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運転免許更新 driver's license renewal [旅]

2月2日

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運転免許の更新をしに東京に行きます。自動車教習所で13時から講習を受けに行きます。雪が大降りになる前に県境を越したいので、天気の具合で深夜1時半頃しただの家を出ます。(左上)魚沼市辺りの下道が雪でかなり往生しました。
高速はそれなりに除雪されていましたがやはりきを使いました。塩沢石打PA(下)、赤城高原SA(右上)、高坂SAなどで休み休み走ります。早く着きすぎても遅く行くと雪につかまるし、早すぎても講習時間まで待つことになるので時間調整しながらの旅です。

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八王子に着きましたが、これも時間調整の意味もあり、野猿街道沿いの手打ちそば「車屋」に昼食兼ねて寄ります。3〜40年ぶりです。昔多摩ニュータウンに住んでいた頃よく散歩を兼ねて30分以上かけて来たものです。よくぞこんな田舎にこんな美味しい蕎麦屋を作ってくれたというくらい美味しい店です。
メニューを見たら「田舎盛りうどん」と言う懐かしい品書きがありました。久しぶりの名前で懐かしく蕎麦屋なんだけど、ウドンを頼みました。(下)でも間違いなかったです。とても優しく美味しい味でした。
11時開店前に着いたのに先客が4組ほどいたし、オープン即ほぼ満席で相変わらず評判もいいんですね。

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高齢者講習は多摩ニュータウンの町田寄りのはずれにある東急自動車学校で受けます。手前の尾根幹線の向こうに多摩ニュータウンが広がります。東急自動車学校から見た様子です。(右下)
なかなか大きな自動車学校で近隣の町や大学から多くの受講者を集めています。
笑っちゃうけど東急だけに普通車からトラック、バスに至るまでたくさんある教習車のカーナンバーが109番に揃えられています。

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この辺りは多摩ニュータウンに開発される前は豊かな里山でしたが、今ではすっかり住宅団地になっています。その中に残る里山の自然は僅かに雑木林の公園として点在しています。
講習が終わった後、ヒメハルゼミの生息地を見に行ってみました。ヒメハルゼミは地域によっては天然記念物に指定されている、特に東日本では、レアな生物です。シイ、カシなどからなる丘陵地や山地の照葉樹林で、人の手が入っていない森林に集団で生息します。開発・伐採されることにより生息地が各地で減少しています。私がヒメハルゼミの羽化をみた森もかろうじて残っていました。ムササビもいた森で、多分まだムササビくらいはいそうです。しかし、住宅団地の大海の中に浮かぶ列島のように細切れにある里山の一つです。八王子、相模原、町田などの境に残る貴重な緑地帯で鶴見川の源流や、八王子みなみ野も含まれる自然最後の砦の一部です。
季節はずれのせいもありヒメハルゼミの現状や今後はわかりません。犬の散歩している女性に聞いてみたのですが当然ヒメハルゼミなど知るわけも無くということです。私たちが通った当時ですら地元の人たちもヒメハルゼミのことなど知るわけもなかったんだから当然です。

車屋もヒメハルゼミも多摩ニュータウンに住んでいた頃の遠い思い出です。

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アプトの道 ruin railway line [旅]

1月2日

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めがね橋という、昔信越線が走っていた路線跡の遺跡が気になり碓氷峠に行きました。
めがね橋というのは4連のレンガ造りのアーチ橋ですが、軽井沢から18号線で行くと手前にいくつものアーチ橋やトンネルを見かけます。
駅跡や変電所跡もあります。

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さらに18号線をくだると脇を上れるアーチ橋もあったので、上ってみました。アーチの向こうにしゃがんだウサギみたいな木が見えますが?
下が18号線です。

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レール跡は無くて歩きやすい歩道になっていました。

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アーチ橋の上下にあるレンガ造りのトンネルも歩いてみました。
よく調べないで来たんで、どうなっているのか興味深々でした。ちょっと探検気分です。

