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帰り道 < Our Journey North 5> on my way home [旅]

10月12日

笹川流れ
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加茂水族館から県境の鼠ヶ関まではすぐです。実は県境から家までがんがいんです。新潟県は南北にとても長いのです。
笹川流れで夕暮れになります。ここは眼鏡岩です。(上)ここで写真を撮っていると、さっき追い越した臨時快速列車の海里がやっと来ました。(下)観光列車なので途中景色がいいとゆっくり走っているようです。ここも笹川流れの核心部です。羽越線は海岸べりを低速で走ります。

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弁天岩で日没です。

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日本海はどこでも夕陽がきれいです。日が沈み長い帰り道です。それでも皆んなで喋りながらなので楽しいです。素晴らしい2日間は天気と仲間のおかげでした。私はしただへは遠すぎるから松浜の実家に帰ります。



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山形の旅 < Our Journey North 4> sightseeing in Yamagata [旅]

10月12日

土門拳記念館
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酒田なので、皆んなにお願いして昭和を代表するリアリズム写真家である土門拳記念館の見学に行きました。社会問題、人物、仏像など様々な作品を残しています。酒田は土門拳の生誕地です。多少の作品は知っていますが、岩波写真文庫の特に「古寺巡礼」がうちのあって子供の頃にも親しんでいました。しかし、本などで知った作品でも実際の大きなプリントで見るのとは大違いでした。「筑豊のこどもたち」など昭和の子供たちのスナップには涙出そうにもなりました。自分もまさに昭和の子供だからでしょうか?やはり来てよかったです。

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土門拳記念館脇の池は「拳湖」と言い記念館を作る時に掘られた人造の池で、土門拳の名にちなんだ名前だそうです。

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あまり有名写真家の作品をしみじみ見たことが無いのですが、やはりそういうモノをちゃんと見ておくのもいいですね。今更遅いかも知れないけど、これからも写真は撮るし、ちゃんと知るのもいいです。

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土門拳記念館の建物、庭は谷口吉生と言う方の設計になるとのことです。これもまさに谷口吉生氏の作品です。

加茂水族館
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たまたまですが、海沿いにあった小さな水族館が、2014年6月にクラゲの水族館として新築リニューアルオープンして2024年6月1日にリニューアル10周年だったんだそうです。私は2度目です。結構不便なところですが、車のナンバーを見ていると全国から来ています。

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日本、世界のクラゲ、大小のクラゲ、ひかるクラゲと多種多様です。

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ミズクラゲの大水槽も人気です。

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山形を目指す < Our Journey North 3> aiming for Yamagata [旅]

10月12日

交流の館 八幡
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勝木にある「交流の館 八幡」に昨晩泊まりました。廃校になった中学校を改装し、体験交流の宿泊施設としてリメイクした宿です。温泉もあります。なかなか暖かく豊富な湯量です。昨日上った筥堅八幡宮のすぐ麓にあり泊まった部屋は「アサダ」です。筥堅山に生えている巨木の種類を部屋にしています。勝木にも碁石にも愛されている神社ですね。実はこの宿は2度目です。今年の4月に山熊田へ行く時に泊まりました。笹川流れ辺りに来た時の定宿になりつつあります。安いし、いい温泉だし、料理も美味しいし、「凪のてらす 仲」が近いからランチ食べに行ってもいいしー!言うこと無しねー!昨日「碁石の海だー!」って載せた石を張り付けた海の絵がもう一つありました。(下 同じ作者かなぁ?)さて、今日はこれから一路山形を目指しますよー。

山居倉庫
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山形県に入り、まっすぐ酒田まで来ました。久しぶりに山居倉庫に来ました。天気が良いせいか観光客で賑わっています。入口側が、物産館、売店と歴史資料館的になっていて、その奥に従来の米倉庫が並んでいます。裏のケヤキ並木がとても爽やかです。

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結婚式の前撮りということでご家族だけで来ておられました。着物姿がお似合いで、

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ロケーションもピッタリでした。お幸せに!

