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第22回全国棚田サミット1日目 22nd Japan terraced rice fields Summit [旅]

7月14日

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北五百川棚田のSさんに誘っていただき佐渡で開催された、全国棚田サミットに参加しました。
佐渡に行くのは4〜5回目くらいですが、ジェットフォイルに乗るのは初めてです。何と1時間チョイで両津港に着いてしまいます。船内はほとんど全国からのサミット参加者です。島外からは500人超の参加者だそうです。

棚田は平地の田んぼに比べて米の生産性、採算においてはるかに劣り耕作者の高齢化などもあり消滅の危機にあります。しかし、棚田を中心としたエリアでの生物多様性、景観・環境保全、里山文化の継承・・・・といった面でその価値を見直されています。何といってもそこで採れるお米の美味しさも、棚田ファンを惹きつけるところです。
開会式、歓迎式典、各部会と盛りだくさんのプログラムがすすみます。式典での佐渡の高校生の伝統舞踊は棚田の里山文化の現れだし、小学生のコーラスと棚田宣言には心をうたれました。
そして歓迎会。佐渡のスタッフの方々の心尽しに感謝です。
開会式会場で「ヒメサユリ法被」の一段が目に付きます。(下)
ヒメサユリは「三条市の花」です。とても気になったので歓迎会の時その方々に話を聞きに行きました。山形県の朝日町からのご一行でした。棚田を見下ろすところにある公園のヒメサユリを「町の花」として大切に育てておられるそうです。新潟県、山形県、福島県の里山のヒメサユリはまた棚田に似合う花でもあります。そんなことで、「ヒメサユリ話」で大いに盛り上がりました。三条市の"姫"も朝日町のヒメサユリ愛好家に大歓迎されています。(右上)とても熱心な方々で、新潟にも福島にもそこのヒメサユリを見に行きたいとおっしゃるので相互訪問しましょうということになりました。ガッチリ手を取り合い、さっそく「ヒメサユリネットワーク」ができました。
更に聞いて見ると7月2日にしただ郷の我が家を訪れてくれた友人カメラマンの棲家が朝日町なんです。彼は長年そこで子供たちへの自然教室を開いており、当然、町の有名人です。自然保護に先進的な彼の自然教室を拝見したいとずーっと思っていたんです。
やったー!棚田がつなぐ新しい関係が成立です。よろしく…。



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hirometai

モリガメ様
ヒメサユリのご縁で棚田の輪、和も広がったのですね。(*^_^*)
ヤマユリや高砂ユリは見ていますが、ヒメサユリは見たことがないので、一度見たいと思います。
22回も棚田サミットが開催されているのですね。
映像でしか見たことがないのですが、とても労力がかかるのでしょう。
美味しいお米が出来るのが楽しみですね。
by hirometai (2016-07-15 19:21) 

モリガメ

とても可憐なユリですよ。
by モリガメ (2016-07-15 19:48) 

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