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おー!すごい。やはりめがね橋は壮大です。

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酸素ボンベをしょって上ってる人がいます。(右上)ヒマラヤじゃねーしー!肺が悪いならご無理しないでください。
18号線からもかなりの高さです。(左上)

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横川~軽井沢の碓氷峠は明治26年開通しました。めがね橋は国内最大のレンガ造りのアーチ橋です。(上)
旧国鉄信越線の横川駅 - 軽井沢駅間は昭和38年に廃止されました。
めがね橋の上に移転した信越線がみえます。(下)これも新幹線開通で廃線になっています。
「アプトの道」は横川駅と熊ノ平駅間の約6kmを遊歩道として整備したものです。碓氷峠が急坂で、歯車を使うアプト式というレールシステムで列車が上ったことにちなんでついた名前です。
横川側から上ると案内板を見て上れるのですが、軽井沢から逆方向に行ったんでわからないまま探検隊気分でした。そのほうがかえって面白かったです。

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アプトの道の南側には横川の町を挟んで妙義山が対峙しています。

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奇岩の不思議なシルエットを見ながら18号線を下り高崎へと向かいます。当初めがね橋から軽井沢見物に戻るつもりでしたが、アプトの道が面白くて時間がかかったのでそのまま帰路に着きます。

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高崎駅に戻り家族を送り、新潟に戻ります。
高崎から北を向くと榛名山(上)がよく見えます。榛名山と赤城山の間を関越道で帰ります。
ズーっと晴れていましたが、関越トンネル手前の谷川岳PA辺り(左下)からは吹雪です。トンネルの向こうは雪国です。
17時過ぎにしただの家に着きました。もう真っ暗でしたがたいして雪も無かったので30分ほどで家に入れました。

今回は小瀬温泉パークホテル問題?アプトの道探検と疑問解決の不思議旅でした。

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正月旅行 New Year trip [旅]

1月1日

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我が家の正月は家で過ごすことは無く必ず毎年どこかに出かけて泊まります。
今年は軽井沢の小瀬温泉ってところに行きます。
家族と高崎で待ち合わせしました。余裕もって早めに出発のつもりでしたが、出がけに車のバッテリーがあがっていまいました。大慌てで雪を除けて軽トラを出し、ブースターケーブルを繋ぎ、なんとかエンジンをかけ、片付けしてで1時間はかかりました。バッテリーあがりはこの冬2度目です。小瀬温泉は浅間山の麓でいかにも寒そうなところなんで、このへたったバッテリーだとまたやるかも知れません。心配だからブースターケーブルも積んで行くことにしました。(下)
出発が遅れたけど高崎駅にはギリギリ時間に間に合いました。

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途中割に天気もよかったので助かりました。
関越トンネル手前辺りではすっかり晴れていました。時間もあまり無いけど谷川岳がきれいなので土樽PAで止まって写真を撮りました。
これは反対方向(湯沢方向)のピークです。日白山方向かも知れないです。

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左が谷川岳山頂方向で、右上は仙ノ倉山の方です。

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上が谷川岳山頂方向で、下が茂倉岳の方でしょう。

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高崎駅で家族を拾って、軽井沢から白糸ハイランドウエイに入ります。小瀬温泉は白糸ハイランドウエイの料金所の少し先ですが、小瀬温泉に行くと言えばただで通れます。
細い流れに沿った谷間にある小さな温泉です。

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部屋の前の流れです。(上)
小布施の栗落雁がお茶請けでした。(下)去年小布施で食べて以来これが好きになりました。

1月2日

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雪はほとんど降らないけど谷間の朝は冷えます。小瀬温泉ホテルの橋です。

