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八十里越事前現地研修ツアー Hachijurigokoshi preliminary local training tour [八十里越え]

9月21日

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今年の八十里越体感バスツアーのスタートは10月16日からです。それに先立って、今年の工事現場の状況を見に研修ツアーが今日ありました。
実際のツアー順とは若干違いますが。先ずは5号橋梁に向かいました。5号橋梁最高の橋脚であるP2の橋地面から上部構造までの高さは81mあります。大谷川水面からはなんと120mもの高さがあります。昨年末の工事により5号橋梁は7号トンネルからの押し出し工法で6号トンネルに繋がっています。

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8号トンネル新潟側の広場です。奥に三角の鞍掛山が見えています。帰りにこの上空にイヌワシを見かけました。

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この広場の前で国交省からの工事状況説明がある予定です。去年蜂に刺された人がいたので、説明板の周りにスズメバチトラップが仕掛けられていました。

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8号トンネル/9号トンネルを福島県側に抜けます。9号トンネルの只見側出口にスノーシェルターが出来ています。(右下)半日ツアーでは、こちらに出た辺りでひきかえします。国道完成時には、スノーシェルターの先にさらにスノーシェッドがつながるので周りの景色は見えなくなります。上や左下のような周りの情景はこのバスツアー以外では見れなくなります。
この辺りは標高約650mでバスツアーでの最高地点になり、本番のツアーではもっと秋の気配が強まっていることでしょう。

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今日の研修ツアーも先程の只見町の最高地点から引き返します。
これは帰り道に上の方から見た5号橋梁です。

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さらにボタ橋まで戻ります。
これはボタ橋の上から見た大谷川の流れです。この辺りは紅葉が美しい場所です。

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4号盛り土に寄ります。本番には先にこちらを見学予定です。
笠堀ダム方向を見下ろすと2号橋梁が見えます。完成する国道は急勾配を避けてこちら側に大きく迂回して高度を下げます。

第1回の今年の本番ツアーは10月16日からです。よろしくお願いします。

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生出演 live performance [八十里越え]

8月30日

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八十里越体感バスツアーの宣伝で旅行代理店の人(写真の人)とこの地域のFMラジオ局に行ってきました。「燕三条エフエム」と言う局です。
私が八十里越の歴史や見どころについて、彼女がツアーのスケジュールや募集について説明しました。短い時間で生出放送なんで緊張しましたけどパーソナリティの方が上手くリードしてくださってなんとかなりました。(かな?)
この局におじゃまするのは久しぶり(10年ほど前)で、その頃は新幹線の燕三条駅構内にありました。今は燕の交通公園内に社屋があります。その当時何について話したのかは覚えていませんけど、2回くらいおじゃました気がします。そんな調子なんですが、多分2度目の取材相手だった方が私のことを憶えていて下さって嬉しかったです。多分大した応答が出来たとは思えないんですけどね。

まあ無事終わってよかったです。

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映画公開記念講演会 movie release commemorative lecture [八十里越え]

7月10日

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朝は畑の草取りです。主にサツマイモの畑周りなので刈り払い機じゃなくて手で行います。(下)
暑くなりゴーヤーもやっと元気に茂りだしました。(左上)
今日も空心菜を食べたいので採ってゆきます。(右上)

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三条市体育文化会館に友だちと映画公開記念講演会を聴きに行きました。先日見た「峠 最後のサムライ」の映画についての話です。北越戊辰戦争に於ける長岡藩郡司総督・河合継之助についての映画です。八十里越えも舞台になっているのでしただにも大いに関係する映画です。
映画監督の河合継之助への思いや制作ポリシーなどを伺うことが出来て面白かったです。秋からまた八十里越体感バスのガイドをするので、少しでも関係することを聞いておく必要もありました。

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花より団子で、講演会の後で例の「コメダ珈琲」で友だちとユンタクしてから帰りました。最近この人たちと「コメダ珈琲」に行くのがルーティンになっています。
「コメダ珈琲」のシロノワールは白+ノワール(黒)の造語だそうです。

