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ヒメサユリ開花情報 2022.05.24 flowering information of Himesayuri [サユリスト レポート]

5月24日

大阪から「しただ郷自然くらぶ」へ4名お客さんのガイド依頼があり「たら沢のへつり」まで同行しました。3年前のリピーターさんです。当時、ヒメサユリの食害も少なくたくさんの花に感激していただけました。コロナの流行で来れなかったのですが、状況をみて再度来ていただけました。

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昨日長山下部で見つけた大株ですが、ツボミ3つと花4つで、今年最大7花の株です。
6花も1株あったのですが、21日に見た時にはサルに食われ無くなっています。それ以外6花の株は見ていません。サルやイノシシに球根を食べられる被害が数年続いていますのでだんだん大株は減っています。

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これも「長山」で見つけた食害された5花の株です。

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「はじめの眺め」下のヒメサユリ群落です。しただのヒメサユリはほとんど白の薄いものから濃いピンクのものまでカラーバリエーションがあります。

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これも「はじめの眺め」の花です。
「一の坂」の上部から「はじめの眺め」下部にかけて一番多く花が残っています。

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「二の坂」で見つけたヤマトシロアリの羽アリの分蜂です。4月下旬~5月に発生しやすく、昼間の時間帯に限って一斉に飛び立ちます。オスとメスでペアになり、降り立った先で王アリ女王アリとなって新たなコロニーを作ります。

24日のおおよその開花株数です。

鉄塔下          100株
長坂            50株
一の坂          100株
はじめの眺め       300株
上の松           0株
二の坂        2株
中の眺め         2株
見晴らしの尾根    0株
たら沢のへつり  0株

鉄塔下のみ増加していますが、他は同じかやや減です。
20日午後サルの食害によるダメージからの回復をしていないようです。今後花数が増えるかどうかはサル次第かと思います。
大阪のリピーターさんは天気もよく満足してはいただけましたが、3年前の最盛期のヒメサユリを見ているだけに花数にはだいぶ寂しく感じられたようです。

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ヒメサユリ開花情報 2022.05.23 flowering information of Himesayuri [サユリスト レポート]

5月23日

午前中雨でしたが高校時代の先輩がご夫婦でヒメサユリを見に来たいというので、「鉄塔下」と「長山」の下部だけガイドしました。先輩とは久し振りで奥様とは初めてでした。仲良しで夫婦漫才に付き合ってるみたいで楽しかったです。
5月21日に「舗装道路から登山道に入る位置で一番下に生えているヒメサユリの株が咲いた。」と書きましたが、一株丸ごと消えていました。これの犯人はどう考えても人でしょう。ヒメサユリの敵はサル以下のヒトもいるということですね。ガックリです。

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長山の下部にツボミ3と花4の大株がありました。

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長山に引き倒されて根元から倒れた株がありました。これはヒトではなくサルが犯人だと願いたいです。

5月23日のおおよその開花株数です。

鉄塔下           50株
長山            80株

「鉄塔下」の開花が多少増えています。「長山下部でツボミ3と花4の大株がありました。「長山」の花は少し減っています。



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ヒメサユリ開花情報 2022.05.21 flowering information of Himesayuri [サユリスト レポート]

5月21日

この日ヒメサユリが驚くほどの食害を受けていました。
後でヒメサユリ駐車場に聞いたら20日午後に20頭ほどのサルの群れが群生地に出たとのことでした。

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一番下に生えているヒメサユリの株が咲きました。鉄塔管理用舗装道路から登山道に入る位置にあります。

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左は前回6個の花が付いていた株です。全て切り取られています。
右上は背の高い株で茎が引き千切られています。
右下は花弁が根元を残して千切られています。
いずれも「長山」での被害です。「長山」では上部の端以外の群落はほぼ全て食害を受けていました。

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下は一の坂の株で上は「はじめの眺め」手前の株の花です。

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「はじめの眺め」手前にある群落です。(上)ここは前回はあまり花数は多くは無かったでですが、今日はあまり食害も受けて無くかなり多く花が咲いています。
それでも花弁を半分取られた被害もあります。(下)
「はじめの眺め」の上部に前回多く咲いていましたが、それらの株は全て食べられていました。まったくツボミも花も無いです。

「はじめの眺め」から「たら沢のへつり」までの長い区間に前回は飛び飛びに咲いている株はありましたが、今日は食害を受けて11株しか確認出来ませんでした。


ざっと数えた各地点の開花株数は以下の通りです。

鉄塔下           20株
長坂            50株
一の坂          150株
はじめの眺め       300株
上の松             0株
二の坂           4株
中の眺め          6株
見晴らしの尾根       1株
たら沢のへつり      0株