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物産館や歴史資料館の方も覗いて楽しいです。紅花染めや藍染も山形らしいです。

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お土産もいろいろです。酒田市観光物産館「酒田夢の倶楽」と言うらしいです。

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山形のブランド米ははえぬきですね。ここは庄内米の倉庫です。



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特別な場所 < Our Journey North 2> a special place [旅]

10月11日

筥堅八幡宮社叢
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碁石海岸を散歩中のおばさんに、どこか眺めのいいところが無いか聞いたら、碁石からトンネルで勝木に抜けてすぐ右手の海に突き出た山にある神社を勧められました。碁石と勝木の境にある八幡宮です。おばさんに教わった通り鳥居をくぐって上り始めます。

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案内板があります。八幡宮は海抜80mもあります。(資料によって60mだったり80mだったりしてます。)

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上るにつれてアサダ、スギ、カヤ、ハナツバキ、トチ、タブ、ケヤキ、などの大樹が次々と参道脇に見られます。

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更に上りが続きます。

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下から少なくとも60mは上ったと思いますが、筥堅山頂上の筥堅八幡宮に着きました。(左下)木々を透かして下に日本海が見えます。(上)後でネットで調べたら筥堅八幡宮は、延喜21(921)年に九州の福岡市にある筥崎八幡宮の分社として建てられたとありました。ちょっと信じられないような話しですね。福岡の筥崎八幡宮と言えば日本三大八幡宮の一つですよ?神社関係の事は全く分からないですけど、そんなこともあるんですかね?神さんのことは知らんけど、ここの自然は少し特異な感じはします。日本海へ突き出たような約80メートルの険しい岩山で、温帯林・ 温暖林・準寒帯林の混合林で、300あまりの巨木がある森におおわれています。しかもこの筥堅山はマグマの噴出によって出来た岩がベースになっているのだそうです。そのため山自体が地磁気のパ ワーを秘めているとのことです。中部地方だからヒダリマキマイマは特に珍しいことでは無いですけど、下から上ってくる間にやたらと見かけました。(右下)村上市のサイトで調べたらここが「筥堅八幡宮社叢」として国指定天然記念物になっているのだそうです。社叢というのは神社の森(鎮守の森)と言う意味です。往々にして神社の森には貴重な自然が残っているものです。と言うか、特異な自然なんで神秘的な感じがして神社を建てたんでしょうか?帰り道、山を下っていると一人で上ってくる若い人に行き交いました。聞いたら新潟市から日帰りでわざわざこの神社に来た大学生でした。なぜここに来たのか尋ねたら、興味があったからとのことでした。どんな興味なのかは聞き損ねました。そんな若い人が一人で来るような興味深いところなのかなぁ?

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左から筥堅山、金比羅岩(碁石海水浴場)、鉾立岩(寝屋)です。北側(碁石)から見た筥堅山になります。

まあ、私たちもちょいとした運動にもなり巨木に会えたし、貴重な体験でした。何はともあれ気持ちのいい場所でした。ここを勧めて下さったおばさんに感謝です。


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素敵な碁石の浜 < Our Journey North 1> a lovely beach of Goishi [旅]

10月11日

仲間と1泊2日で県北の村上から山形県の酒田市まで旅行しました。あちこちいっぱい見てネタが多過ぎで長くなるので、小分けしてアップします。

笹川流れ
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ここは笹川流れの南のあたりで、弁天岩周辺の海です。笹川流れ一帯から粟島が間近に見られます。笹川流れとは厳密には、村上市の鳥越山から狐崎までの全長11キロメートルで、その間に無数の奇岩、絶壁、洞穴が連続する海岸を指すようです。