とは言え、まだ参議院選挙の投票を済ませてない人もいてそこそこでひきげました。私は6月23日に期日前投票をしてあるので、近くのアルペンに水着を買いに行きました。さすがにしょっちゅうプールに行ってると塩素で水着のゴムが溶け出してきました。夏になると塩素(?)orオゾン(?)の濃度をあげるんでしょうかね。
スーパーで夕食の食材買って、となりのホームセンターでプランターや用土を買ったりしてたら家に帰って19時半回っていました。

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映画館に行く go to movie theatre [八十里越え]

6月30日

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朝のうちに畑に行き、ジャガイモ(男爵)を掘り上げました。害虫にやられてあまり収量は多くないです。後は北アカリをまだ掘っていないので、そちらに期待です。

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映画「峠 最後のサムライ」を見に友だち3人で燕三条のイオンシネマに集合しました。幕末の長岡藩(小千谷、八十里越、只見町も)を舞台にした戊辰戦争での河井継之助の映画です。「峠」は司馬遼太郎の同名の小説に因んだ題名でしょう。八十里越がらみの内容だし、地元の知り合いも何人かエキストラで出てるはずなので(どこに誰がいたかは全くわかりませんでした。)見ないわけにいきません。イオンシネマは同時に幾つもの映画が上映されています。子供向けアニメが多いのですが「峠」を見に来た客は、内容が内容だけに、私たち同様の老人ばかりでした。チケット買うにもヒト騒動だったり、ケイタイを落としたりって感じでした。

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映画鑑賞もさりながら会って喋くるのが目的でもあり、終わったらコメダ珈琲です。この頃ルーティン化しつつあります。
2人なら映画館→喫茶店は由緒正しいデートコースでしょうが、3人じゃねぇー!でも、延々とくだらん話を喋り続けることが出来るのは、コロナ禍では貴重なチャンスです。実際コメダ珈琲は何時も満席のようです。
さて私にとってほぼ40年ぶりの映画館はとても楽しかったのですが、次回40年後はもうこの世に居ない無いかもね。映画製作者にお願いです。敢えて映画館に足を運ばせる魅力ある作品を早く作って下さい!

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2021私の最終ガイドツアー my 2021 final guided tour [八十里越え]

10月24日

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只見町の米焼酎「ねっか」の「八十里越」です。しただの道の駅で売ってます。しだだの酒米を只見町の酒造株式会社が醸造しました。八十里越を越えて作られたお酒です。

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先週のガイドツアーは雨で八十里越に入れませんでした。でも今日は晴天です。
4号盛り土からの眺めです。

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5号橋梁の躯体が会津側の7号トンネルから新潟側の6号トンネルへと押し出されて下部工で繋がりました。一番高い橋桁のP2で80mで大谷川の川面からは120mの高さの橋になります。完成すると柏崎の米山大橋の倍以上な高さになります。

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県境を越えて福島県の只見町側です。叶津川の流れです。国道289号線最高地点で約標高650mの地点です。紅葉もだいぶすすんでいます。

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最高地点から戻り8号トンネル前です。
只見町からのツアーと行き違いで、ここで新潟側、只見町側が一緒に写真を撮りました。只見町の知り合いのガイドさんに会えました。只見町のツアーは今年1回だけで今日が今期最初で最後だそうです。

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今日は半日便2回のガイドです。一旦道の駅に戻り、午後からまたもう一度
同じルートをガイドします。
午後便は紅葉の名所であるボタ橋で最初に下車します。まだ紅葉のピーク手前ですが、それなりに色づいています。11月に入ると最高でしょう。

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再び5号橋梁です。見上げる高さです。日が周り午前中より橋のディテールが分かります。遠くの青い山は大谷川の源流の烏帽子山です。頂上辺りの白いのは雪かも。隣にある守門岳の頂上は雪で白くなってます。

