I ラ*ブ*ナ! I love beech! [八十里越え]
6月23〜24日
6月23日
2018年最初の八十里越体感バスです。
只見町宿泊便で「あふれる自然、ブナ林と八十里越古道トレッキング」コースです。
何時もの日帰り便とは逆周りで、252線経由で魚沼市、只見町、八十里越と行きます。
只見に入るとすぐに田子倉ダムで昼食です。ダムからの眺めが雄大です。
ブナセンターの見学です。
ユネスコのエコパークに指定された、只見町の自然に寄り添った人々の暮らしをわかりやすく展示してあります。只見町の唯一の宝物である自然を大切にしている気持ちが伝わってきます。
癒しの森トレッキングです。美しいブナの2次林です。歩きやすく明日の古道トレッキングの身体慣らしにもなります。
この森のシンボルツリーだった「国界の大ブナ」が倒れて数年経ちます。私が最初にここに来た時は堂々とした姿で立っていました。古木が倒れて森にギャップが出来て日が差すようになって、新しい命が育ちます。それも自然の遷移の営みです。
朽ちたブナにマスタケが生えています。(下 左右)ギンリョウソウがたくさん見つかります。(左上)オオミズアオがいました。(右上)
お泊まりは只見町たまたま今回は「しただ郷自然くらぶ」のメンバーズもお客さんで乗り合わせてくれました。また、叶津番所のKさんも訪ねて来てくださり皆んなで楽しい晩を過ごせました。
6月24日
八十里越古道トレッキングです。只見町の「八十里越え古道研究家」の長谷部さんにガイドをお願いしています。
木陰ではサンカヨウがまだ咲いていました。
古道は山神杉までは浅草岳登山道とほぼダブっています。(上)今日は浅草岳山開きの日でもあります。上から浅草岳を上った人たちがたくさん降りてきます。
ここからブナ次郎(下)まで行きます。山神杉から先は只見町のガイド同行でしか立ち入ることのできるエリアです。
山神杉を下るとブナ平と言われるブナの巨木が林立する美しい原生林です。
ブナはいろんな命を育みます。
足元にもシダなど各種!
ブナ太郎は大きな枝が折れて以来、命が尽きかけています。巨木が倒れるとそこに陽の当たる大きな空間が出来上がり、いくつもの新たな命が芽をふきます。
この古木を見てたら、上野の西洋美術館にあるロダンの地獄門を思い出しました。
ブナはなかなかクリエイティブです。
ブナ次郎に着きました。
ブナ太郎の命が尽きようという今跡目を継ぐ候補がブナ次郎です。ブナ次郎は愛を育んでもくれるかな?
私たちはここで一休みして、更に少し先の小三本沢の縁まで行ってみます。八十里越え古道はこの沢を越えて沼の平へと続いているのですが、この先はかなりの危険地帯です。先ずこの小三本沢を渡るのも難儀です。河井継之助が通った天保の古道は、ここ数十年の水害などでとんだ難路に変わっています。
ここからはもと来た道を戻り、浅草岳登山口に戻ります。
浅草岳登山口では、山開きイベントで恒例の甘酒振舞いをしていました。シャトルバスの発着場にもなっています。
今年は只見名物・マトンケバブさんも出店してました。この写真はマトンケバブの社長さんと寝起きの2歳お嬢さんです。社長は美味しいマトンケバブは作るけど、お嬢さんの扱いはいまいちみたいですなぁー!