凪のてらす 仲
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私たちはランチを勝木の北隣の碁石集落にある「凪のてらす 仲(なか)」という民家レストランに予約してあります。笹川流れからは北になるようですが、ずーっとこの辺の同様に美しい海岸線です。予約時間があるので、笹川流れ自体はあまり中途下車せずに、車の窓から眺めるだけでスルーしました。勝木から小さいトンネルを潜ったさきにある碁石の集落は海に面してこじんまりした静かなところです。海沿いの道はこの集落の先で行き止まりで、ちょいと隠れ家っぽい感じもある里なんです。「凪のてらす 仲」の駐車場から地図(左下)に従い家並みの間を抜けて行くのですが、細く暗い通り越しに見る明るい海とのコントラストがいいです。(右下)

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店内からの日本海の眺めです。
「あれ?」と思われませんでした。そうです。実は1年前にもここにもおじゃましているんです。私たちすっかりここが気に入っちゃいまして。料理も、店の雰囲気も、眺めも!私たちがそんな具合なんで、実はこちらは全国的な人気レストランなんです。昨年来た時も県内はもとより、仙台、北海道からお客さんがみえていました。今日はお手伝いの方もいましたが、前回はご夫婦でやっておられるだけだったし、席数もそんな多くないし、料理にはすごく手間をかけて作っているしということで、このお店は完全予約制です。でなきゃこのクオリティは無理です。

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ではランチいただきまーす!見ただけで手間かかってるのわかるかと思いますが、説明を聞いたらなおさらそれがわかります。魚介、野菜、山菜、塩、水・・・すべて食材は地元山北産にこだわています。(ここは村上市に合併した旧山北町です。)そして、店の雰囲気、ご夫婦の人柄、海の美しさそんなすべても美味しさに結びついているようなって感じーです。

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食後テラスに出てみます。(上)気持ちイー!粟島も目の前です。テーブルに敷かれた碁石周辺マップです。(下)

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テラスの下は海沿いの道で砂浜があり、すぐに波打ち際になってます。

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ずーっと座って目の前の海を見ていたいです。とはいっても店に次の予約の客も来るし食後あまり長居も出来ません。

革工房 ABALLI
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碁石集落散歩がてら、「凪のてらす 仲」にあった碁石周辺マップに載っていた革工房をさがしてみることにしました。それらしいところを回ってもなかなか見つからなかったんですが、とある民家の玄関先に小さな表札を発見しました。社長はおられなかったれど留守番の方がおられて見学出来ました。
その方に聞いた話と後でネットで検索したことによると、加トさんと言うニックネームで元はカメラマンで、自転車好きで、(なんか私に似てるな?)イタリアのフィレンツェで革工房(?)で学んで革職人になり、数々の皮革関係の賞をもらい、デパートやハンズに出店、商品を卸すAGALLIというブランドを立ち上げた人なんだそうです。ザーッと調べただけで多少の間違いがあったらごめんなさい。東京での工房を引きはらい、生まれ故郷の碁石に移転して現在に至るみたいな感じです。

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全然革に関心も興味もなかった私ですが、ここのショールームやネットで見た作品(商品?)を見せてもらうと、すごくカッコいいなーって感じがしました。じゃあ買うかっていわれるとこの革製品に見合う生活ぶりをしてないので、買ってどうすんネンということになりそうです。欲しいけど自分がこんなのが似合うかっこいい奴にならんとなxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx!反省します。
でも、こんな気持ちよくなるもんが見れてよかったです。

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そして反省しつつ ABALLI の目の前の浜にたたずむ私でした。

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そして皆で碁石っぽい石がないかと浜辺をほっつき歩き、座り込んでくっちゃべったりしてました。海も空も青く浜はきれい風は優しく凪いで気持ちいい時間でした。

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こんなモンも落ちていました。サザエの蓋ですねー!

