素敵な碁石の浜 < Our Journey North 1> a lovely beach of Goishi [旅]
10月11日
仲間と1泊2日で県北の村上から山形県の酒田市まで旅行しました。あちこちいっぱい見てネタが多過ぎで長くなるので、小分けしてアップします。
笹川流れ
ここは笹川流れの南のあたりで、弁天岩周辺の海です。笹川流れ一帯から粟島が間近に見られます。笹川流れとは厳密には、村上市の鳥越山から狐崎までの全長11キロメートルで、その間に無数の奇岩、絶壁、洞穴が連続する海岸を指すようです。
凪のてらす 仲
私たちはランチを勝木の北隣の碁石集落にある「凪のてらす 仲(なか)」という民家レストランに予約してあります。笹川流れからは北になるようですが、ずーっとこの辺の同様に美しい海岸線です。予約時間があるので、笹川流れ自体はあまり中途下車せずに、車の窓から眺めるだけでスルーしました。勝木から小さいトンネルを潜ったさきにある碁石の集落は海に面してこじんまりした静かなところです。海沿いの道はこの集落の先で行き止まりで、ちょいと隠れ家っぽい感じもある里なんです。「凪のてらす 仲」の駐車場から地図(左下)に従い家並みの間を抜けて行くのですが、細く暗い通り越しに見る明るい海とのコントラストがいいです。(右下)
店内からの日本海の眺めです。
「あれ?」と思われませんでした。そうです。実は1年前にもここにもおじゃましているんです。私たちすっかりここが気に入っちゃいまして。料理も、店の雰囲気も、眺めも!私たちがそんな具合なんで、実はこちらは全国的な人気レストランなんです。昨年来た時も県内はもとより、仙台、北海道からお客さんがみえていました。今日はお手伝いの方もいましたが、前回はご夫婦でやっておられるだけだったし、席数もそんな多くないし、料理にはすごく手間をかけて作っているしということで、このお店は完全予約制です。でなきゃこのクオリティは無理です。
ではランチいただきまーす!見ただけで手間かかってるのわかるかと思いますが、説明を聞いたらなおさらそれがわかります。魚介、野菜、山菜、塩、水・・・すべて食材は地元山北産にこだわています。(ここは村上市に合併した旧山北町です。)そして、店の雰囲気、ご夫婦の人柄、海の美しさそんなすべても美味しさに結びついているようなって感じーです。
食後テラスに出てみます。(上)気持ちイー!粟島も目の前です。テーブルに敷かれた碁石周辺マップです。(下)
テラスの下は海沿いの道で砂浜があり、すぐに波打ち際になってます。
ずーっと座って目の前の海を見ていたいです。とはいっても店に次の予約の客も来るし食後あまり長居も出来ません。
革工房 ABALLI
碁石集落散歩がてら、「凪のてらす 仲」にあった碁石周辺マップに載っていた革工房をさがしてみることにしました。それらしいところを回ってもなかなか見つからなかったんですが、とある民家の玄関先に小さな表札を発見しました。社長はおられなかったれど留守番の方がおられて見学出来ました。
その方に聞いた話と後でネットで検索したことによると、加トさんと言うニックネームで元はカメラマンで、自転車好きで、(なんか私に似てるな?)イタリアのフィレンツェで革工房(?)で学んで革職人になり、数々の皮革関係の賞をもらい、デパートやハンズに出店、商品を卸すAGALLIというブランドを立ち上げた人なんだそうです。ザーッと調べただけで多少の間違いがあったらごめんなさい。東京での工房を引きはらい、生まれ故郷の碁石に移転して現在に至るみたいな感じです。
全然革に関心も興味もなかった私ですが、ここのショールームやネットで見た作品(商品?)を見せてもらうと、すごくカッコいいなーって感じがしました。じゃあ買うかっていわれるとこの革製品に見合う生活ぶりをしてないので、買ってどうすんネンということになりそうです。欲しいけど自分がこんなのが似合うかっこいい奴にならんとなxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx!反省します。
でも、こんな気持ちよくなるもんが見れてよかったです。
そして反省しつつ ABALLI の目の前の浜にたたずむ私でした。
そして皆で碁石っぽい石がないかと浜辺をほっつき歩き、座り込んでくっちゃべったりしてました。海も空も青く浜はきれい風は優しく凪いで気持ちいい時間でした。
こんなモンも落ちていました。サザエの蓋ですねー!
