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ガラガラガラ "Gara Gara Gara", sound of rattle [旅]

11月27日

私たち全員、「しただ郷自然くらぶ」メンバーです。先ずはこの地でガイド研修の自主トレをいたします。カンガーラの谷ガイドツアー参加をいたします。

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チェックイン後、そのままタクシーでガンガーラの谷ツアーに向かいます。運転手さんは沖縄の歴史・自然などにお詳しくいろいろ楽しい話しを聞かせていただけました。有名な玉泉洞鍾乳洞の側です。

この谷は鍾乳洞の天井部分が落下して出来た地形です。洞窟も残っています。ツアーはケイブカフェとして使われている大きな洞窟からスタートします。(上)
ここでも多くの人類遺跡が発見されていますが、このツアー最後の洞窟では2,500年ほど前の石棺や人骨も発掘されています。(下)
中のカットはまだ生まれて60〜70年の比較的新しい人類です。
ガンガーラの谷では多くの貴重な人類遺跡が発見がされています。すぐ近くの港川フィッシャー遺跡で出た2万年前の港川人とのつながりも解明される日も近いでしょう!

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谷は鬱蒼とした亜熱帯のジャングルにおおわれています。オオタニワタリ(左上).ガジュマル(右上)と他にもヤシ、シダ、クワズイモ・・・・・と多様な植物に目移りします。

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中でも大主(ウフシュ)ガジュマルと名付けられた大木のスケールに圧倒されます。気根もすごいよねぇー!この気根でユックリですがこの木は移動しているんですよ。これでも樹齢150年ほどと言いますから亜熱帯植物の旺盛な生命力を感じます。

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いろいろ虫たちにも会えました。
上は集団で成虫越冬するナナホシキンカメムシです。美しいカメムシです。奄美〜沖縄に分布しています。
中はアオミオカタニシです。石灰岩地帯にいるきれいなヤマタニシ科の陸生貝です。
左下はシンジュサンの幼虫です。ヤママユガ科の大きくてきれいなガになります。沖縄から北海道にまで分布しています。
右下は木の枝に擬態していたナナフシの仲間です。

昔この谷に深い穴があって、悪戯に小石を投げ込むと中からガンガンガラガラガラ・・・ガンガーラと音が聞こえ来たためにガンガーラの谷といわれるようになったそうです。

那覇なんて人口多いし大都会です。本島南部は畑もあるけど案外町です。そんな中でこのガンガーラの谷はこの辺りの昔の自然がよく残されていて亜熱帯の自然がよく管理されています。1.5時間のガイドツアーで気軽に見れていいです。

「ガイドさん上手だったねぇー。」「美人だったね。」とか。「そうだけど、去年の子の方がオレ好みー。」(去年も来ている私の見解)とか。ガイド研修の総括です。


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