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そしてまた、8号トンネル前で下車して説明を受けます。(上)背景の
山が関屋ツンネと言う昔の八十里越街道が見えるところです。「あの山を小林はるさんなど瞽女も通ったんだ。」と説明したらお客さんは、その高さと険しさにビックリされていました。
只見町の折り返し点まで来ました。(下)脇の山が崩れないように厳重に山肌を養生してあります。
体感バスのツアーは11月初めまでありますが、私のガイドは今日が最終です。また、ここに来れるのは来年になります。
ここの国道289号線工事は5年以内の完成予定だと発表がありました。来年はだいぶ工事がすすむことでしょう。

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最初なのに最終直前 first but just before the last [八十里越え]

10月17日

コロナ禍でことしの八十里越え体感バスツアーは、大減便になってしまいました。私にとっては今日と10月24日の2回だけのガイドです。今日は貴重なラス前のガイドです。
1日便で八十里越工事用道路を越え只見町を見学し、六十里越(国道252号線ルート)を回って帰る予定でした。
その今日のツアーも昨晩からの大雨、大風で八十里越工事用道路が通れません。険しい山道で未完成の工事用道路なので悪天候だと通れないのです。
そんなわけで往復六十里越ルートで只見町に行きます。肝心の八十里越はガイド出来ません。残念!

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栃尾、魚沼市、只見町と六十里越ルートを来て、峠を越えて只見町に入ってすぐが田子倉湖です。
ダムサイトの展望台です。湖面に小さな島が現れています。よく見ると階段が左側にありますが階段の先には何もない不思議島です。これは湖底に沈んだ田子倉集落の若宮八幡神社の階段です。神社そのものは水没前に上の道路脇に移築されています。
この小島はしかも雪解け頃など水の多い時には水没して見えないのです。だから私はこの展望台に来ると必ずこの不思議島をチェックするんです。

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田子倉湖は水量豊富な大きな湖です。(上)
辺りの山はしただより随分高く紅葉も始まりかけています。(下)

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只見町の中心部や叶津番所も通過して、河井継之助記念館に直行します。(下)
左上は河井継之助が購入したガトリング銃の真正面から見た模型です。
右上は河井継之助の西日本遊学中に書いた「塵壺」という日記帳です。小さな日記帳に細々と長崎までの旅の様子が書かれています。備中松山藩の山田方谷を師と仰ぎ訪れたのがこの旅の目的で、山田方谷の教えがその後に長岡藩の大改革に生かされています。

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記念館のそばに河井継之助の墓があります。只見川沿いで荼毘に伏した遺骸の灰を集め葬られています。長岡市内にも河井継之助の墓はあります。
只見川に注ぐ小さな塩沢川沿いの木です。この川を上ってすぐに医王寺の裏に墓はひっそりとあります。

只見町中心部に戻り「みな川」と言う旅館でオコワ山菜定食をいただき帰路に着きました。

肝心の八十里越工事用道路に行けず残念でした。兵庫県の尼崎から朝日新聞の記事を見て来られたお客さんもおられたんですけどね。旅にはハプニングがつきものだ!と言う旅慣れた方でした。明日は親知らず子知らずの海岸を歩かれるとのことでした。

次回は私の今期最終ガイドツアーです。いい天気に恵まれますように!

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バスツアーコースの下見 preview of bus tour course [八十里越え]

8月3日

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朝は松浜の実家にいたのですが、今日は八十里越え体感バスツアーのコース下見があります。そこで午前中にしただに移動します。
上はしただの家に着いたところです。今日も10t車が入って土場に積んである木材を、発電所の方に搬出しています。
下見は三条市の車で行きます。お昼に道の駅集合です。(下)今日も下界は暑くなりそうです。一番暑い時間帯は高いところにいたいものです。

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先ずは大谷川を右に外れた現場です。
2号橋梁をくぐり上に向かいます。(上)
4号盛り土まで行きます。(下)すぐ下に3号橋梁、4号トンネルがあります。
盛り土と言うと最近は伊豆山の盛り土が土砂崩れの原因になり評判悪いですね。

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まあここでは辺りには家も無いので安全です。2号橋梁を見下ろし、遠くの笠堀方面の岩山が見渡せる眺めのいいところです。