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小瀬温泉ホテルは白糸ハイランドウエイから100mほど東にあるのですが、このアンシェントホテル浅間軽井沢は白糸ハイランドウエイに面し小瀬温泉ホテルへの分岐にあります。ここに小瀬温泉ホテルが経営するパークホテルと言うのがあってそこの営業が厳しくなった時に、株式会社カクイチと言う建設関係の会社が待ったをかけて(買い取ったと言うことか?)建て直したホテルらしいです。しかし、今は無いパークホテルのホームページはまだ何故か現存しています。小瀬温泉ホテルは明治から続くひなびた温泉宿ですが、ここは洋風な建物です。小瀬温泉ホテルは妻が予約したのですが、20年くらい前に小浅間山に登った時、小瀬温泉ホテルと間違えてパークホテルに泊まったんだそうです。そしてとても気に入ったらしいです。以前泊まったホテルと全然違うから不思議に思って両方のホテルの人に聞いたらそう言うことでした。まあ後でネットでも調べて(https://shigoto100.com/2021/03/ancient-hotel.htmlなど)やっとわかったことです。私は湯もよく何しろ安いので昨晩の小瀬温泉ホテルで満足なんですが、妻は今のアンシェントホテル浅間軽井沢にも泊まってみたいそうです。ここもネットでの評判は悪くないですが、2食付きだと3万くらいはするみたいで私はそんな気は無いです。いずれにしてもキツネにつままれたような話しでした。

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白糸ハイランドウェイを少し上ると白糸の滝に着きます。
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5回目ワクチン接種 5th vaccination [旅]

12月6日

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コロナオミクロン株ワクチン接種をしに北野駅前の会場に行きます。みなみ野駅への道です。みなみ野は庭や公園や雑木林が多くてきれいな住宅街なんです。関東はまだ紅葉は散りきっていません。電車ではなく北野駅を通るバスで行きます。

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北野駅北口ロータリーです。(左上)
ワクチンを打ってからこやの駐車場まで20分ほど歩いて行きます。ごちゃごちゃ家が立て込んでこんいて迷いそうな道を、スマホのマップを見ながら行きます。
途中のお宅のサンタさんの飾り付けです。(右上)
バショウかと思ったらバナナでした。(下)寒い八王子ですがバナナも実が付くようです。

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車をとって家に行き荷物を積みます。
雨だし久しぶりのみなみ野散歩もせずに、庭の植物だけ見てまわります。
ナツツバキの実です。(左上)
玄関先のシロタエギクなどの植込みです。(右上)
濡れたナンテンです。(下)

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パンジーの花に付いた水滴です。
今回は行き帰り雨です。

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家の本棚です。一番上の段の三国志の漫画は長男が小さい頃隅々まで読んで細々と内容を記憶していました。

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バラ(左上)、階段の落ち葉(右上)、カエデの紅葉(下)です。
疲れているからもう1泊のんびりしたいところですが、そうも出来ないんでもう帰ります。

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認知症検査 dementia test [旅]

12月5日

高齢者の運転免許更新には、認知症検査が伴います。高齢者運転講習とは別の日の検査になります。私たちベビーブーマーは数が多いので都内の試験場はいっぱいです。
府中試験場など近いところに空きが無く、鮫洲試験場に行かなくてはいけませんでした。

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車で八王子に行き駐車場に預け電車で鮫洲に行くのですが、いつもの近くにあった駐車場が無くなったために遠く子安町の駐車場へ置きにいかないとダメでした。それも一苦労でしたが、八王子から鮫洲は遠いです。 
実家泊まりでしたから新潟西インターから北陸自動車道、関越道で出発しました。松浜を6時に出発して魚沼辺りで日の出です。6時45分くらいです。これは堀内辺りから見る越後三山(八海山、中ノ岳、越後駒ヶ岳)です。朝焼けに神々しい姿です。
あとは高坂SAで一休みしただけで、外環道あきる野ICから下道で来ました。

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ともかく鮫洲は遠いです。品川で京浜急行に乗り換えあとは徒歩です。初めてだし道もよくわかりません。約2時間かかりました。車が4時間、電車歩きが2時間って感じですね。
下が鮫洲運転免許試験場です。
上はその真向かいにあったメガネ屋さんの看板です。鮫津じゃなくて鮫洲だからサメヅではなくサメズですね。