「長山」、「一の坂」、「はじめの眺め」での食害が特にひどいです。
今まで昆虫による食害と思っていたのですが、今日の(20日午後からの)被害状況から主な犯人はサルのようです。そこでこれ以降「サルが食べた。」とか「サルの食害」と書くこともあります。

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「たら沢のへつり」に見られるヒメシャガです。10株ほど咲いています。

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ヒメサユリ開花情報 2022.05.18 flowering information of Himesayuri [サユリスト レポート]

5月18日

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一番下のヒメサユリの株です。
鉄塔管理用舗装道路から登山道に入る上り口に生えています。
ツボミに昆虫の幼虫が付いています。どうもヒメサユリのツボミは美味しいもののようです。

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「長山」のヒメサユリもだいぶ咲いてきました。
ここは元々株数の多いところです。

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その先の「下りの松」は木陰が濃くて湿っぽくてヒメサユリは少なくクルマバハグマの株が多いところです。

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「一の坂」下部は食害がひどい箇所です。(右上)
「一の坂」上部で羽化したばかりのハルゼミを見つけました。翅が固まるまでじっとして動けません。(左上)
「一の坂」上部から「はじめの眺め」にかけてはだいぶヒメサユリの花が咲き出しました。(下)

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「はじめの眺め」のベンチの先にはたくさんの花が盛んに咲いています。

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「二の坂」から「中の眺め」にかけてポツポツと花があります。この辺りは白っぽい花の株も多いです。
「二の坂」の開花も進んできました。(上)守門岳の眺めがいいです。

ざっと数えた各地点の開花株数は以下の通りです。

鉄塔下           7株
長坂           50株
長坂~一の坂       20株
一の坂~はじめの眺め   20株
はじめの眺め       200株
はじめの眺め~中の眺め  50株
中の眺め         70株
中の眺め~たら沢のへつり 40株

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ヒメサユリ開花情報 2022.05.15 flowering information of Himesayuri [サユリスト レポート]

5月15日

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今日は昼ヨガが松浜であるんで、早めに高城城址に上りました。
12日はほぼ咲きかけのヒメサユリが一輪ありましたが、今朝は完璧に咲いた株が見れました。
上は鉄塔すぐ脇の「長坂」です。「長坂」には色づいたツボミが多数あり5株ほど開花したものがありました。
下は「一の坂」です。「一の坂」はツボミの食害がひどい箇所ですがそれでも姿のよい株がありました。

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開花も早く株数が多いのは「はじめの眺め」辺りです。3点ともに「はじめの眺め」です。
「はじめの眺め」の上部が特にたくさん咲いています。(右上)
「はじめの眺め」付近では多くの色づいたツボミと、30株以上の開花した株がありました。

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今日はヒメサユリの今年最初の開花を見ることが出来ました。
この時期、つまり田植えの頃、日本海側の低山はタニウツギが咲き誇る季節です。しただもヒメサユリの少し下の高さ辺りまでタニウツギがたくさん咲いています。駐車場から送電線の鉄塔下辺りまでタニウツギ帯でその上からヒメサユリ帯になる感じです。今年のタニウツギはなぜか鮮やかに欠ける感じでしたが、この株はなかなか見事でした。

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ヒメサユリ開花情報 2022.05.12 flowering information of Himesayuri [サユリスト レポート]

5月12日

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ヒメサユリのツボミもそろそろなので高城城址に上ってみました。
もうピンクに色づいたツボミが下の方の「長坂」からありました。

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けど近年増えているツボミの食害も多く見かけます。
ちょうど食い切られるあたりにイモムシを見かけました。この虫が真犯人かどうかはわかりませんが、こういう食い切られ方は昆虫だと思われます。
昨年の調査後に薬剤散布もしたのですが、かなりの被害が出ています。特に「一の坂」辺りの被害が多いです。

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ヒメサユリが咲く頃はハルゼミの羽化の時期にもあたります。アカマツの多いところで盛んに鳴いています。ヒメサユリを見ながらハルゼミの声を聴いて歩くのが楽しみです。
これはハルゼミの脱皮殻です。(下)
ギフチョウもまだ飛びまわっています。(上)

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「はじめの眺め」のすぐ先に開花しかけているツボミが一輪ありました。今日の午後には咲くんじゃないでしょうか。
色づいたツボミもこのあたりに一番集中しています。

