麒麟山ハイキングと阿賀町巡り Kirinzan Hiking and Aga Town Tour [旅]
9月14日
昨日急に電話で誘われて麒麟山ハイキングに来ることになりました。やることも無かったわけでもないけど、友だち優先ですから。そして楽しいのです。
山城巡りで高城城址保存会のツアーで来て以来の2度目の麒麟山です。
常浪川沿いに杉林を行き、稜線を目指して急登します。
少し頑張ってすぐに稜線の金上稲荷神社に着きます。右の頂上を目指します。左は津川城になります。
麒麟山には狐火や白狐伝説があり、今の津川の狐の嫁入りイベントの元ネタです。
稜線に出ると季節のハギ(左上)、甘酸っぱいナツハゼ(右上)、ホツツジ(下)など見かけます。これらはわかるのですが、しただと違う植物も多く麒麟山植物群落として県天然記念物に指定されています。
第三紀津川層に斜長流紋岩(右上)が貫入し屏風状の山容を作っています。下から見る麒麟の様な形からその名が由来し津川を代表的な眺めです。
左上は、津川漕艇場からの麒麟山の眺めです。「アンチエイジング」クルーと2017年11月のロングレースの時のものです。コロナ禍で「アンチエイジング」としてのトレーニングも出来てないのは寂しいです。
下のカットが頂上からの阿賀野川の眺めで、津川の街の中心部で川港跡が左岸にあります。赤い麒麟橋のすぐ下が津川漕艇場です。
191mの山頂からの眺めです。麒麟山最高峰は更に先の194m地点ですが、縦走禁止のためこの地点が頂上とされています。40分弱で上れました。
左上は上川、御神楽岳の南方向です。常浪川の上流です。
右上は真下の常浪川の澄んだ流れです。麒麟山の下で阿賀野川に合流します。
下は阿賀野川上流の東方向です。「絵かきの宿」とか「雪椿の宿」とかのある麒麟山温泉が直下に見えます。
先程の金上稲荷神社に戻って稜線を直進すると津川城址です。急峻な麒麟山に鎌倉時代に作られた山城です。会津の城で津川自体江戸時代まで会津領でした。山の急さから狐戻城の別名もあります。
下は草で覆われてわかりにくいですが本丸下の急な石垣です。新潟県に多くの山城がありますが、これほどの石垣は珍しいです。
津川の街の中心部です。(左上)
糀屋さんでニシンの糀漬けを買います。(右中、右下)北前船で運ばれて来たニシンなどの海産物は津川の川港で下され、陸路会津に運ばれました。糀屋さんの側には会津の馬刺しを置いている肉屋さんもあります。津川は今でも会津の面影があります。津川は会津藩にとって重要な海に開いた重要な街でした。
左下の桃園楼の餃子は美味しかったです。かつて新潟市にあった東華楼という中華屋さんで働いていた人が始めた店だそうです。西堀の叔母の家の側にあった東華楼のラーメンが大好きでした。
その裏には狐の嫁入り屋敷なんてのもあります。(右上)
その後、あちこち行ったり電話したりしましたが火曜日は休みが多く、結局阿賀野川を遡って角神不動滝というところに行きました。上の2の滝は23mありなかなかいい滝です。こんな奥で平日でも人はよく来ています。桃園楼にいた人にも会いました。皆んなネットで調べて来ているそうです。今時ネットは偉大です。
角神といえば子供の小さい時角神スキー場で遊んだことがあります。景色もよく小さい子にはちょうどいい具合な小さいスキー場でしたが、もう閉鎖されてだいぶ経つようです。ホテル角神のプライベートスキー場みたいな感じでした。本体のホテルもあまり人気は無かったです。
温泉も火曜日休みみたいなとこも多かったですが、かのせ温泉赤湯というところに行きました。鉄を含んだ源泉掛け流しで熱々のいい湯でした。
鹿瀬といえば昭和電工の第二水俣病です。小学校の時社会科見学で(第二水俣病事件前)で来て、工場の人にバケツに入れた液体空気を見せてもらったことが印象的でした。それと工場に行く途中に渡った川で子供たちが箱メガネでカジカを突いていたのが羨ましかったです。ずーっと下流の松浜では箱メガネで見て突けるほどきれいな水じゃないんです。そのきれいな水に有機水銀を垂れ流していたのがあの工場だとは!
帰り五泉の吉清水に寄って美味しい水を汲みました。
五泉は5泉をいうくらい「かんくの水」でも有名で美味しい湧水の土地です。
その五泉の友だちの友だちの家に戻り、解散です。
今日も一日目一杯遊ばせてもらいました。
皆んなでいっぱい笑って楽しかったよー!
