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鮮やかな森の下生え brilliant undergrowth of the forest [母とのこと]

11月4日

母のグループホームから電話で、病院から出ている薬が足りなくなりそうとのことでした。頓服で出ていた薬が結局毎日飲ませているそうで、そりゃぁ足りなくなりますね。病院に問い合わせても結局、母を診察してもらわないと不足分に足りる薬は出ないとのことでした。予約日まだはだいぶあるのですが、急遽母を診察に連れて行くことになりました。
めんどくさいなぁと思いつつも、今の私の第一の使命は母の母の面倒を見ることだと自分に言い聞かせまして決めました。

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グループホームの前のアカシア林です。(上)葉はスッカリ落ちています。芽吹き、葉が茂るのは半年後くらいですね。
もう、辺りは枯野です。枯れたチガヤなどが広がっています。(下)
芭蕉の「旅に病んで夢は枯野をかけめぐる」を思いおこしました。

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グループホームの玄関先にはいつものクリスマスツリーです。(右)また1年が終わります。
先ほどのアカシア林のわきを通り病院へ向かいます。(左)新潟の冬は天気が悪く、曇り空の下にモノクロームの世界です。その中でただ海辺の雑木林の下生えだけは、妙に鮮やかに明るい下生えが生えています。高校時代も松林を抜けて海を見に行く時も、不思議に鮮やかに生えた緑を不思議に思ったものでした。

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グループホーム近くの島見緑地と言う公園です。
ここはまだ晩秋です。

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カエデも最後の色を見せてくれます。

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特に検査も無いので病院も混んではいましたが、スムーズに終わりました。
時間のかかる院外薬局の受け取りの合間に、図書館に母の読む本を借りに行きます。(上)安藤なんとかと言うオリンピックにミソをつけた建築家が設計した建物です。(関係ないけど、オリンピックとか万博みたいな巨大イベントはどうも好きになれません。)
薬を受け取り、母をグループホームへ送り届けます。わずかな時間の間に母はウトウト寝てしまいました。寝顔を運転しながらチラ見してると、こんな感じで体力が衰えて死んでしまうのかなぁなどと気掛かりになってしまいました。母も自分も時間とともに衰えてゆくことは確かです。
母のことを済ませ、実家には寄らずに関屋のプールに行きました。(下)
時間があるんで2.2km泳ぎました。以前のようなイメージでは泳げませんが、余裕もって泳げばたいして疲れもせず心地よく泳げました。白根プールと比べ水温がやや低めです。冬はちょっとイヤだけど疲れないのはそのせいかなぁ?
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