2020年八十里越体感バスツアー始まる 2020 Hatinurigoe Bus Tour begins [八十里越え]
9月5日
コロナ禍で2020年八十里越体感バスツアー開始が遅れていましたが、マスク、消毒、定員を減らすなど対策して今日から開始です。9月5、6日の1泊ツアーで、星空観察とブナ林ガイドツアーの会津の自然体感の旅です。
出発地の「道の駅 漢学の里しただ」は晴天ですが、午後の南会津町ほ雷雨の予報でした。
国道252号周りです。
只見町は田子倉湖側から入ります。田子倉ダムサイトのレストランでランチです。ここは只見町の米焼酎・「ねっか」のメーカーが営業しています。「ねっか」で66%アルコールをコロナ消毒用に醸造しました。「米焼酎の豊潤な香りがする」とのことですが、あくまでも消毒用のアルコールとして作られたものです。
田子倉湖に来る度に気にして見ているのが湖面の若宮神社の階段です。若宮神社は湖底に沈んだ田子倉集落の神社ですが、ダム完成に伴い高いところに移築されています。神社に至る階段部分はこのように湖底に残さました。湖水の増減で水面下に沈んだり、
空中に現れたり、謎の”怪談“階段なんです。
これは2018年9月の写真です。始めこの状態で見たら広い湖面にポッつりある階段が不思議でなりませんでした。この階段で誰か処刑されたのか?なんて思い白い階段が不気味でした。ガイドで何度もここに来る度に気になって見るのですが何時も湖水に沈んでいて見ることが出来ません。ただ水面が広がってだけでした。
水面下ですが、今日久しぶりにその姿を確認出来ました。水に没しても本来達するべき若宮神社を求めて浮かび上がる階段の執念もしくは湖底の田子倉集落の怨念みたいなのを感じます。「”怪談”階段」です。
只見町は先ず河井継之助記念館の見学をしました。コロナ禍で来館者も減り、私たちみたいにまとまった団体にガイドするのは今年初めてだそうでした。顔馴染みの名ガイドにお目にかかれたのも嬉しかったです。
その後、今日の宿泊地南会津町の高杖高原に行きました。あんなに晴れていた空ですが、だいぶ雲が出てきました。
これは我々の泊まる会津高原アストリアホテルから見た隣の会津高原ホテルです。
少し雨も降ったり心配されましたが、食後暗くなり晴れ間が出だします。星空観察会を主催する地元天文グループ・Hoshinajoの人たちも迷いつつ開催することにしてくれました。ホテル裏のたかつえスキー場ゲレンデに出かけます。(右上)
でも、夜がふけるにつれ星が出て天の川など星々を見ることが出来ました。左上のカットの真ん中左のやや明るい星が土星、右の明るいのが木星です。天体望遠鏡で土星の輪や木星の衛星も見せてもらえました。
下の写真はHoshinajoさんがインスタにあげてくれた私たちと星空の写真です。Hoshinajo さんたちもコロナ禍と悪天候続きで今年初の観察会イベントだったそうでした。いろんな楽しい天体話をありがとうございました。皆さん大喜びでした。
「なじょ」と言うのは会津弁で「どうですか?」と言う言葉です。「ほしなじょ?」と言うのは「星どうですか?」と言うことです。会津アストリアホテルhttp://www.aizu-kougen.jp/enjoy-hoshinajoで、詳細は分かりますよ。
9月6日
たかつえスキー場の朝です。
そう言えばバブル期に会社の仲間と東京から栃木の友だちとこの辺り一帯のスキー場にしょっちゅう来ました。高杖、高畑、だいくら、南郷と多くのスキー場を制覇してましたね。空いていて雪もよく楽しかった思い出です。バブルとも思わずに遊びまわっていましたが、今から思うとあの頃が私のささやかなバブルだったんですね。
昨日の星空観察会をした場所です。標高1,000mほどでシラカバも生え(左上)爽やかな朝です。星もよく見れるわけです。右上はアストリアホテルです。バブル期随分流行っていました。私たちは栃木の矢板もしくは東京からの日帰りで泊まったことはなかったです。
メグスリノキの大木です。
珪化木です。
今日の午前中の目玉は只見町の癒しの森ガイドツアーで、ガイドさんとの待ち合わせ場所の「森の分校ふざわ」の前にありました。ここで2人のガイドさんと会いました。お一人は何時もお世話になっている山が大好きな女性ガイドさんです。只見町にはたくさんのガイドさんがいてツアーで来る度に知り合いガイドさんにお目にかかるのも楽しみです。
癒しの森ガイドツアーです。金山町との境の森でブナの美しさに癒される歩きやすいコースです。「国界の大ブナ」と呼ばれたマザーツリーが2013年春に倒れました。光が差し込みその周りからまた新しい命が育ってきています。そんなお話をガイドさんから聞きながら歩くツアーです。私は「国界の大ブナ」が倒れる前からここに来てるので只見歴も長くなったものです。これも八十里越えの縁です。人と人を繋ぐ道ですね。