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ここは「中の眺め」です。守門岳の眺めもいいですね。上るにしたがいヒメサユリはまばらになりますがまだまだ見かけます。

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「たら沢のへつり」辺りからブナ地帯がはじまります。(上)
一株しか無かったですがヒメシャガが咲いています。(下)
途切れ途切れにヒメサユリの株もあります。

いつもながら気持ちいい山道です。

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ヒメサユリ開花情報 2021.05.28 flowering information of Himesayuri [サユリスト レポート]

5月28日

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忙しくなかなか「ヒメサユリの小径」に行けませんでした。5月21日の雨の日以来です。
下の林道にある村松藩士・野口源右衛門の墓に覆いかぶさるように咲くエゴノキです。今年は咲き年でたくさんの花を付けています。道に宇宙の星のように白く散らばっています。毎年見ていると気づくのですがエゴノキはたくさん花を付ける年と付けない年がはっきりしています。このエゴノキが咲き年の時は、他のエゴノキを見てもやはり同様に多く花を付けます。野生の木には花付きの波があるようです。ここ「ヒメサユリの小径」の木では、アオハダも花付きの波があります。ブナの花付きなんかはそれが極端なほどですよね。

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ヒメサユリの開花状態ですが、5月20日よりやや少ないです。ツボミは残っていなく、花が終わり枯れた花殻も見かけられます。もう花のピークは過ぎたようです。私が見た限りでは、雨のせいもあり5月21日は20日より少なく、今日はさらに減っています。結局、5月20日辺りが開花のピークだったようです。だとすると5月20日以降さらに花を付けるかと思われたのですが、花数は増えずにピーク時にも例年の2割弱の花数に終わったようです。降りてくる人にも感想を聞いて見たのですが、今日の花は例年の数%とか、7〜8%とか言う人が多かったです。「たら沢のへつり」まで行きましたが私も同様な観察です。

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花数は少ないですが幸い低温なので花のもちはいいようです。鉄塔下の6輪咲きの隣あった2株も健在です。大きな株は鉄塔下、長山下部辺りにしか見られません。その上は花数も減り小さい株ばかりです。「はじめの眺め」まではパラパラ小さい株もありました。八木ヶ鼻から逆周りで来た人は「はじめの眺め」の下で始めてヒメサユリを見かけたと喜んでおられました。その上は50mおきに1株あるかどうかって感じです。八木ヶ鼻周りの人が気付かなかったのも無理ありません。

今年のヒメサユリ被害は特にひどく惨憺たる状態でした。幸か不幸か今年もコロナ禍でヒメサユリ祭りは中止になりました。虫食いによるものとすればこの間に何らかの対策が必要かとか思われます。

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「たら沢のへつり」まで行きヒメシャガの花が残っているのを確認出来ました。5月20日よりは少ないです。(上)
下は「一の坂」辺りで見たギンリョウソウです。側にこれより小ぶりなギンリョウソウが20本ほどありました。

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その近くのアカマツの木にシマヘビが休んでいました。目が赤く邪悪っぽく見えたんで、これがリンゴの木だったら、エデンの園でイブをそそのかした蛇だなぁなんて思ったりして!

花数は減りますが、寒い日が続くので後5日ほどはヒメサユリが見れると思いますよ。













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ヒメサユリ開花情報 2021.05.23 flowering information of Himesayuri [サユリスト レポート]

5月23日

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雨だけど佐野さんに用事があって北五百川の棚田におじゃましました。
これはピンクの西洋オダマキです。

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以前から佐野さんは棚田にもヒメサユリを増やそうと植えておられるのですが、サルの被害がひどく壊滅状態です。今年もかんばしく無く、寒さで咲いているのは1株だけでした。
また、ここでも高城「ヒメサユリの小径」同様な虫による食害が見られました。上のカットで咲いた花の手前にある株に齧られた痕が残っていました。
他にもいくつもの食害を見かけましたので、サルの被害だけでは無いようです。












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ヒメサユリ開花情報 2021.05.21 flowering information of Himesayuri [サユリスト レポート]

5月21日

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雨だけどいつもの3人が集まり、「ヒメサユリの小径」に行きました。
最初の上りの急坂です。キリの花がたくさん落ちて散らばっています。

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長山の鉄塔下に1株にツボミを含めて6つの花が付いているのを見つけました。しかも6つ花の株が隣り合って2株ありました。(上)
下は3つ花の別の株です(下)
これら大き目の株は長山下部だけにあります。
それ以上上のエリアは皆小さな株だけです。

