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美術展を見に to see an art exhibition 2 [東京]

11月12日

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昨日は用事を済ませたので、今日田中一村展を見に行きます。
兵衛川対岸の家に日がさしてきました。(上)川沿いの道は通勤コースであるとともにサイクリングやランニングコースでもあります。(下)

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川沿いの畑にホウレンソウが芽を出してます。(下)寒さに当たるとホウレンソウは甘みをまします。しただではこれから雪の下になるんで、今からのホウレンソウは無理ですね。
横浜線の下をくぐりみなみ野駅に向かいます。そのトンネルにかかるクズのツルについた葉が黄色く黄葉してます。(上)

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八王子みなみ野駅ホームから階段を上る子供たちです。みなみ野はきれいな公園がたくさんあるし、城跡もあるし子供たちには楽しい遊び場がたくさんあります。天気よくていいね。

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上野には横浜線で八王子駅、中央線で神田駅回りで行きます。

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上野駅の公園口を出たところです。イチョウの黄葉の先に東京文化会館があります。

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西洋美術館です。「カレー市民」(上)、「考える人」(下)などロダンの作品が庭園にあります。「地獄の門」もありますね。今は「モネ展」をしていて混んでます。

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科学博物館の前を通り過ぎます。「鳥」って書いてあったから何か鳥関係の展示をしてるんですね。外庭に大きなシロナガスクジラの実物大の像があります。そして、上野公園を奥に行きます。噴水の奥には国立博物館があります。確か埴輪の特別展示があるはずです。

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今日はそっちに行かずに動物園の方に戻り気味に進みます。小さな子供たちの広場みたいな場所があります。上野にパンダはお似合いです。

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やっと、念願の田中一村展の都立美術館です。だいぶ前にNHKで見た田中一村の奄美大島のジャングルの絵をちゃんと見たかったんです。そして金沢の友だちが、東京に来た時田中一村展を見たってインスタかなんかで言ってたんで羨ましくて自分も来ちゃったんです。大学3年の春休みに奄美大島に行たことがありました。まだ現実に田中一村が奄美大島にいた頃のはずです。名瀬からずーっと南の古仁屋へ移動した時のジャングルの雰囲気が田中一村の絵にあったんです。フランスの税関役人で生涯南国に行ったことの無かったアンリ・ルソーが描いたジャングルの雰囲気ですけどね。田中一村ってすごく器用で絵の上手な人みたいだけど、素朴派などど呼ばれてたアンリ・ルソーが好きだったみたいですよ。若い頃中国の南画風な作品をたくさん残したものの、30歳頃から千葉の農村で農作業をしながら自然を見つめ新しい作風を模索し始めます。

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エスカレーターで乗りあわせた外人の女の人に「どうですか?どの作品が好き?」なんて厚かましくも聞いてしまいました。彼女は千葉時代に描かれた「白い花」という作品がいいっておっしゃいました。このパンフレットの左にある隅にトラツグミが小さく描かれている絵です。確かに素晴らしい作品です。この辺りから奄美大島時代の作風が開花したような感じです。ちなみに私はこのパンフレットの右の「不喰芋と蘇鐡(クワズイモとソテツ)」が好きです。奄美大島時代のものです。お金が無くて大変だったようですが、描いている作品に描くことの充実感が感じられます。どのように英語で喋ったか記憶にないんですけど2~3分で見知らぬ人と交わせる会話とも思えないです。だいたい何故彼女と喋ったの?美人だから?かもね?

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これが「不喰芋と蘇鐡(クワズイモとソテツ)」です。アンリ・ルソーっぽいでしょ?これだけが好きだってわけじゃないですよ。「奄美の海に蘇鉄とアダン」とか前出の女性が言ってた「白い花」とか素晴らしいのがいっぱいです。作品もいっぱい!人もいっぱい!の展覧会でした。新潟からのこのこと行ってよかったです。