午後から八十里越体感バスコースの見学です。本来このバスツアーの目的であるコースですが最後になります。ま!いっかぁー。
県境トンネル只見町側(左上)、8号トンネル前広場(右上)、5号橋梁現場(下)と見どころを回ります。昼食後ながら皆さん眠気も催さず見学いただいています。ガイドがいいからと言うよりコースがいいのであります。
眼下を流れる大谷川です。ボタ橋の上からの眺めです。
大谷川からそれて馬追沢側の一帯です。今年盛んに工事をしているのがこの谷です。
4号盛り土です。
今年架った3号橋梁の先に4号トンネル掘削現場が見れるところです。
大谷川方向を見下ろすと2号橋梁が見えます。その先には笠堀ダムサイトから砥石沢へと繋がる尾根道がある山々があります。重い砥石を担いで運び出す人の転落事故を防ぐために道はホウキできれいに履き清められていたそうです。
そこを下り2号橋梁です。
橋桁から両側へバランスをとりながら橋を伸ばして作る「ヤジロベエ工法」で架けられた橋です。(上)
今年から2号橋梁上に行けるようになりました。(下)下から2号トンネル、3号トンネル、4号盛り土、4号橋梁と工事現場のオンパレードが見渡せる場所です。
タップ八十里越現場を見てしただの道の駅に帰り着きます。長いようで短かった1泊2日は盛り沢山トリップでした。
畑に行って今日の野菜を採って、お終い!お疲れ様ー。
生配信130回おめでとうございます。
浴衣パーリー!素晴らしい。皆さん素敵な浴衣だけどー、なつきーのはシックでいいねー!
コロナ禍で2020年八十里越体感バスツアー開始が遅れていましたが、マスク、消毒、定員を減らすなど対策して今日から開始です。9月5、6日の1泊ツアーで、星空観察とブナ林ガイドツアーの会津の自然体感の旅です。
出発地の「道の駅 漢学の里しただ」は晴天ですが、午後の南会津町ほ雷雨の予報でした。
国道252号周りです。
只見町は田子倉湖側から入ります。田子倉ダムサイトのレストランでランチです。ここは只見町の米焼酎・「ねっか」のメーカーが営業しています。「ねっか」で66%アルコールをコロナ消毒用に醸造しました。「米焼酎の豊潤な香りがする」とのことですが、あくまでも消毒用のアルコールとして作られたものです。
田子倉湖に来る度に気にして見ているのが湖面の若宮神社の階段です。若宮神社は湖底に沈んだ田子倉集落の神社ですが、ダム完成に伴い高いところに移築されています。神社に至る階段部分はこのように湖底に残さました。湖水の増減で水面下に沈んだり、
空中に現れたり、謎の”怪談“階段なんです。
これは2018年9月の写真です。始めこの状態で見たら広い湖面にポッつりある階段が不思議でなりませんでした。この階段で誰か処刑されたのか?なんて思い白い階段が不気味でした。ガイドで何度もここに来る度に気になって見るのですが何時も湖水に沈んでいて見ることが出来ません。ただ水面が広がってだけでした。
水面下ですが、今日久しぶりにその姿を確認出来ました。水に没しても本来達するべき若宮神社を求めて浮かび上がる階段の執念もしくは湖底の田子倉集落の怨念みたいなのを感じます。「”怪談”階段」です。
只見町は先ず河井継之助記念館の見学をしました。コロナ禍で来館者も減り、私たちみたいにまとまった団体にガイドするのは今年初めてだそうでした。顔馴染みの名ガイドにお目にかかれたのも嬉しかったです。
その後、今日の宿泊地南会津町の高杖高原に行きました。あんなに晴れていた空ですが、だいぶ雲が出てきました。
これは我々の泊まる会津高原アストリアホテルから見た隣の会津高原ホテルです。
少し雨も降ったり心配されましたが、食後暗くなり晴れ間が出だします。星空観察会を主催する地元天文グループ・Hoshinajoの人たちも迷いつつ開催することにしてくれました。ホテル裏のたかつえスキー場ゲレンデに出かけます。(右上)
でも、夜がふけるにつれ星が出て天の川など星々を見ることが出来ました。左上のカットの真ん中左のやや明るい星が土星、右の明るいのが木星です。天体望遠鏡で土星の輪や木星の衛星も見せてもらえました。
下の写真はHoshinajoさんがインスタにあげてくれた私たちと星空の写真です。Hoshinajo さんたちもコロナ禍と悪天候続きで今年初の観察会イベントだったそうでした。いろんな楽しい天体話をありがとうございました。皆さん大喜びでした。
「なじょ」と言うのは会津弁で「どうですか?」と言う言葉です。「ほしなじょ?」と言うのは「星どうですか?」と言うことです。会津アストリアホテルhttp://www.aizu-kougen.jp/enjoy-hoshinajoで、詳細は分かりますよ。