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何組かの絵を見て、あいだを置いて何の絵があったかを答えたり、今の日時を答えるような検査です。日常生活ではだいぶ認知がすすんでる気もしますが、運転に支障は無いみたいで見事合格しました。まあよかったです。鮫洲駅から乗った京浜急行の電車です。(上)
東京駅、神田駅経由で帰り以前メガネを買った靖国通り沿いの「メガネのタニタ」に寄ります。(下)メガネをかけたまま寝て潰したせいでフレームがガタがきてるんで直してもらいました。しっかり直していただき助かりました。

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神田古書店街をチラ見しながら神保町から地下鉄、京王線、横浜線で八王子みなみ野へ帰ります。18時前ですが、八王子みなみ野駅前はこんなに真っ暗になってました。
松浜の実家を出て12時間ほどです。疲れました。


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日帰りは大変でした day trip was very tough [旅]

9月16日

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北アルプスの唐松岳を八方尾根から上り日帰りです。どう考えてもハードなプランなんですが、事実大変でした。
2時起きして、仲間2人と燕三条に4時待ち合わせです。八方尾根の黒菱リフト乗り場が7時過ぎ(下)で8時の始発リフトに乗って歩き始めます。
上は黒菱手前で角を曲がって見えた白馬岳方向の山並みです。雲の合間から見える3,000m級の高山にワクワクです。

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リフトから見下ろす雲海がきれいです。

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南側の遠見尾根側です。
一番下のカットはリフトを降りて見下ろす木道ルートを行く人たちです。上で合流します。

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八方尾根の北側に見える白馬岳方向の雲海です。(上)
上るにつれて雲海も消え八方池に着く頃には晴れてきます。(中)
八方池の湖面に登山者の列が写っています。(下)
リフト利用で高度が稼げるので人気ルートですね。連休前ということもあり多くの登山者が来ています。

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ハッポウ〇〇と八方尾根の「ハッポウ」が着く固有種があります。
ハッポウワレモコウ(左上)、ハッポウアザミ(右上)、ハッポウウスユキソウ(下)です。どれも全て花期を過ぎています。他にハッポウタカネセンブリも見たような気がするのですが、最盛期を過ぎていたようです。盛りを過ぎていたせいもありますが、ともかく急いで登らないといけないので根性入れて撮ってられません。

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八方池を過ぎてさらに唐松岳を目指します。不帰Ⅲ峰の左に唐松岳が見えてます。
リフトから唐松岳まで片道コースタイム4時間ほどです。歩き出しが8時半として最終リフトが16時半です。8時間しか無いからのんびりしてられんのです。

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目指す唐松岳と不帰Ⅲ峰です。(上) 不帰ノ嶮は「八峰キレット」、「大キレット」と並び称される日本3大キレットで超危険地帯です。
不帰Ⅱ峰です。(下) 不帰Ⅱ峰右側の北峰と不帰Ⅰ峰の間が不帰ノ嶮の核心部です。

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なんとか頑張って歩くのですがどうも途中から足が痙攣気味だったようです。最近まともな山登りをして無かったんで忘れてたんですが、私は何かと攣りやすい体質になっていたんです。(そんなことまで忘れちゃうんだからヤバイです。)なかまの2人は普段から山登りをしてる人たちなので元気なんですけど、私だけが足手まといになってしまいました。情けないけど普段の行いの積み重ねだから仕方ないです。
左は五竜岳、右は唐松岳から白馬岳への分岐点に来ました。(下)足元に唐松岳山荘があります。
左手に五竜岳が高々と聳えています。(上)
ここで引き返すかとも考えていたのですが、行けそうな気もしたので唐松岳山頂へ向かいます。

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山頂へは一旦下ってから上らないといけません。(左)
上りで頂上近くの岩に止まっているキベリタテハを見つけました。(右上)中部地方では山地〜亜高山帯に見られるチョウです。唐松岳山頂が標高2,696mなのでギリギリの高さなのでしょうか。あまり活発に動け回れそうにありません。SDやレンズ交換している間も逃げません。私もバテバテですが根性出して撮りました。
なんとか山頂です。(右下)寝不足だし多少高度障害も出てるかも知れません。

