ヒメサユリ開花情報 2024.05.09 flowering information of Himesayuri [サユリスト レポート]
5月9日
地球温暖化のせいでしょう。「ヒメサユリの小径」のヒメサユリの開花が年々早まっています。以前は開花時期に合わせて5月下旬から6月上旬に「三条ヒメサユリ祭り」を開催していました。5月20日くらいになってもまだ咲かないということできをもんだこともままありました。最近は5月上旬〜中旬に祭り開催ですが、今年は自然のめぐりが半月近く早いようで、もう開花してるのではと気がかりで様子を見に上ることにしました。どうも下の駐車場で聞くともう昨日には開花があったようでした。
どうにもここのところ忙しくて今年のヒメサユリ観察は疎かです。
途中の鉄塔近くまで舗装された道の方を上ります。タニウツギの落ちた花びらが夜露に濡れた路面に夜空の星のように散っています。
今日もいろいろ予定があるので上りだしは6時です。朝日の指す中を行きます。もうちょっと上から登山道に入ります。
まだ朝露に濡れています。今にも咲きそうなツボミがあります。
「鉄塔下」や「長山」あります。
開花しています。「長山」です。大きい株はあまりありません。
陽が当たっている花です。発色はいいけど、カンカン照りの中より木陰の花が雰囲気があっていいかなぁ!
これらの花は皆「長山」に咲いていたものです。これより上は小さい株ばかりで、またパラパラにしか咲いていません。
これからどんどん咲いてゆきますが、ここより上は株が小さく、密度もパラパラです。
今日のざっと見の花は以下です。
鉄塔下 3株
長山 7株
下ノ松 1株
一ノ坂 6株
はじめの眺め 2株
上りの松 0株
ニノ坂 0株
中の眺め 1株
といった、寂しい限りです。「一ノ坂」から〜「中の眺め」は以前は開花の早く数も多かったとこです。この調子で上ったところで昔はパラパラとはあった「たら沢のへつり」までも見込み無さそうです。
「たら沢のへつり」まで行ったのはヒメシャガが咲いているだろうという期待のためです。(左上)途中でウゴツクバネウツギ(右)、ガクウラジロヨウラク(左下)などのかわいい花を見ることが出来ました。ただ、何となく花数が少ない感じがしました。
「たら沢のへつり」を越したとこにあるブナの木まで来て引き返します。ここいらで「高城本丸城址」頂上までの半分近くです。2012年頃までは「高城本丸城址」にも2株ほどはヒメサユリもあり、その間もまばらに咲いていました。その頃からだんだんとヒメサユリは減少傾向にあったようでした。私が2018年に「たら沢のへつり」で50匹程のサルの大群を見かけた時分から減少傾向はさらに激しくなった気がします。私の家はここと同じ続きの尾根を下ったところにあります。2023年5月17日と5月22日に「ヒメサユリの小径」に上っています。また、21日に「ヒメサユリの小径」にサルの群れが出たという地方紙の新聞報道がありました。私が17日に見た「長山」のヒメサユリが22日には下半分がすっかり無くなっていました。22日に「ヒメサユリの小径」から家に戻ると家の周りを100匹以上の子連れのサルの大群が囲んでいました。のんびり30分ほどかけて家の周辺を通過して行きました。多分最近この尾根をうろついている群れなんでしょう。サルに聞いてみないと分かりませんが21日に「長山」下部のヒメサユリを全滅させたのはこの群れじゃ無いかと疑っています。家の裏の崖でしゃがみ込んでススキの葉をムシャムシャ食べていました。その様子は写真にも撮ってあります。( https://sitada-photo.blog.ss-blog.jp/2023-06-01 ) ススキよりヒメサユリの方が多分美味しいことと思います。こんな大群に狙われたらヒメサユリなんてひとたまりもないです。特に高城の「ヒメサユリの小径」というわけではなく、近くの私のいる集落の周りにはたくさんヒメサユリがありました。1週間おきのペースでサルの群れが来ては農作物やヒメサユリを食べて行ったそうです。農作物は人がまた植えるけどヒメサユリは球根ごと食べられればそれっきりです。
