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7月の吉ヶ平 Yoshigahira in July [しただ郷]

7月16日

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今日東京の友だちが来るので新潟市の実家を早く出て、先ずは畑に野菜を採りに行きました。
畑の空を見上げると大きな2重の日暈が出ていました。(上)内側を内暈、外側を外暈と言うそうです。普通見る暈は内暈で外暈も見えるのは珍しい現象です。
上を見上げているとゴーヤーの棚の先にアキアカネが止まっていました。(下)まだまだ赤くはなっていません。

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昼からその友だちが来て、吉ヶ平に行きました。
守門川をテンカラをしたくて来たんだそうです。日釣り券を買って、堰堤から上を釣り上ります。
私は釣りしないし、川に入る準備が無いので岡に戻り山道で森を通って上の堰堤に向かいます。

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最初の下の堰堤は工事中です。(右上)その脇を通り森に入ります。
エゾアジサイが道々咲いていて鮮やかな青がきれいです。(左上)左下はその飾り花のアップです。
トリアシショウマもところどころに咲いています。(左下)ヤマブキショウマもよく似ているのですが、葉脈があまり並行じゃないのでトリアシショウマでしょう。

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オカトラノオにスジグロチョウが来ています。(左上)右上がオカトラノオの群落です。
クマイチゴの実です。(左下)まあまあの味ですが、モミジイチゴほどの甘さはありません。
川沿いの道なのでオニグルミの実もところどころに落ちています。(右下)

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糸を出して木からぶら下がりブラブラしてるガの幼虫です。(左上)ハマキガやシャクガやいろんなガの幼虫がぶら下がってることがあります。このイモムシも何ガかはわかりません。敵から逃げて飛び降りたり、移動の手段だったりするようです。元の位置に戻るには糸を毛玉にして手繰り寄せて上るらしいです。
コアシナガバチは小型のアシナガバチですが、攻撃性も高く毒も強いので要注意です。(右上)
左下は翅の短いフキバッタの仲間でミカドフキバッタのようですが、フキバッタは地域によって種類が多いのではっきりとは分かりません。
右下はオトコエシです。8〜10月が花期の秋を感じさせる花です。よく似た黄色い花のオミナエシは秋の七草ですね。

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守門川に再び出ました。(左上)
アキアカネがいます。(右上、右下)下界の田んぼで羽化したアキアカネが夏の暑さを避けて山に移動して来ています。避暑が終わり、秋が深まり下界に産卵に戻る頃には身体は赤味が強くなりってきます。
左下はクルマバッタの幼虫です。

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遠くに上の堰堤が見えます。(右)ここまで来たのはしばらくぶりで思ったより時間がかかりました。まして、釣りながら上がって来るのはもっと時間がかかりそうです。しばらく待って戻ることにしました。
森に戻り同じ道を帰ります。
ホウノキの大きな葉っぱです。(左下)

友だちは下の堰堤にもいなく、吉ヶ平山荘まで行ったら会えました。
わずかな時間でしたが、釣果もあったらしいんでよかったです。私も久しぶりの吉ヶ平を歩けて楽しかったです。
この後、今晩はしただの家に泊まってもらい2人で酒も話しもいっぱい出来ました。


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