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3年ほど前に上った木曽駒ケ岳(標高2956m)では海抜2,700〜2,900mで高山病っぽくなりました。千畳敷カール(千畳敷ロープウェイ駅で海抜2,612mです。)に下りて泊まっても症状は出ませんでした。30歳代に、寝ないで大阪から運転して来て乗鞍岳駐車場(標高2,700mほど)から30分くらい上ったらなりました。それが初めての高山病でした。もちろん、20歳代に山ばかり行ってた頃は海抜3,000mのところにいくらいてもへいっちゃらでした。まあ、最近は海抜2,700m以下で疲れてたり寝不足だとなるんでしょうね。
写真は唐松岳山頂で雲の切間から見えた不帰ノ嶮の岐阜県側の尾根です。

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唐松岳山頂では少し休んで13時過ぎに早々に下ります。リフトの最終16時半までに間に合わないといけません。私の足がまともなら大丈夫かも知れませんが、とても厳しい状態です。攣りまくる足を引きずりながら、ゆっくりでしたがほぼノンストップで下りました。それでも八方池のだいぶ上で両足痙攣で倒れ込んでしまいました。「ツムラの芍薬甘草湯」があればと再度皆んなでザックの中を探すのですがありません。通りがかりの若い女性たちに聞いてみたけど持ち合わせていません。まあ、痙攣には無縁な若さですからね。それでもアミノサプリや食塩タブレットをいただき飲んでみます。これらは山頂でも飲んでんいたものですが、ともかく有るったけのサプリと水を飲みしばらく横になっていたら不思議なことにカチカチの足の筋肉が弛んできました。なんとか立ち上がり歩き始めることが出来ました。治ったわけじゃないけど、若い子にもらったサプリに元気づけられふらふらと下ります。
なかなか見えない八方池にたどり着いたのが16時ちょっと前で、さらにぼろぼろになって上のリフト乗り場に16時31分に着きました。仲間1人に先行してリフトに行ってもらい、1分遅れながらなんとか間に合わないました。「時間です。急いで下さい!もうリフトの営業は終わりました。もう乗れませんま!」と繰り返し放送が聞こえるなかたどり着いたのです。全くスリル満点で間に合って(間にあって無いとも言えます。)よかった。嬉しかった。結果オーライで楽しかった。でも、仲間に随分と迷惑かけました。ごめんね。
下りはミヤマナナカマドの赤い実を撮ったぐらいで写真撮る余裕もなかったです。(上)
リフトもう1台乗り継ぐための僅かな上り坂や、下りてから車にたどり着くまで最後の力をふり絞りました。あーよかったー!
結果的にセーフでしたが反省事項多しでした。「ツムラ」の漢方薬を忘れちゃーいけないとか、適宜水分取らなきゃとかね。
でも楽しかったー!



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しただに迂回 detour to Shitada [旅]

6月21日

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東京に行く用事があり、実家の新潟市から直接向かうつもりでしたが、前日能登半島の地震があり中越も震度3でした。多少心配だったので一旦しただに寄ってから行くことにしました。
薪の山も崩れていなかったので特に問題は無かったようでした。

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それほど急ぐことでも無かったので、サヤエンドウなどを採りに畑にも行きました。湿気が多く畑から見る粟ヶ岳も霞んでいます。

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ニンニクの花が咲いていました。ニンニクが大きく育つように、こんなになる前にカットした方がよかったみたいです。

新潟市から高速道路で一気に行けば4時間ほどで八王子まで行けたでしょうが、新潟市→しただ→小出ICは下道だったので少々疲れました。

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北信の楽しみ 2 enjoyed in Northern Nagano 2 [旅]

3月30日

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素晴らしい朝です。晴れ渡り、風も無く。
今日が願望していた野尻湖ワカサギ釣りです。