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奄美大島の最北の佐仁という集落があり私たちはそこにも泊まりました。お父さんは夜素潜りのエビ漁に出かけ、お姉さんは大島紬を織っていました。チエちゃんという5年生の少女とよく遊びました。チエちゃんともっと小さい子たちとオス犬と浜で遊んだんだけど何を喋ってたかなぁ?お姉さんが太ってるのは機織りで太ったんだと知りました。奄美の女は皆んな機織りをするから、運動不足で太るらしいです。目が大きく色黒くすらっとしたかわいい子でしたが、チエちゃんもやがてお姉さんみたいになるんかなぁと思ったものです。オス犬は私の足にばかり体を擦り付けるんで恥ずかしかったです。私は帰ってからもしばらくチエちゃんと文通していました。大学生と小5の子といったって別に深い意味は無いです。それから彼女はタン靴を履いていました。私もタン靴って小学校に行く前に少しの間履いてた記憶があります。黒い生ゴムの靴です。水を汲んで運ぶにはいいけど、足は蒸れます。新潟の田舎で15年も前の暮らしが奄美大島では遅れて続いていたんです。

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一村展の後に浅草の飲み屋街に行くか、東上野の焼肉屋に行こうかと考えてましたが、一村展が混んでたのとめちゃくちゃ作品が多かったんで想定以上に遅くなりました。浅草は混みすぎるだろうから東上野で焼肉にしました。美味しかったけど高かったんで肉も酒もほどほどにしました。この頃なんでも高いです。



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美術展を見に to see an art exhibition 1 [東京]

11月11日

上野の都立美術館に田中一村展を見たくて、ついでの用事を作って出かけます。帰るまで3回に分てアップします。

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早朝暗いうちに車で東京に行きました。まず八王子に車を置きに行きます。まだ時間早かったのでちょいとみなみ野の森を散歩です。倒れたクロマツに大きなキノコが生えてます。(上左右)この向きに生えてるから立木じゃなくて倒れたクロマツに生えたんですね。シイタケ?ヒラタケ?人も来る場所なので、確認して無いけど、食べれないツキヨタケの可能性も高いです。
八王子みなみ野駅近くの駐車場に入れて、横浜線で神田方面に向かいます。(下)

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今日は神田神保町に用事があります。時間まで神保町や小川町辺りの裏通りを徘徊しました。いつも人が並んでいる錦華通り沿いのうどん屋です。(上)確かに品よく美味しいですが、並んで食べるのが面倒で2〜3回くらいしか来て無いです。小間物屋?の店頭です。(下)

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靖国通りから明大通りに上がって行く坂(多分、富士見坂)に面したバーです。この辺りに私たちがよくランチに来ていた店は無くなってました。古くからあった店でしたが、神田はなかなか厳しいです。コロナの影響でしょうか?

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用事を済ませて、小川町〜淡路町辺りをふらふら神田散歩です。かつて私たちの会社が入っていた駿河台下交差点のビルが、いつの間にか駐車場になっていました。(左)私たちがいた頃から、大家さんは相続絡みで苦労されてました。神田はバブル後そういうビルがたくさんあります。外堀通りに近い小川町の「福すい」という店です。(右)私に言わせればこの辺で一番美味しい町中華です。新潟の中華屋はあーだこーだ言わず見習ってほしいです。オヤジさんが一生懸命中華鍋を振るって熱々を出してくれます。5年近くこの店に来て無かったけど、おかみさんが私を覚えていてくれたんで嬉しかったです。ここにオープン当初から通ってましたからねー!

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庄之助最中です。(左上)大相撲行司の第二十二代木村庄之助さんが始めた最中屋です。お見舞いやカメラマンの写真展などのおつきあいにしょっちゅうここの豆大福を買ってお土産にしてました。そしてここのオバさんらと世間話をしてたものです。さすがに今日は知らないオバさんでした。うちの会社が地下鉄淡路町駅の真上のビルにあったこともあります。(右上)駅から0分淡路町交差点の角です。便利なところで長いこといましたが、ストックフォトが多くなり広いオフィスに移転しました。淡路町駅改札です。(下) 丸の内線淡路町駅と都営新宿線小川町駅が重なっていて、かつ千代田線新御茶ノ水駅とも地下で繋がっている便利な駅です。東京駅、大手町駅、新宿駅、池袋駅もすぐだし、なんといったって八王子の家に帰るにも楽です。

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といったわけで都営新宿線→京王線で橋本駅→八王子みなみ野駅と帰りました。15時半です。今朝早かったからもう眠いです。
今日は田中一村は見れてないです。

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