そして少し上から見てみたいと車で海辺から少し離れて国道7号線を走ってみました。家はないけど一応この辺も碁石という地名のようです。
少し坂を上った辺りで、粟島を撮ってみました。
碁石集落の方を振り返ると、さらに奥には寝屋漁港の鉾立岩がそそり立ってるのが見えます。
今日泊まった勝木の「交流の宿八幡」という宿(なんか宗教がかった名前ですが、そうではなく廃校になった中学校を改装し、体験交流の宿泊施設にしたということらしいです。温泉付きです。)で、見つけた絵(オブジェ?)です。中学校だった時代の誰かの作品みたいな感じですが、この感じがかわいらしい碁石の海を連想させてくれてつい撮ってしまいました。
今日は碁石の「凪のてらす 仲」と「革工房 ABALLI」という2つの宝物を見つけることが出来てよかったです。また、違う季節に来たら他にも宝物を見つけられるかも知れない魅力的な場所です。
私たちの発見の旅はまだまだ続きます。
仲間と1泊2日で県北の村上から山形県の酒田市まで旅行しました。あちこちいっぱい見てネタが多過ぎで長くなるので、小分けしてアップします。
笹川流れ
ここは笹川流れの南のあたりで、弁天岩周辺の海です。笹川流れ一帯から粟島が間近に見られます。笹川流れとは厳密には、村上市の鳥越山から狐崎までの全長11キロメートルで、その間に無数の奇岩、絶壁、洞穴が連続する海岸を指すようです。
凪のてらす 仲
私たちはランチを勝木の北隣の碁石集落にある「凪のてらす 仲(なか)」という民家レストランに予約してあります。笹川流れからは北になるようですが、ずーっとこの辺の同様に美しい海岸線です。予約時間があるので、笹川流れ自体はあまり中途下車せずに、車の窓から眺めるだけでスルーしました。勝木から小さいトンネルを潜ったさきにある碁石の集落は海に面してこじんまりした静かなところです。海沿いの道はこの集落の先で行き止まりで、ちょいと隠れ家っぽい感じもある里なんです。「凪のてらす 仲」の駐車場から地図(左下)に従い家並みの間を抜けて行くのですが、細く暗い通り越しに見る明るい海とのコントラストがいいです。(右下)
店内からの日本海の眺めです。
「あれ?」と思われませんでした。そうです。実は1年前にもここにもおじゃましているんです。私たちすっかりここが気に入っちゃいまして。料理も、店の雰囲気も、眺めも!私たちがそんな具合なんで、実はこちらは全国的な人気レストランなんです。昨年来た時も県内はもとより、仙台、北海道からお客さんがみえていました。今日はお手伝いの方もいましたが、前回はご夫婦でやっておられるだけだったし、席数もそんな多くないし、料理にはすごく手間をかけて作っているしということで、このお店は完全予約制です。でなきゃこのクオリティは無理です。
ではランチいただきまーす!見ただけで手間かかってるのわかるかと思いますが、説明を聞いたらなおさらそれがわかります。魚介、野菜、山菜、塩、水・・・すべて食材は地元山北産にこだわています。(ここは村上市に合併した旧山北町です。)そして、店の雰囲気、ご夫婦の人柄、海の美しさそんなすべても美味しさに結びついているようなって感じーです。
食後テラスに出てみます。(上)気持ちイー!粟島も目の前です。テーブルに敷かれた碁石周辺マップです。(下)
テラスの下は海沿いの道で砂浜があり、すぐに波打ち際になってます。
ずーっと座って目の前の海を見ていたいです。とはいっても店に次の予約の客も来るし食後あまり長居も出来ません。
革工房 ABALLI
碁石集落散歩がてら、「凪のてらす 仲」にあった碁石周辺マップに載っていた革工房をさがしてみることにしました。それらしいところを回ってもなかなか見つからなかったんですが、とある民家の玄関先に小さな表札を発見しました。社長はおられなかったれど留守番の方がおられて見学出来ました。
その方に聞いた話と後でネットで検索したことによると、加トさんと言うニックネームで元はカメラマンで、自転車好きで、(なんか私に似てるな?)イタリアのフィレンツェで革工房(?)で学んで革職人になり、数々の皮革関係の賞をもらい、デパートやハンズに出店、商品を卸すAGALLIというブランドを立ち上げた人なんだそうです。ザーッと調べただけで多少の間違いがあったらごめんなさい。東京での工房を引きはらい、生まれ故郷の碁石に移転して現在に至るみたいな感じです。
全然革に関心も興味もなかった私ですが、ここのショールームやネットで見た作品(商品?)を見せてもらうと、すごくカッコいいなーって感じがしました。じゃあ買うかっていわれるとこの革製品に見合う生活ぶりをしてないので、買ってどうすんネンということになりそうです。欲しいけど自分がこんなのが似合うかっこいい奴にならんとなxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx!反省します。
でも、こんな気持ちよくなるもんが見れてよかったです。
そして反省しつつ ABALLI の目の前の浜にたたずむ私でした。
そして皆で碁石っぽい石がないかと浜辺をほっつき歩き、座り込んでくっちゃべったりしてました。海も空も青く浜はきれい風は優しく凪いで気持ちいい時間でした。
こんなモンも落ちていました。サザエの蓋ですねー!
そして少し上から見てみたいと車で海辺から少し離れて国道7号線を走ってみました。家はないけど一応この辺も碁石という地名のようです。
少し坂を上った辺りで、粟島を撮ってみました。
碁石集落の方を振り返ると、さらに奥には寝屋漁港の鉾立岩がそそり立ってるのが見えます。
今日泊まった勝木の「交流の宿八幡」という宿(なんか宗教がかった名前ですが、そうではなく廃校になった中学校を改装し、体験交流の宿泊施設にしたということらしいです。温泉付きです。)で、見つけた絵(オブジェ?)です。中学校だった時代の誰かの作品みたいな感じですが、この感じがかわいらしい碁石の海を連想させてくれてつい撮ってしまいました。
今日は碁石の「凪のてらす 仲」と「革工房 ABALLI」という2つの宝物を見つけることが出来てよかったです。また、違う季節に来たら他にも宝物を見つけられるかも知れない魅力的な場所です。
私たちの発見の旅はまだまだ続きます。
2024-11-03 21:28
nice!(59)
コメント(4)
きれいな海景色。
革作家さん、1度展示してもらったことあります。
by 夏炉冬扇 (2024-11-04 20:03)
え!ABALLI結構売れてますね。
by モリガメ (2024-11-05 14:43)
細い路地の向こうの青い空と白い雲ぽっぽ、目に入って来たら次々展開される写真と物語に、心も目も柔らかくなりました。
by hagemaizo (2024-11-05 17:24)
ありがとうございます。
by モリガメ (2024-11-06 00:35)