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4号盛り土を下りて、先程見下ろした2号橋梁に上がります。2号橋梁の先に2号トンネルが見えます。他にここからは、3号トンネル、3号橋梁、4号橋梁、4号盛り土と多くの現場が一望出来ます。
このエリアは一つの谷に多くの橋、トンネルがあり一回りで高度を緩やかに下げるルートになっています。ガイドにとっては、トンネルと橋梁なナンバーが微妙にズレて間違いそうなややこしいところです。半年以上ツアーのブランクがあるとなおさらです。

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大谷川に戻り川沿いに塩野渕林道を拡張整備した工事用道路を遡ります。
大谷川の水面の30mほど上に架かるボタ橋は紅葉の名所です。ボタ橋から見下ろした大谷川の流れです。

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ボタ橋の脇にあるブナの木を見てみます。ほんの少し実がなっています。ブナは基本的に不作年で数年の1年だけ豊作年があります。この辺りでの実のつき方を見ると今年も不作年のようです。

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5号橋梁架設現場です。
大谷川左岸側にp1、右岸側にp2、p3の橋脚(ピア)が建っています。
p2は高さ80mあり、大谷川水面からは約120mの高さになります。ここに7号トンネル内部側(福島側)から橋桁を押し出して伸ばし6号トンネル(新潟側)へ架ける大工事が行われています。現在、p3まで橋桁が架かり、その先に緑色したレールが伸びています。このレールの上を滑らして橋桁をさらに伸ばすわけです。



右が7号トンネル側、左が6号トンネル側です。p3の先に伸びた緑色部分がレールでその右に黒色っぽいのが橋桁でp3まで伸びています。

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7号トンネルの福島側の広場で橋桁のブロックを台車に乗せて運び組立てています。リモコンで動かしています。組立ててた橋桁を7号トンネルを通して大谷川方向へ出して行くのです。
後ろの8号トンネル側から冷気が吹き出していて涼しいです。8号トンネル、9号トンネルの短い隙間が繋げられ長い9号トンネルの冷気が福島側から新潟側に吹き出しています。

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県境の9号トンネルを抜けた只見町側です。
ここが国道289号線最高地点で約650mあるので、冷気の吹き出しは無いですが、あまり暑くは無いです。
今ここで見えている景色は左右の壁が繋がり覆いが架けられるので見れなくなります。この辺りは雪崩れ、土砂崩れの危険があるのです。

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9号トンネルの口からスノーシェルターのトンネルを伸ばす工事をしています。トンネルの作り方がわかりました。
外側になる緑色の枠の内側に木枠を張り、地上で曲げた鉄筋を木枠の内側に設置しています。案外手作業でやってるんですね。

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これは内側になる枠でこの外側に同様の木枠を張って、全体をレールの上を押して(下)先ほどの鉄筋などの下にセットするんです。その隙間にコンクリートを流し込んでトンネルが出来上がるわけです。

これは、9号トンネルの先にある7号橋梁に架けるシェルターを作っている様子ですが、横穴を掘った中でこの作業をすればトンネルになるわけです。簡単に言ったらこれがトンネルの作り方です。貴方もやってみたらどうでしょうか?

残念なことに、コロナ禍のせいで八十里越え体感バスツアーは大幅減便です。開始は9月4日檜枝岐歌舞伎見学とセットの宿泊便から始まります。
私が乗るのは9月11日星とトレッキングとのセットになる宿泊便から始まります。お待ちしてます。よろしくお願いします。

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私の今期最終ガイド my last guide this season [八十里越え]

10月25日

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うちの2階から見るクリの黄葉です。まだ色付いてるのは少ないです。雨で濡れてます。今日は八十里越体感バスツアーのガイド当番の日です。かなり雨が降りそうな天気予報です。

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半日便午前、午後のダブルヘッダーです。体感バスツアー自体は来週が最終週なのですが、私は来週用事で出来ないので、今日が今年最後のガイドです。コロナウィルス次第ですが次は来年の夏以降です。