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そして少し上から見てみたいと車で海辺から少し離れて国道7号線を走ってみました。家はないけど一応この辺も碁石という地名のようです。
少し坂を上った辺りで、粟島を撮ってみました。

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碁石集落の方を振り返ると、さらに奥には寝屋漁港の鉾立岩がそそり立ってるのが見えます。

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今日泊まった勝木の「交流の宿八幡」という宿(なんか宗教がかった名前ですが、そうではなく廃校になった中学校を改装し、体験交流の宿泊施設にしたということらしいです。温泉付きです。)で、見つけた絵(オブジェ?)です。中学校だった時代の誰かの作品みたいな感じですが、この感じがかわいらしい碁石の海を連想させてくれてつい撮ってしまいました。

今日は碁石の「凪のてらす 仲」と「革工房 ABALLI」という2つの宝物を見つけることが出来てよかったです。また、違う季節に来たら他にも宝物を見つけられるかも知れない魅力的な場所です。

私たちの発見の旅はまだまだ続きます。


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アジアン・フラッシュ Asian Flash [旅]

9月15日

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今日からちょっと東京に行きます。下道で小出ICから関越道、圏央道で八王子の自宅に行きます。うまくいったら4時間チョイの行程ですが、思いの外晴天になり圏央道日の出ICから渋滞して1時間くらい余計にかかりました。うっかりしてましたけど世間では3連休ですね。
小出ICから関越道に乗る手前から見た八海山です。

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目黒の友だちの家に行くのに一旦駐車場探してと思っていましたが、息子が車で出かけていたので家に車を停めれました。

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それでも渋滞で遅くなったんで、八王子みなみ野駅前の丸亀製麺で昼食を済ませました。多分ここから学芸大駅まで2時間くらいです。

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友だちの家です。「歩き方ハウス」とあるのは、家の1棟をシェアハウスにしていてその名前です。(左)本人が海外旅行ガイドブック・「地球の歩き方」シリーズの編集の仕事をしていて、実際に世界を歩き回っていることからのようです。また、定期的に知り合い関係者に講師を頼んで講演会をここで開催しています。今日は「アジアン・フラッシュ体質の人がコロナ、インフルエンザ、ノロウイルスなどに感染しない傾向がある。」という佐賀大のグループによる研究についての講演です。飲酒で顔が赤くなる体質が東アジアの人々に多い傾向があって、この現象をアジアン・フラッシュと呼びます。日本人の半数はアジアン・フラッシュだそうです。佐賀大の上記グループの客員研究員で農水省の方が友だちの高校の後輩にいて、その方の講演会になったようです。アジアン・フラッシュの遺伝子を持つ人は、エタノールの代謝でできるアセトアルデヒドを解毒する酵素の働きが弱くて酒で顔が赤くなるようです。同様に有毒のホルムアルデヒドの分解も弱い傾向があるためにウイルス類に対する防御に働いているらしいとのことが判明しつつあるようです。このメカニズムがちゃんと解明出来ればノーベル賞?少なくともイグノーベル賞候補くらいには?と仲間内で盛り上がってる。とか、何とか、でした!
参加者の写真(右上)をあらためて見ると老人の集まりみたいです。事実そうだから仕方ないけど、この中で私が上から3番目というのは結構ショック?
ちょっとやそっとでは死にそうに無い友だちだけど、会える時会っておかないと次は無いってことも考えておかないといけないなぁと思う今日この頃です。
そんな意味もあり今回参加したんですが、ついでに東京で他の用事も足そうと来たんです。ところが最近日祭日に疎くて3連休とは不覚でした。他の用事が足せなくて残念でしたがノーベル賞級の話しが聞けたし、そう簡単には死にそうに無い友だちに会っておけたことに満足して引き上げました。

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帰りの最寄り駅の東横線学芸大駅近辺のお祭りです。後から調べたら碑文谷八幡宮例大祭ということらしいです。クマの出る畑のそばから久しぶりに出て来た人間にしてみれば、大した賑わいです。これから2時間以上かけて、同じ東京ですが、野生のニホンノウサギが棲息する八王子へ帰ります。