昨日急に電話で誘われて麒麟山ハイキングに来ることになりました。やることも無かったわけでもないけど、友だち優先ですから。そして楽しいのです。
山城巡りで高城城址保存会のツアーで来て以来の2度目の麒麟山です。
常浪川沿いに杉林を行き、稜線を目指して急登します。
少し頑張ってすぐに稜線の金上稲荷神社に着きます。右の頂上を目指します。左は津川城になります。
麒麟山には狐火や白狐伝説があり、今の津川の狐の嫁入りイベントの元ネタです。
稜線に出ると季節のハギ(左上)、甘酸っぱいナツハゼ(右上)、ホツツジ(下)など見かけます。これらはわかるのですが、しただと違う植物も多く麒麟山植物群落として県天然記念物に指定されています。
第三紀津川層に斜長流紋岩(右上)が貫入し屏風状の山容を作っています。下から見る麒麟の様な形からその名が由来し津川を代表的な眺めです。
左上は、津川漕艇場からの麒麟山の眺めです。「アンチエイジング」クルーと2017年11月のロングレースの時のものです。コロナ禍で「アンチエイジング」としてのトレーニングも出来てないのは寂しいです。
下のカットが頂上からの阿賀野川の眺めで、津川の街の中心部で川港跡が左岸にあります。赤い麒麟橋のすぐ下が津川漕艇場です。
191mの山頂からの眺めです。麒麟山最高峰は更に先の194m地点ですが、縦走禁止のためこの地点が頂上とされています。40分弱で上れました。
左上は上川、御神楽岳の南方向です。常浪川の上流です。
右上は真下の常浪川の澄んだ流れです。麒麟山の下で阿賀野川に合流します。
下は阿賀野川上流の東方向です。「絵かきの宿」とか「雪椿の宿」とかのある麒麟山温泉が直下に見えます。
先程の金上稲荷神社に戻って稜線を直進すると津川城址です。急峻な麒麟山に鎌倉時代に作られた山城です。会津の城で津川自体江戸時代まで会津領でした。山の急さから狐戻城の別名もあります。
下は草で覆われてわかりにくいですが本丸下の急な石垣です。新潟県に多くの山城がありますが、これほどの石垣は珍しいです。
津川の街の中心部です。(左上)
糀屋さんでニシンの糀漬けを買います。(右中、右下)北前船で運ばれて来たニシンなどの海産物は津川の川港で下され、陸路会津に運ばれました。糀屋さんの側には会津の馬刺しを置いている肉屋さんもあります。津川は今でも会津の面影があります。津川は会津藩にとって重要な海に開いた重要な街でした。
左下の桃園楼の餃子は美味しかったです。かつて新潟市にあった東華楼という中華屋さんで働いていた人が始めた店だそうです。西堀の叔母の家の側にあった東華楼のラーメンが大好きでした。
その裏には狐の嫁入り屋敷なんてのもあります。(右上)
その後、あちこち行ったり電話したりしましたが火曜日は休みが多く、結局阿賀野川を遡って角神不動滝というところに行きました。上の2の滝は23mありなかなかいい滝です。こんな奥で平日でも人はよく来ています。桃園楼にいた人にも会いました。皆んなネットで調べて来ているそうです。今時ネットは偉大です。
角神といえば子供の小さい時角神スキー場で遊んだことがあります。景色もよく小さい子にはちょうどいい具合な小さいスキー場でしたが、もう閉鎖されてだいぶ経つようです。ホテル角神のプライベートスキー場みたいな感じでした。本体のホテルもあまり人気は無かったです。
温泉も火曜日休みみたいなとこも多かったですが、かのせ温泉赤湯というところに行きました。鉄を含んだ源泉掛け流しで熱々のいい湯でした。
鹿瀬といえば昭和電工の第二水俣病です。小学校の時社会科見学で(第二水俣病事件前)で来て、工場の人にバケツに入れた液体空気を見せてもらったことが印象的でした。それと工場に行く途中に渡った川で子供たちが箱メガネでカジカを突いていたのが羨ましかったです。ずーっと下流の松浜では箱メガネで見て突けるほどきれいな水じゃないんです。そのきれいな水に有機水銀を垂れ流していたのがあの工場だとは!
帰り五泉の吉清水に寄って美味しい水を汲みました。
五泉は5泉をいうくらい「かんくの水」でも有名で美味しい湧水の土地です。
その五泉の友だちの友だちの家に戻り、解散です。
今日も一日目一杯遊ばせてもらいました。
皆んなでいっぱい笑って楽しかったよー!
2021-09-16 10:36
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コメント(7)
森はすっかり秋の準備ですね、これから紅葉を迎えて美しい花度が咲きだして森も春と秋だけが主張出来る時のようですね。
by kousaku (2021-09-16 13:19)
こちらは紅葉の次は雪です。
by モリガメ (2021-09-16 13:47)
阿賀町に行って来られたのですね?
実は、私の故郷です!^^
麒麟山は、小学校の遠足以来登っていないので
懐かしく拝見しました。
高校の頃はもっと活気があった町も
年々過疎化が進み、65歳以上の高齢者は県内トップで、
帰省する度、寂れて行く町をとても複雑な想いで見ています。
ニシンの麴漬け、時々買って帰ります。
私は 山崎麹屋さんですけれど^^
by 東雲 (2021-09-16 14:33)
お狐さんの祠、石に願主と寄進とあって、下に名前が彫ってありますね。
いつ頃のことか気になります。
by 夏炉冬扇 (2021-09-16 18:20)
次は山崎糀屋さんをトライしてみます。近所ですよね。今気づいたのですが、店の名は麹じゃ無くて糀ですね。慌てて調べたら麹は米、麦、豆など麹全般で、糀は米糀のみを指すようです。本文を訂正します。ありがとうございました。
そこですか。私は狐の前の麒麟山のワンカップが気になりました。
by モリガメ (2021-09-16 18:42)
私も間違えていましたね!
『山崎糀屋さん』でしたね?^^;
by 東雲 (2021-09-16 19:11)
コウジに2つの漢字が有るとは!うっかりでしたね。
by モリガメ (2021-09-16 22:07)