先ずは午前便。これは馬追沢内の4号トンネルです。まだまだ日が差しています。天気保てばいいんですが。今日現場に入って驚いたのは先週から随分と紅葉がすすんだことです。馬追沢はまだまだ標高は高く無いから、奥の色付きが楽しみです。

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少し下がって2号橋梁です。(下)
この2号橋梁の上から見たのが上のカットです。ここからは馬追沢の多くの現場が見渡せる場所です。

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上は5号橋梁の現場です。
下はその現場から見上げる関屋ツンネです。関屋ツンネの稜線は八十里越えの天保古道が、8分目辺りの中腹を明治新道が通っています。ここだけがバスツアーのルートの中で実際に昔の八十里越え街道を見ることが出来る場所です。

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三ノ滝隧道近くでサルの大群に遭遇しました。50匹以上いそうです。4台のバスを恐れることなく見守っています。この辺りは自分たちの縄張りだと言わんばかりです。大群のサルはともかく怖いものなしです。

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9号県境トンネルを抜けてすぐの先の只見町側の地点が国道298号線の最高地点で標高が約650mあります。ここの紅葉は一番早く今ピークを迎えつつあります。
上は叶津川に流れ込む滝で、下は叶津川の上流方向の紅葉です。来週にかけてさらに鮮やかさを増すようです。

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只見町側から7号橋梁越しに9号県境トンネルを見た様子です。丸倉岳只見町側の紅葉です。
例年ですと、今時分はここではピークを過ぎているので、どうも今年の紅葉は若干遅めのように感じられます。

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只見町、県境を折り返しこれは、榾(ボタ)橋)上から見る大谷川の紅葉です。ここはこれからさらに色付くことでしょう。
午前便はたいして雨に降られずにすみました。

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午後便です。予報が変わりちょうどルートに並行して雨雲が線状降水帯がかかるような空模様になりました。まだ馬追沢の4号盛り土辺りでは日も差しました。
4号盛り土から2号橋梁を見下ろしたところです。向こう奥は笠堀湖を囲む山々です。

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これは2号橋梁上から4号盛り土方向を見上げた馬追沢です。この一帯は今年盛んに工事が行われているエリアです。雨が降り出し見通しも悪くなってきました。

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上は午前便では何だかわからなかったのですが、午後便の説明で7号トンネル前に運び込まれた5号橋梁の橋本体の部材だとわかりました。これを来年度の工事で7号トンネル内で組立て、大谷川に出来ているP3、P2、P1、の橋桁に押し出して架ける予定になっています。P2の高さ81mほどで、大谷川上空120mに橋を架ける大工事がいよいいよいよ来年始まります。
下は8号トンネル前の広場です。国交省長岡国道事務所さんの説明を聞いている間に雨足が強まってきました。

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下はバスに乗り込むたびにコロナ対策で手の消毒をしている様子です。
上は県境先の只見町折り返し地点です。雨が激しくもうバスに乗り込んで帰るのみです。
私にとって今期のガイドツアーは終わりました。コロナ禍に見舞われた今年の八十里越体感バスツアーでしたが、来年は例年通り開催出来ることを期待して終わります。皆さんありがとうございました。











Anne with an E

アニメでも夢中でみた「赤毛のアン」ですが、実写も素晴らしいです。主役のAmybeth McNultyがぴったりで見るのが1週間の楽しみです。



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ワシはワシを見た。 I saw an Eagle. [八十里越え]

10 月18日

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八十里越体感バスツアーです。とてもいい天気です。
道の駅駐車場で「クマに関する防災緊急情報」の無線放送を聞きながら出発しました。しただ郷は今年も多数出てます。うちの山のすぐ脇の県道でも5月に親子が目撃されています。そこに人がいるから目撃されるんで、いない場所にはいくらでもいるわけです。
先ず、馬追沢工事現場です。今年はここでの工事が盛んです。2号橋梁(上)、4号盛り土(下)です。

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国交相による工事説明を聞いていたら、4号盛り土の遥か上空にイヌワシ出現です。

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北の空を東から西へ通過してます。餌探しでしょうか?案外早いです。

