発見！雪虫 Discovered! Snowbug

3月2日

スノーシューツアーの下見で歩いていると、1cmほどの黒い虫が雪の上を歩いているのを見かけます。

雪虫とも言われ、この時期よく見かけるセッケイカワゲラは氷河期の生き残りです。−10〜+10℃が活動温度という普通の虫とは逆です。暑い夏、幼虫は10℃ほどの水温の川砂に潜って休眠しています。秋になって落ち葉などの堆積物を食べて育ち、12月雪が降ったら成虫になり上陸します。雪上の微生物を食べて成熟した頃、雪が溶け始め川が現れる春先になります。そして上流を目指して歩き、交尾、産卵をするというライフサイクルを送るのです。

今がセッケイカワゲラの愛のシーズンです。上が出会いと別れ、愛の全てです。

タグ：セッケイカワゲラ 氷河期 ライフサイクル

コメント 8

雪虫は始めて見ました、名前だけは知っていましたがこんな昆虫なんですね、
by 馬爺 (2017-03-03 13:47) 

雪虫は初雪の頃のアブラムシ系のものや、このセッケイカワゲラのものや色々な虫を指すようです。

by モリガメ (2017-03-03 15:22) 

私も初めて見ました。
空を飛ぶ、白い小さい虫を「ゆきんっこ」と言っています。
by aru (2017-03-03 16:15) 

それはアブラムシの仲間の雪虫ですね。
by モリガメ (2017-03-03 17:43) 

雪虫はまだ飛べない子供なのに交尾するなんて、ませてるね。笑
by 旅爺さん (2017-03-04 09:17) 

雪上交尾する虫なんて珍しいかも。
by モリガメ (2017-03-04 15:46) 

はじめて見ました、こんな虫いるんだ～。
寒いのに、、、。
by えんや (2017-03-04 20:29) 

寒くないとダメみたいです。
by モリガメ (2017-03-05 02:31)