SSブログ

八ヶ岳への旅 3 trip to Yatsugatake 3 [旅]

8月26日

0CEA4988-0004-4BE6-BC57-51CCA0EFA008.jpeg


朝食に下へ下りると、リスたちも来ています。

1433C1F0-AFAA-4FA1-B6F7-F1BBF6552C36.jpeg


彼らも朝食です。
ユキおじさんが、「リー!リー!リ」って呼ばなくとも来るのが以前とちょっと違うところです。来るリスの数は増えているようです。野生動物の餌付けには疑問もありますが、昔からやっていて小屋の名物になっています。

ED7CC67A-000C-4C94-BEEB-8E5D7FF53F2B.jpeg


ユキオさんは下の家にいて、今はあまり小屋に上がって来ないようです。

DB927CEC-5C86-4C05-A798-8BB44FF858CE.jpeg


ウソも来ます。ここでウソは初めて見ました。頬から喉にかけて赤いのはオスです。

B2738796-85F2-44CC-966C-60637996F3CA.jpeg


ホシガラスは前からずーっと来てます。リスを追っ払ったりします。ヒマワリの種だけじゃ無くクルミも要求します。

B390E62F-B49C-4E29-964F-5B33B811057F.jpeg


今朝はよく晴れて、みどり池の向こうに天狗岳の東壁がバッチリです。
リス、小鳥たち、みどり池、東天狗岳が小屋の窓からの素敵な眺めです。

D41095C1-743B-4D2F-A211-5A86C5CEC1D8.jpeg


風が無いとみどり池は東天狗岳や森を水面に映し出します。
今は何種類ものトンボが池に産卵しています。でも、冬には底まで凍りつきます。
池に浮く水草をニホンジカが食べに来ることがあるそうです。カモシカしかいなかったこの辺りも、ニホンジカが増えているようです。

しばらく来ない間にこの辺の自然も変わってきているようです。

9E21ACCF-388C-4418-968D-9C8B9387CADF.jpeg


稜線へ通過するような位置にあるしらびそ小屋ですが、自分が常連化するにつれこの小屋に来るのが目的になって来ました。稲子湯から上って、しらびそ小屋経由で中山峠、黒百合小屋へ、若しくは本沢、夏沢峠と行くことがなくなりました。そうして上に行くのは10回に1回ほどになってしまいました。
上に行かないけど時間あるような時は、よく側にある苔庭に行きました。
踏み跡と目印を辿って行くとゴロゴロと苔むした岩だらけのひらけた場所に行けます。ゆっくりで30分かからずに一巡り出来ます。
コケモモの実もたくさん見かけます。(左下)
コメツガの芽生えも苔の間に見かけます。(右下)

CD0F9673-C3C1-4F59-B630-79D17481AADF.jpeg


岩と岩の間は穴だらけで森を巡るルートは歩きにくいですが、両側に苔の絨毯がきれいで北八ヶ岳特有の眺めです。

E89F8980-A1A3-4E85-9CF2-017770C1E588.jpeg


深い森の奥にわずかに光りがさして日陰を好む苔やシダの下生えに覆われています。

47929231-0E9A-4AAC-9E53-6FA61946D83C.jpeg


暗い森を抜けた先に、

6596A223-BC2A-4D5E-B881-CF9AC083E053.jpeg


広場と呼んでいる開けて庭のようなところがあります。ここからは、天狗岳(左上)、稲子岳(下)、硫黄岳など周りの山が見通せます。
よく来るので仲間に共通の思い出も多く、しばしここでそんな話をしながら一休みです。(右上)
帰りも再び森に入って道なき道を通ってみどり池へ戻ります。

午前中苔庭巡りや小屋周りでのんびりして、お昼食べて下ります。標高2,100mの涼しさは快適でした。

D51907B0-C30D-41A5-9039-1E6606F765A1.jpeg


下の家に立ち寄ってユキオさんと外でティーパーティーをして、ここで解散です。
小屋に行け、リーちゃんやユキオさんにも会え、仲間といっぱい飲めたし楽しい2泊3日の旅でした。
帰りは佐久、関越道経由です。コロナの緊急事態宣言が出ている群馬県内のパーキングに寄るのは嫌でノンストップで新潟県に入ります。関越道トンネル手前からガス欠のアラートが付いたんで、怖いから六日町インターで下道におりました。充分ガソリンはありましたが、高速でガス欠は怖いもんね。

nice!(256)  コメント(11)