今日は爽やかいい天気で素晴らしいトレッキングが出来ました。長谷部さん名ガイドありがとうございました。ここでお別れして八十里越ゲートへ向かいます。
さて、肝心の八十里越です。
左は5号橋梁P2です。完成すれば80mになるのですが、もう70mほど出来ています。
右は1号橋梁の上から大谷川上流方向を見たところです。大谷川から40mはある高さです。
私は市民ガイドでそれなりに面白ガイドをしますが、八十里越工事については国交省長岡国道事務所の方が専門的な解説をして下さいます。今日は張り切って説明していただけました。
ここから新潟側ゲートを出れば今回のツアーも終わりに近づきます。
お客様にもたっぷり楽しんでいただけたようですし、私も楽しくガイドさせていただきました。今年の八十里越体感バスもいいスタートが切れました。
6月23日
2018年最初の八十里越体感バスです。
只見町宿泊便で「あふれる自然、ブナ林と八十里越古道トレッキング」コースです。
何時もの日帰り便とは逆周りで、252線経由で魚沼市、只見町、八十里越と行きます。
只見に入るとすぐに田子倉ダムで昼食です。ダムからの眺めが雄大です。
ブナセンターの見学です。
ユネスコのエコパークに指定された、只見町の自然に寄り添った人々の暮らしをわかりやすく展示してあります。只見町の唯一の宝物である自然を大切にしている気持ちが伝わってきます。
癒しの森トレッキングです。美しいブナの2次林です。歩きやすく明日の古道トレッキングの身体慣らしにもなります。
この森のシンボルツリーだった「国界の大ブナ」が倒れて数年経ちます。私が最初にここに来た時は堂々とした姿で立っていました。古木が倒れて森にギャップが出来て日が差すようになって、新しい命が育ちます。それも自然の遷移の営みです。
朽ちたブナにマスタケが生えています。(下 左右)ギンリョウソウがたくさん見つかります。(左上)オオミズアオがいました。(右上)
お泊まりは只見町たまたま今回は「しただ郷自然くらぶ」のメンバーズもお客さんで乗り合わせてくれました。また、叶津番所のKさんも訪ねて来てくださり皆んなで楽しい晩を過ごせました。
6月24日
八十里越古道トレッキングです。只見町の「八十里越え古道研究家」の長谷部さんにガイドをお願いしています。
木陰ではサンカヨウがまだ咲いていました。
古道は山神杉までは浅草岳登山道とほぼダブっています。(上)今日は浅草岳山開きの日でもあります。上から浅草岳を上った人たちがたくさん降りてきます。
ここからブナ次郎(下)まで行きます。山神杉から先は只見町のガイド同行でしか立ち入ることのできるエリアです。
山神杉を下るとブナ平と言われるブナの巨木が林立する美しい原生林です。
ブナはいろんな命を育みます。
足元にもシダなど各種!
ブナ太郎は大きな枝が折れて以来、命が尽きかけています。巨木が倒れるとそこに陽の当たる大きな空間が出来上がり、いくつもの新たな命が芽をふきます。
この古木を見てたら、上野の西洋美術館にあるロダンの地獄門を思い出しました。
ブナはなかなかクリエイティブです。
ブナ次郎に着きました。
ブナ太郎の命が尽きようという今跡目を継ぐ候補がブナ次郎です。ブナ次郎は愛を育んでもくれるかな?
私たちはここで一休みして、更に少し先の小三本沢の縁まで行ってみます。八十里越え古道はこの沢を越えて沼の平へと続いているのですが、この先はかなりの危険地帯です。先ずこの小三本沢を渡るのも難儀です。河井継之助が通った天保の古道は、ここ数十年の水害などでとんだ難路に変わっています。
ここからはもと来た道を戻り、浅草岳登山口に戻ります。
浅草岳登山口では、山開きイベントで恒例の甘酒振舞いをしていました。シャトルバスの発着場にもなっています。
今年は只見名物・マトンケバブさんも出店してました。この写真はマトンケバブの社長さんと寝起きの2歳お嬢さんです。社長は美味しいマトンケバブは作るけど、お嬢さんの扱いはいまいちみたいですなぁー!
今日は爽やかいい天気で素晴らしいトレッキングが出来ました。長谷部さん名ガイドありがとうございました。ここでお別れして八十里越ゲートへ向かいます。
さて、肝心の八十里越です。
左は5号橋梁P2です。完成すれば80mになるのですが、もう70mほど出来ています。
右は1号橋梁の上から大谷川上流方向を見たところです。大谷川から40mはある高さです。
私は市民ガイドでそれなりに面白ガイドをしますが、八十里越工事については国交省長岡国道事務所の方が専門的な解説をして下さいます。今日は張り切って説明していただけました。
ここから新潟側ゲートを出れば今回のツアーも終わりに近づきます。
お客様にもたっぷり楽しんでいただけたようですし、私も楽しくガイドさせていただきました。今年の八十里越体感バスもいいスタートが切れました。
2018-06-26 08:10
nice!(40)
コメント(4)
こんにちは、皆さん楽しそうでしたね!
来年は私もご一緒させてください!
by 金田千鶴子 (2018-06-27 09:32)
只見町の森を歩いたら、金田さん大喜びだろうなって皆んなで噂してました。
by モリガメ (2018-06-27 11:11)
八十里越えのブナの森は素晴らしい。緑がさわやかですね。
歩いてみたいです。コースはきついところもあるんでしょうね~。
by F,sachiko (2018-06-27 17:13)
素晴らしい箇所と崩れて大変なことになっている箇所がありますよ。
by モリガメ (2018-06-29 14:35)