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2つ首のカタクリ 2 necked Katakuri (Dogtooth violet) [自然]

4月8日

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裏山で薪の玉切りをしていたら、北五百川棚田の佐野さんから電話をいただきました。
珍しいカタクリを見つけたとお知らせいただいたんです。(下)午後から伺い見せていただきました。1株のカタクリの首から上が分かれて2つの花が付いているんです。茎が2股に分かれています。県立植物園での見解では、帯化もしくは石化とか言われる現象の一つのようです。これは私が錦糸南天の取材で知った現象で、南天では筏南天なんかに顕著です。いずれにしてもカタクリなどでは珍しいことです。
人気の棚田のカタクリ群落は日向では満開ですが、日陰側はまだです。日陰に咲くとうまくカタクリの背景に残雪の粟ヶ岳が入れて撮れるんです。
北五百川の佐野さんの棚田のカタクリ群落は人気スポットで多くの人が訪れます。その中には植わっているカタクリを踏んずけて撮りたい株に近づくひとがいます。カメラを持った人にはそういう自己中な方がままいます。とても恥ずかしい行為なので謹んでほしいものです。

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近くの林の中にはユキワリソウも咲いています。こちらも別に柵があるわけでもないので踏んだりしないように気を付けてほしいものです。

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帰り道の院内の桜並木も咲いています。私はここの咲き具合を北五百川のカタクリの咲き方の目安にしています。
傍の五十嵐川沿いには静修義塾跡という遺跡があります。(下)ここに旧村松藩士族の奥畑義平が明治27年にひらいた塾がありました。奥平義平の父・伝兵衛は戊辰戦争赤坂峠の激戦で死んだ豪傑です。漢字博士の諸橋徹次も入門し師範代までしたこともあったそうです。五十嵐川を見下ろす岩の上に建っていました。
サクラ並木の下にある畑でキジを見かけました。(上)

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棚田から帰り、急いで白根プールに行きました。朝のチェーンソー仕事で疲れたので身体を解したくて忙しいけど行きました。
プール裏のメタセコイア並木もやっと芽吹き始めました。

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プール帰りに気づいたのですが、「しろね大凧と歴史の館」にある大凧の絵柄が替わっていました。
4月7日の写真を比べたらわかります。絵柄から中蝶組の大凧のようです。












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夏炉冬扇

きれいなキジですね。
野仏様、南無阿弥陀仏
by 夏炉冬扇 (2021-04-18 19:05) 

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