます。(上)ところどころ危険地帯があります。五味沢林道も水害で痛んでいます。途中の大崩れしているとこで、車をあきらめて歩きです。

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谷間に朝陽が射してきます。

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朝もやの中を歩きます。今日のお天気はどうなることやら?

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八十里越え明治新道は(左下)は、田代平(上)の少し上を通っています。ブナ林越しに田代平が見えます。田代平付近から明治新道をそれて反対側の田代山へと向かいます。(右下)ここから3時間に及ぶ藪こぎになりました。
大雲沢ヒュッテのAさんが案内してくださいます。Aさんはここいらの山を知りつくしたスーパーマンです。

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悪戦苦闘で尾根に出ます。尾根もまたたいへんな藪に覆われています。なんとか田代山にたどり着きます。眼下に田代平を見渡すことができます。(上)春の残雪期に登った丸倉山もよく見えます。(左下)左の黒姫山の塊の奥に守門岳が見えます。(右下)
更に稜線を小松横手に向かって行きますが、ツル(クロヅル)が混じる藪になり更に困難さを増します。空中藪こぎできます。左目に小枝の破片が入り前が見にくいです。他のメンバーは藪こぎに慣れていてついて行くのが大変です。
鞍掛山が望める見晴らしのよいピークで休憩、お昼です。この辺りまでで約3時間の酷い藪こぎは終わり、細い尾根を下ります。

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小松横手の100mほど上で天保の古道とおぼしきところに行きあたります。ハルちゃんが指さしている辺りが古道です。つづら折りになっている箇所や随分よく道型の残っているところがあります。いくつか沢が入る箇所は崩落しています。道は鞍掛峠方向へと続いていますが、小松横手上部辺りから下りて明治新道にたどり着きます。

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少し戻ると小松横手に出ました。浅草岳の眺め(上)や田代平、正面は黒姫山、その右は守門岳がよく見えます。眼下には破間川が光り美しいブナ林が広がっています。(下)ヤドリギがたくさん付いているブナもあります。

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後は八十里越えの快適な道を歩いて帰ります。空中藪こぎに苦闘したことを思うと新道はハイウェイです。田代平へ出る手前の沢にカップラーメンのガラやゴミを散らかし放題になっているところがありました。昔ならともかく、今でもこんなマナーの無い人たちもいるんですね。ガックリです。Aさんは早速ゴミを回収します。美しい山はこのように人の努力によって保たれていることを理解してほしいものです。

必死に藪こぎしている間に、いつの間にか雲もとれていて1日よい天気でした。多分今年最後の山行を気持ちよく締めくくることができました。
大雲沢ヒュッテのAさんには大変お世話になりました。来年も"八十里越え同盟"ということで只見町、魚沼市、三条市有志で活動して行きたいです。

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コメント 2

takenoko

ゴミ放置とはけしからんことですね。まさかここまで訳の分からないC国の人達は来ていないでしょうね。

by takenoko (2015-11-26 09:22) 

モリガメ

今時こんな人たちがいることに、先ず驚きでした。
by モリガメ (2015-11-27 08:53) 

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