9月6日
たかつえスキー場の朝です。
そう言えばバブル期に会社の仲間と東京から栃木の友だちとこの辺り一帯のスキー場にしょっちゅう来ました。高杖、高畑、だいくら、南郷と多くのスキー場を制覇してましたね。空いていて雪もよく楽しかった思い出です。バブルとも思わずに遊びまわっていましたが、今から思うとあの頃が私のささやかなバブルだったんですね。
昨日の星空観察会をした場所です。標高1,000mほどでシラカバも生え(左上)爽やかな朝です。星もよく見れるわけです。右上はアストリアホテルです。バブル期随分流行っていました。私たちは栃木の矢板もしくは東京からの日帰りで泊まったことはなかったです。
メグスリノキの大木です。
珪化木です。
今日の午前中の目玉は只見町の癒しの森ガイドツアーで、ガイドさんとの待ち合わせ場所の「森の分校ふざわ」の前にありました。ここで2人のガイドさんと会いました。お一人は何時もお世話になっている山が大好きな女性ガイドさんです。只見町にはたくさんのガイドさんがいてツアーで来る度に知り合いガイドさんにお目にかかるのも楽しみです。
癒しの森ガイドツアーです。金山町との境の森でブナの美しさに癒される歩きやすいコースです。「国界の大ブナ」と呼ばれたマザーツリーが2013年春に倒れました。光が差し込みその周りからまた新しい命が育ってきています。そんなお話をガイドさんから聞きながら歩くツアーです。私は「国界の大ブナ」が倒れる前からここに来てるので只見歴も長くなったものです。これも八十里越えの縁です。人と人を繋ぐ道ですね。
午後から八十里越体感バスコースの見学です。本来このバスツアーの目的であるコースですが最後になります。ま!いっかぁー。
県境トンネル只見町側(左上)、8号トンネル前広場(右上)、5号橋梁現場(下)と見どころを回ります。昼食後ながら皆さん眠気も催さず見学いただいています。ガイドがいいからと言うよりコースがいいのであります。
眼下を流れる大谷川です。ボタ橋の上からの眺めです。
大谷川からそれて馬追沢側の一帯です。今年盛んに工事をしているのがこの谷です。
4号盛り土です。
今年架った3号橋梁の先に4号トンネル掘削現場が見れるところです。
大谷川方向を見下ろすと2号橋梁が見えます。その先には笠堀ダムサイトから砥石沢へと繋がる尾根道がある山々があります。重い砥石を担いで運び出す人の転落事故を防ぐために道はホウキできれいに履き清められていたそうです。
そこを下り2号橋梁です。
橋桁から両側へバランスをとりながら橋を伸ばして作る「ヤジロベエ工法」で架けられた橋です。(上)
今年から2号橋梁上に行けるようになりました。(下)下から2号トンネル、3号トンネル、4号盛り土、4号橋梁と工事現場のオンパレードが見渡せる場所です。
タップ八十里越現場を見てしただの道の駅に帰り着きます。長いようで短かった1泊2日は盛り沢山トリップでした。
畑に行って今日の野菜を採って、お終い!お疲れ様ー。
生配信130回おめでとうございます。
浴衣パーリー!素晴らしい。皆さん素敵な浴衣だけどー、なつきーのはシックでいいねー!
2020-09-13 22:55
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コメント(9)
八十里越えバスツアーに2018年9月に参加し大工事の現場を見てきました。5号橋梁や8号トンネルなど工事の進み具合を見るのは楽しみです。また写真を見せてください。
by sachi (2020-09-15 17:42)
ありがとうございます。年々様子が変わります。今年は馬追沢中心の工事で、来年からは5号橋梁の橋架けと見どころが変わってゆきます。その様子を見にまたバスツアーにもご参加ください。
by モリガメ (2020-09-15 18:34)
当方、黒糖です。
階段。珍百景。
by 夏炉冬扇 (2020-09-15 21:32)
湖面に何年かに一度現れる不思議な階段は怪談?
by モリガメ (2020-09-16 14:17)
黒糖焼酎?
by モリガメ (2020-09-16 14:17)
米焼酎の香りを楽しめる消毒液、これ、いいですね^^。
by Inatimy (2020-09-18 22:29)
昔は守門岳東側を越えたのでしょうか、八十里越のコース、気になります。
by yokomi (2020-09-19 07:44)
飲みたくなりますねぇー!
by モリガメ (2020-09-19 14:21)
そうです。すっかり路が痛んでいて難路です。バスツアーにご参加ください。
by モリガメ (2020-09-19 14:23)