SSブログ

ヒメサユリ開花情報 2021.05.28 flowering information of Himesayuri [サユリスト レポート]

5月28日

1314571D-C243-499F-9770-237682470451.jpeg


忙しくなかなか「ヒメサユリの小径」に行けませんでした。5月21日の雨の日以来です。
下の林道にある村松藩士・野口源右衛門の墓に覆いかぶさるように咲くエゴノキです。今年は咲き年でたくさんの花を付けています。道に宇宙の星のように白く散らばっています。毎年見ていると気づくのですがエゴノキはたくさん花を付ける年と付けない年がはっきりしています。このエゴノキが咲き年の時は、他のエゴノキを見てもやはり同様に多く花を付けます。野生の木には花付きの波があるようです。ここ「ヒメサユリの小径」の木では、アオハダも花付きの波があります。ブナの花付きなんかはそれが極端なほどですよね。

FBEB6A1C-C858-4408-B526-B083BD52F8D9.jpeg


ヒメサユリの開花状態ですが、5月20日よりやや少ないです。ツボミは残っていなく、花が終わり枯れた花殻も見かけられます。もう花のピークは過ぎたようです。私が見た限りでは、雨のせいもあり5月21日は20日より少なく、今日はさらに減っています。結局、5月20日辺りが開花のピークだったようです。だとすると5月20日以降さらに花を付けるかと思われたのですが、花数は増えずにピーク時にも例年の2割弱の花数に終わったようです。降りてくる人にも感想を聞いて見たのですが、今日の花は例年の数%とか、7〜8%とか言う人が多かったです。「たら沢のへつり」まで行きましたが私も同様な観察です。

F41CCA32-81C6-48AA-A5D1-B23834D96989.jpeg


花数は少ないですが幸い低温なので花のもちはいいようです。鉄塔下の6輪咲きの隣あった2株も健在です。大きな株は鉄塔下、長山下部辺りにしか見られません。その上は花数も減り小さい株ばかりです。「はじめの眺め」まではパラパラ小さい株もありました。八木ヶ鼻から逆周りで来た人は「はじめの眺め」の下で始めてヒメサユリを見かけたと喜んでおられました。その上は50mおきに1株あるかどうかって感じです。八木ヶ鼻周りの人が気付かなかったのも無理ありません。

今年のヒメサユリ被害は特にひどく惨憺たる状態でした。幸か不幸か今年もコロナ禍でヒメサユリ祭りは中止になりました。虫食いによるものとすればこの間に何らかの対策が必要かとか思われます。

A6B7EE51-800F-4666-894A-36200810D628.jpeg


「たら沢のへつり」まで行きヒメシャガの花が残っているのを確認出来ました。5月20日よりは少ないです。(上)
下は「一の坂」辺りで見たギンリョウソウです。側にこれより小ぶりなギンリョウソウが20本ほどありました。

6A3ABCD1-A1D8-4F6C-96A9-9B6B0FF8F744.jpeg


その近くのアカマツの木にシマヘビが休んでいました。目が赤く邪悪っぽく見えたんで、これがリンゴの木だったら、エデンの園でイブをそそのかした蛇だなぁなんて思ったりして!

花数は減りますが、寒い日が続くので後5日ほどはヒメサユリが見れると思いますよ。













nice!(27)  コメント(2) 

nice! 27

コメント 2

夏炉冬扇

シマヘビにょろりですね。
by 夏炉冬扇 (2021-05-31 06:23) 

yokomi

蛇がこんな形で幹に居るとは初めて見ました(>_<) 幹に巻き付いて上り下りするのかな....とばかり。蛇足でも有るのでしょうか(^_^;)
by yokomi (2021-06-02 08:56) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。