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もう一つの故郷 another homeland [旅]

8月25日

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山の大先生であるKさんが北八ヶ岳のしらびそ小屋に行くというので私も参加させてもらうことにしました。私たちはもともとしらびそ小屋の仲間で、私は50年ほど前にはこの小屋に入り浸りだったんです。「しらびそ仲間」は、今でも何かと付き合いのある親戚みたいな感じです。
自分の仕事を始めてその間はほとんど小屋にはご無沙汰でした。3年くらい前にひさしぶりに行って、そして今回です。
ところで、しただから車でのルートをカーナビで検索したら意外なことに群馬経由より長野道経由の方が30分ほど近いことがわかり意外でした。そこで北陸道、長野道、小海線沿いと回って来ました。途中小布施PAで一休みです。

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そのKさんと小海線の松原湖駅で待ち合わせしたのですが、なんの手違いか?彼は海尻に住んでいる前のしらびそ小屋ご主人(今のご主人のお父さん)の家に行っちゃいまして、まあそんなもんで、昔は松原湖からも、海尻からでもしらびそ小屋まで歩いて行ったものです。適当な感じ!地元佐久の大工さんの車で来たんで途中の道で出っくわしました。

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稲子湯の少し先の唐沢橋に車を置いて、Kさん夫婦、大工さん、私の4人です。上り始めます。何とKさんの遅いこと!足はわりに大丈夫なんだけど、身体への酸素の取り込みがうまくいかないようで、終盤は10っ歩毎に一休みみたいになってしまいました。コースタイムの倍以上かかりましたが、私はひさしぶりのしらびそへの道を懐かしむことが出来ました。小屋への荷上げもよくしたんですが、その頃はこのコースをほとんど走って上がりくだりしたもんです。
サルオガセを見るのはしただ辺りの山ではありません。(右上)水場にある標識です。(右下)この辺りがほぼ中間地点で、これからの急登には、ここが休憩場所です。

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小穴の中にヒカリゴケがひっそり輝いてます。(左上)これは外の明かりの反射光です。名も知らないランの仲間です。(右上)湿気が多くクモの巣に付いた朝露がまだ光ってます。(左下)地表はコケに覆われて間からいろんな植物が顔をのぞかせています。(右下)懐かしい北八ヶ岳らしい情景です。

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水場からしばらくの急登を上り切るともうじきです。

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トロッコ軌道の跡はほぼ平らです。(上)まずは小屋の前で一休みです。ここは標高2,040mで、目の前は「みどり池」という小さな湖です。夏は涼しく、冬は寒いところです。

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小屋から見る「みどり池」と東天狗岳の東壁です。(上)ここから登山道は中山峠や夏沢峠の八ヶ岳稜線へと続きます。(下)

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私たち4人は遅くなるのを見越して早めに上り出しました。後から地元と東京の仲間も到着です。私たち一行と、広島からのお二人様だけです。どこの山小屋も台風が来るということでお客さんを断ったようです。台風10号はその後当初の予想コースを外れてなおかつ迷走したので、翌日も登山日和となりました。

8月26日

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森のリスが来る山小屋なんですが、今日はちょっと出て来ただけでした。
ウソは他のコガラ、ゴジュウカラなどよりちょっとだけ体が大きいせいなのか、やたら威張っていて餌も独り占めします。


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喉の赤い左のウソと右のコガラです。
窓辺は小動物で賑やかです。

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広島の人たちは稜線往復をしましたが、私たちはしらびそ小屋が目的地です。小屋でのんびりするメンバーもいますが、元気なメンバーは周りの森の散歩です。

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縦走路というわけではなく、小屋の周りの散歩道です。コケに覆われた岩や倒木の間を彷徨います。

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地衣類(上)やキノコ(下)が目に止まります。魚の鱒の肉に似た赤いマスタケという食用キノコをたくさん見かけます。