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宿の目の前の船着場から屋形船で8時出航です。
下は湖面からの黒姫山と飯縄山です。
釣り糸を垂れるまでのワクワクがたまらんです。(左上)
電動釣り竿など道具は全てレンタルです。餌はサシです。まだ水面にはフタをしてあります。湖奥の釣り場に着いて船長さんに釣り方を教わります。(右上)

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釣り場に着き舟が止まると湖面は静まり切っています。
野尻湖プリンスがあった半島とYMCAの間の最奥の湾内です。30mほどの深場の釣りになります。

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船長さんが釣り方を教えながら、実際に垂れたら早速釣れたのがヒメマスでした。(下)
上はワカサギ1号です。ちいさい!仲間が「めだかのお母さん。」いうくらいです。昔北海道白老のポロト湖で穴釣りした時のはもっと大きかった記憶があります。

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それでも釣り始めると皆んな順調に釣れています。私もでだし悪かったけどいい調子に釣れだします。お客さんは20人定員の屋形船ですが、今日の客は名古屋からのお一人と私たちの4人だけです。もう今月いっぱいくらいでワカサギの漁期は終わりです。

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一荷で2〜3匹釣れることもままあります。3匹目となるとあげても針はずれしがちです。
大変なのは餌の付け替えです。小さいサシを針につけてから、口の小さい魚に合わせて、ハサミで半分か2/3の長さに切ります。皆んな老眼が出てますから一苦労です。私なんか餌を切るつもりがハリスを切っちゃたりして。その後、4本針で釣り続けました。
昨日の一茶記念館から575づいてしまい、ちょっとあたりが止まると次々に一句出来ます。それなりに名句もあったような気もするのですが、書き止めないからどんな句を読んだか忘れちゃいました。

ワカサギや ああワカサギや ワカサギや

てな具合でとても楽しく釣りができました。もっともこのいつもの3人連れだとどこで何しても楽しいことばかりなんですけどね。

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名古屋からの名人はいろいろ自作の道具を持ち込んで、2本の竿で次々あげています。自分の魚探までセットしてます。
フォークで自作した針外し器で釣った魚も手際よく水槽に落とし込んでいます。なんと最終的に178匹に釣られました。ちゃんとカウンターで数えるのもすごいですねぇー。

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私でも30超はいったと思います。私たちヘボ3人には船長さんがそれぞれ50匹ほど釣って分けてくださいました。ありがとうございます。と言ってもねぇー。大きさが大きさだから、アジならトロ箱一杯ってとこでしょうが、カゴに軽く一杯です。
日が回ると湖水の色が鮮やかな緑です。納竿は15時です。あー!おもっシェかった。(面白かったの、新潟弁です。)

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でも疲れました。何に疲れたかというと餌つけです。慣れない細かい作業には疲れました。頭ボーです。
それにしても満足してます。野尻湖いいなぁ。大阪から移住して来た一茶記念館のおばちゃんの気持ちわかるなぁ。また皆んなで来ようよ!仲間で来ると何しても楽しくて笑いがとまらんさー!


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北信の楽しみ 1 enjoyed in Northern Nagano 1 [旅]

3月29日

待望の野尻湖ワカサギ釣りの予約をしたので、また長野へ行くことにしました。釣りは明日なので、いつもの旅仲間と飯山線経由で小布施に立ち寄りに向かいます。
長くなるので2回に分けて投稿します。

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十日町、飯山と去年春に通ったルートを通り小布施の町に入ります。
小布施はいろいろありますが、やはり竹風堂と北斎でしょう。
竹風堂の駐車場に入れるとどちらもそばで都合いいです。以前に来た時の記憶よりいろんな観光施設が増え街並みが賑わっています。右のカブトムシ像も竹風堂駐車場脇にある「日本のあかり博物館」と言うところです。

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お腹すいてたんで竹風堂です。栗おこわランチ美味しかったですよ。(左)品よくバランスよく優しい感じの味がよかったです。満足ー

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北斎館に行きます。
折り悪しく九州国立博物館の「北斎」展示に出していて東町祭屋台や直筆がレプリカ展示でした。撮影可の表示があったので撮らせてもらいました。