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早速しただの山のシンボルに出会えて幸せな気分になれます。
工事説明中だったので、大声も出せず、近くのお客さんに知らせるのが精一杯だったのが残念です。

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大谷川沿いの工事用道路に戻り、途中ボタ橋で下車して紅葉の具合を見ます。ここの紅葉ピークは11月始めでしょうか。

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5号橋梁工事現場です。来年度上空に橋を渡す予定だそうです。すごい大工事です。

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県境トンネルを出た只見側です。298号線最高所、標高約650mです。10日後くらいに紅葉のピークになるでしょうか。更にきれいでしょうね。

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工事現場で見たポスターの一つです。グーパーのサインです。

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只見町塩沢の河井継之助記念館と河井継之助の只見の墓がある医王寺です。この寺は無住ですが、毎年8月16日に小千谷の慈眼寺(河井継之助と岩村精一郎の会談決裂があった寺です。)の住職が来て東軍(幕府側)慰霊祭が盛大に行われるところです。
今日の河井継之助記念館の現場ガイドさんが、もうノリノリ解説です。元バスガイドさんのプロだから素晴らしいです。それと今年はコロナ禍でほとんどガイドのチャンスが無いんです。私たちのツアーも回数、人数も縮小しての開催ですがお互いに継続に意味ありですね。頑張りましょねぇー!

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只見湖畔の歳時記念館でランチ後、252号線(六十里越)で帰路につきます。
田子倉湖です。
ダム湖底に沈んだ田子倉集落の若宮神社は252号線脇に移築されていますが、神社に上がる階段は湖底に沈みました。水量の少ない時でないと水量から顔を出しません。ポッカリ広い湖面に出てる階段を初めて見た時不思議の印象があり(13階段的な?そしてどこにつながる階段なのか?と。)、以来気にして見ています。私にとっては、たいがい水没してて見れない不思議階段なんです。

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田子倉ダムが巨大だから大きく見えない立木などです。

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252号線で只見線沿いに峠越えして新潟県へ戻ります。
「道の駅 いりひろせ」です。小さな湖畔の道の駅です。
後は290号線などでしただの道の駅へ戻るだけです。

天気よく、紅葉もそれなり、何と言ってもイヌワシが見れてよかったです。今年の八十里越体感バスツアーはあと2回です。私は最終回は休みなので次回が最終です。
今日も皆さんありがとうございました。













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小雨のツアー light rain tour [八十里越え]

9月27日

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雨が心配な午前便です。
馬追沢にある2号橋梁です。4号盛り土から見た様子です。(上)
2号橋梁上からの2号トンネルです。日曜ですが何かの作業しているようです。坑内に灯りが付いています。(下)
お客さんにトンネル工事の経験者がいて、その坑内の灯りがを見て「トンネルが左に曲がっている。」と言っています。並んだ灯りがの曲がり方で気づいたそうです。専門家の感覚に驚きました。

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2号橋梁上からの馬追沢現場の全景です。小さいのでわかりませんが中央の山の左に4号橋梁、4号盛り土があります。これも見えませんが、3号、4号トンネルがここの右手にあります。
下に4号盛り土へ行く道が見えます。今年はこの馬追沢のあちこちで工事が行われています。

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5号橋梁現場からの関屋ツンネです。ここはこのツアーで唯一八十里越え街道そのものが見れる場所です。
八十里越え街道の説明をします。(下)赤い水平なラインが明治新道です。天保古道は関屋ツンネの尾根を通っています。

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午後便は雨です。
4号盛り土の説明箇所は足場が悪く(上)、
バス車内から見上げる2号橋梁も窓に雨粒です。(下)

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県境トンネルの向こう、只見町側は小雨です。
叶津川を渡ってすぐに左手の山は崩れやすい地質です。多くのアンカーを打ち込んで押さえてあります。

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それでも大した雨にならずにツアーは終わりました。
しただの道の駅に帰ってから、畑に野菜を採りに行きました。只見町方向に一瞬だけ雨上がりの虹が出ていました。










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