地球温暖化のせいでしょう。「ヒメサユリの小径」のヒメサユリの開花が年々早まっています。以前は開花時期に合わせて5月下旬から6月上旬に「三条ヒメサユリ祭り」を開催していました。5月20日くらいになってもまだ咲かないということできをもんだこともままありました。最近は5月上旬〜中旬に祭り開催ですが、今年は自然のめぐりが半月近く早いようで、もう開花してるのではと気がかりで様子を見に上ることにしました。どうも下の駐車場で聞くともう昨日には開花があったようでした。
どうにもここのところ忙しくて今年のヒメサユリ観察は疎かです。
途中の鉄塔近くまで舗装された道の方を上ります。タニウツギの落ちた花びらが夜露に濡れた路面に夜空の星のように散っています。
今日もいろいろ予定があるので上りだしは6時です。朝日の指す中を行きます。もうちょっと上から登山道に入ります。
まだ朝露に濡れています。今にも咲きそうなツボミがあります。
「鉄塔下」や「長山」あります。
開花しています。「長山」です。大きい株はあまりありません。
陽が当たっている花です。発色はいいけど、カンカン照りの中より木陰の花が雰囲気があっていいかなぁ!
これらの花は皆「長山」に咲いていたものです。これより上は小さい株ばかりで、またパラパラにしか咲いていません。
これからどんどん咲いてゆきますが、ここより上は株が小さく、密度もパラパラです。
今日のざっと見の花は以下です。
鉄塔下 3株
長山 7株
下ノ松 1株
一ノ坂 6株
はじめの眺め 2株
上りの松 0株
ニノ坂 0株
中の眺め 1株
といった、寂しい限りです。「一ノ坂」から〜「中の眺め」は以前は開花の早く数も多かったとこです。この調子で上ったところで昔はパラパラとはあった「たら沢のへつり」までも見込み無さそうです。
「たら沢のへつり」まで行ったのはヒメシャガが咲いているだろうという期待のためです。(左上)途中でウゴツクバネウツギ(右)、ガクウラジロヨウラク(左下)などのかわいい花を見ることが出来ました。ただ、何となく花数が少ない感じがしました。
「たら沢のへつり」を越したとこにあるブナの木まで来て引き返します。ここいらで「高城本丸城址」頂上までの半分近くです。2012年頃までは「高城本丸城址」にも2株ほどはヒメサユリもあり、その間もまばらに咲いていました。その頃からだんだんとヒメサユリは減少傾向にあったようでした。私が2018年に「たら沢のへつり」で50匹程のサルの大群を見かけた時分から減少傾向はさらに激しくなった気がします。私の家はここと同じ続きの尾根を下ったところにあります。2023年5月17日と5月22日に「ヒメサユリの小径」に上っています。また、21日に「ヒメサユリの小径」にサルの群れが出たという地方紙の新聞報道がありました。私が17日に見た「長山」のヒメサユリが22日には下半分がすっかり無くなっていました。22日に「ヒメサユリの小径」から家に戻ると家の周りを100匹以上の子連れのサルの大群が囲んでいました。のんびり30分ほどかけて家の周辺を通過して行きました。多分最近この尾根をうろついている群れなんでしょう。サルに聞いてみないと分かりませんが21日に「長山」下部のヒメサユリを全滅させたのはこの群れじゃ無いかと疑っています。家の裏の崖でしゃがみ込んでススキの葉をムシャムシャ食べていました。その様子は写真にも撮ってあります。( https://sitada-photo.blog.ss-blog.jp/2023-06-01 ) ススキよりヒメサユリの方が多分美味しいことと思います。こんな大群に狙われたらヒメサユリなんてひとたまりもないです。特に高城の「ヒメサユリの小径」というわけではなく、近くの私のいる集落の周りにはたくさんヒメサユリがありました。1週間おきのペースでサルの群れが来ては農作物やヒメサユリを食べて行ったそうです。農作物は人がまた植えるけどヒメサユリは球根ごと食べられればそれっきりです。