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「男浪、女浪」は直筆展示です。
素人にレプリカかどうかなんてわからないので充分楽しめました。全然いいです。北斎かっこいいー!迫力ありです。

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のれんや看板に多くの北斎作品が掲げられていて、辺りは北斎に満ちています。晩年の北斎がこの地に来たのは、天保の改革で江戸では絵の制作が自由に出来なくなり、弟子でもある豪農・豪商の高井鴻山から誘いがあってのことだそうです。

のんびり散策して千曲川と北信五岳(飯縄山、戸隠連山、黒姫山、妙高山、斑尾山)を望み、小布施の歴史の文化をもっと味わいたいところですが、2大看板である栗と葛飾北斎を楽しめたことに満足しましょう。

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今日これから行く野尻湖は信濃町にあります。信濃町には野尻湖、黒姫高原、斑尾高原と美しい自然があります。そして忘れてはならないのが信濃町の柏原で育った小林一茶です。「国史跡小林一茶旧宅」などあちこちに一茶ゆかりの場所があります。その中で今年の1月2日に立ち寄ったけど正月休みで入れなかった「一茶記念館」に行きました。西向き斜面に立つ記念館の2階から妙高山、黒姫山、飯綱山と見渡せます。一茶の作品、生涯、故郷信濃町の民俗資料など多くの展示が見学出来ます。資料を見ながら音声案内が聞けると言うので聴き始めました。とても興味深く聴けたのですが、なかなか終わりまで聴ききれません。面白かったので最後まで聴きたかったのですが宿に行く時間が遅くなります。途中で中断したのですが心残りです。この音声案内のおかげですっかり一茶好きになったんですけどね。
また、館の職員の女性が妙に大阪訛りで気になって尋ねたら、大阪市城東区から信濃町が気に入って3年前に移住したんだそうです。コテコテの大阪のオバチャンやん!大阪城の東脇からですよ。よほどこの地が気にいったんですね。
なぜかこの度一茶の句が心に沁みます。

やせ蛙まけるな一茶ここにあり
雀の子そこのけそこのけお馬が通る
やれ打つな蝿が手をすり足をする
我ときて遊べや親のない雀
めでたさや中位なりおらが春

いいなぁ!

実はこれが病みつきになり、翌日ワカサギ釣り中にまで五七五にハマりっぱなしになってしまいました。
あー楽しかった!信濃の国はいいなぁー

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海から山へ、長い帰路 long way home, from sea to mountain [旅]

3月9日

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先ずは豊栄の病院です。ここで母の予約があったので八王子からしただに帰らず新潟市の実家に来て泊まったんです。母は行かずに私だけ行けばいい日だったので割に早めに終わります。

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少し早いので、島見浜に寄ってみます。時々海を見たくなるものです。浜辺に舟小屋が何ん軒かあります。(上)
冬の強い風で砂は吹き飛ばされます。(下)

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波打ち際との間の砂浜に動物たちの足跡がたくさん着いています。海鳥、イヌ、ネコが多いのでしょうが、浜に沿うように裏に森が続いてるのでタヌキなどの野生動物のもあるでしょう。

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晴れて穏やかな春の海です。

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しばらく海風と陽射しを満喫します。

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下は海に沿った長い防風林の森です。大きなキャンプ場も森の中にあります。
空を自衛隊の飛行機が通過します。コロナで民間機の飛行は減っているようです。飛行場に近いこの辺りは、普通の風向きだと東から西へ向かう着陸ルートにあたります。(上)

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実家や母の特養に寄ってからしただの家に帰り着きました。
だいぶ雪も減っていました。家の軒下や車道脇は多いですが(上)
だいたいのところの積雪は1.2mくらいに減ってます。出かける前の7割くらいです。
八王子に1泊しただけでしたが、新潟市の実家にも寄ったので長い帰路になりました。いつもの場所ではありますが、久しぶりの遠出で開放感が得られました。


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