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これは長山上部の平坦地です。昨日より花、ツボミが少なく感じられます。
「はじめの眺め」まで行ったかぎりでは、雨でうなだれているせいもあるかも知れませんが例年の1~2割しか花とツボミが無いみたいに見えます。

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ヤマボウシの花が咲いています。

「はじめの眺め」まで行くと雨風が強まり、ここから引き返しました。これ以上上は小さい株しかなく、株自体がまばらです。

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今日は雨なこともありヒメサユリ目的というよりも、3人が集まりたいからみたいな感じです。
下の駐車場の建物の中でノンビリお昼とお喋りでした。
その後、開発畑の畑と「中浦ヒメサユリ森林公園」に立ち寄り解散しました。
「中浦ヒメサユリ森林公園」には確か若干のヒメサユリもあるのですが、こちらはまだ開花もしていないとのことでした。ここのヒメサユリはサルの被害がひどいのだそうです。













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ヒメサユリ開花情報 2021.05.20 flowering information of Himesayuri [サユリスト レポート]

5月20日

”やはり高城のヒメサユリは美しい”

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天気予報と開花状況の情報から、今日しかないという判断をされた”ヒメサユリ通な”お客さんが多数訪れています。
5月15日の調査から年々花付きが悪くなっているのは、虫食い被害によるものと推定されました。今年はツボミの数から例年の3割くらいの開花にとどまるのではないかとの見通しも出されました。
そんな状況で今年の開花ピークは何時になるかを予想するのは難しいですが、今日あたりの開花が予想されるピークの花数の7~8割ほどかなぁと感じます。咲いた花だけでなくこれから咲くツボミもかなりあるので、まだ花数は増える可能性があります。気温の低さからピークは5月23~25日かなと現時点で考えます。ピークが近づき、またピークが過ぎてゆくと枯れた花も混じりだすので、天気のことを考えると、今日来られたお客さんは今年の状況からいったら大正解かなと思います。
なお、長山の下部(送電線脇)に濡れて滑りやすい箇所があるのでご注意ください。

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今日の花の状態を皆さんがどう感じておられるかをチョコチョコ聞いてみたら、「咲いているけど、思ったより花が少ない。」という方が多かったです。リピーターが多いのでたくさん咲いていた以前の状況をご存知なのでしょう。三条市のヒメサユリ開花情報や、このブログをご覧の方も多かったです。(ヤバイ!っすね。)
「モリガメ」じゃなく本名でフルネームで呼ばれたんでビックリして尋ねたら、以前落とした私のカメラカバーを拾ってくれたご夫婦でした。そんな方も来ていてくれてうれしかったです。
レンズ交換が面倒だからいつものようにカメラ2台首からぶら下げていたら、「大谷みたい!」って言われました。「二刀流だから。」と解説してくれたんですが、しばらく意味わかりませんでした。
20年ほど前「平井堅みたい!」って神田Yのプールの隅で知り合いの子に言われて以来です。「どこが?」って思っちゃうよね。

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だって、裏表じゃなく真反対なんですから。
平井堅ですよ。全然違うじゃん。大谷ってのもねぇー?

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それにしても、数が少なく寂しいとは言え、1年ぶりの高城のヒメサユリは美しいです。

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虫食い被害は、ツボミの首元からプッツリ切り取らが圧倒的に多く、5月15日のレポートに書いたようにホホジロアシナガゾウムシが有力犯人なのです。でも、違う齧られ方も見られて、どうもヒメサユリ好きな虫は多く、ホホジロアシナガゾウムシの単独犯ではない気もします。
このような毛虫やイモムシ、イナゴの幼虫もよく見かけます。

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左は5月14日に載せた齧られたツボミで右は今日見たその咲いたものです。

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ヒメサユリとのつきものは同じ時期に羽化するハルゼミです。今日も盛んに鳴いていたし羽化殻は見かけるのですが発見出来ません。もっと気温が上がらないと難しいかも知れません。

一方、やはりこの時期咲くのはヒメシャガです。先日一輪だけだった花をたくさん見れました。
私にとってヒメサユリ、ハルゼミ、ヒメシャガはこの季節の3点セットです。

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古い時期の中国からの帰化植物であるシャガは人の影響の少ない自然林内にはあまり自生していません。ヒメシャガは同じアヤメ科アヤメ属で、日本特産の野草です。
そして何といってもシャガよりも小さく可愛らしいですね。密やかに崩れそうな急斜面に咲く姿がいいですねぇー!





















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