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美しいコケの森は静かでしみじみ楽しいですよ。

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霧が晴れて一瞬稲子岳が姿を現しました。(上)穏やかな北八ヶ岳には珍しい険しい岩登りの山です。南壁左カンテが人気のルートです。
一旦小屋に戻り、ウドンをいただいて、後はのんびりと下ります。
この際だから海尻、相木、佐久と久しぶりにお目にかかりたい知り合いがいるんですが、またちょくちょく来たいです。しらびそ小屋とこの辺りは若い頃を過ごした懐かしい故郷のようなところです。皆さんがお元気なうちに来ないとね。

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帰りも長野道周りにしました。また小布施のパーキングに寄りました。食堂に北斎の絵の大きなコピーが
ありました。小布施、岩松院の天井画/北斎肉筆画の傑作「八方睨み鳳凰図」です。そのうち実物を見たいものです。

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魚沼から十日町までの2日間 two days from Uonuma to Tokamachi [旅]

5月23日

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しただの我が家に集まって、魚沼市大白川の民宿・休場へ行く予定です。皆んなを待つ間家の周りのジシバリが花盛りなんで撮りました。

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まっすぐ休場へ行けば1時間ちょっとで着いてしまう距離感です。栃尾の道院高原でランチでも寄ってランチにしようかと思って来てみました。
昔、ロードバイクで来た時には「ロッジ道院」にレストランがあって守門岳の眺めがよかった記憶があります。栃尾のアブラゲのピザが美味しかったです。ところが、だいぶ時が経っていてそのレストランは閉店していました。当てが外れ、お腹もそれなりに空いたんで魚沼方面に急ぎます。
これは道院高原にある池です。辺りのきれいな緑を映してきれいな水面です。

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山の中でそうそう食べるところも無く、「道の駅いりひろせ」まで来てランチにしました。道の駅の目の前にある鏡ヶ池という池です。ここもこの時期美しい緑です。

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鏡ヶ池の向こう側から鷹待城跡への上り口があります。涼しい森の中を行きます。

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上は気持ちいいブナ林です。

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切り開かれたところに鷹待城跡の再建造物がありますが、その少し先に進むと守門岳(上)や浅草岳(下)の見渡せる場所があります。

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ヤマツツジもきれいに咲いています。
鏡ヶ池から往復40分もかからない軽いハイキングですが、季節折々の眺めが見れます。

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のんびりしてたら民宿・休場にいい時間に着きました。
今の時期は地元の山菜料理がたっぷり食べれます。しただの近くにあるお手頃な美味いものどころです。

5月24日

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当初は魚沼の奥の方でも行こうかとも思っていましたが、皆んなで話しているうちに、十日町方向へ向かうことになりました。
とりあえずは、美味しいソバを食べに「そばの郷 Abuzaka」に来ました。十日町の田んぼのど真ん中で、景色がよさそうですが、今日は曇りです。あたりは田植え中です。ビュッフェランチっていうのか、1,800円でソバおかず、おにぎ、飲み物などなど食べ放題っていうシステムです。美味しくて人気で待ち時間もだいぶありますが、その甲斐がありました。また来てみてもいいですね。と、いうことで結構遠くからのリピーターも多かったです。

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次に初めて星峠の棚田に行ってみます。あいにくの天気なので大した写真は撮れません。まあ朝霧の時間帯がいいんでしょう。大型バスで来れるこういった有名観光地は、某国の団体客が多くてやんなっちゃいますねぇー!

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天気も時間帯もあまりよく無くて人出も少なかったです。

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この近くに、カールベンクスさんて、新潟に長くいる人は知っている、ドイツ人建築家?がいてやたら古民家再生をしているようなので見学してみす。

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日独折衷民家?
ここはカールベンクスさんが、この集落に最初に作りまた住んでおられる住宅です。

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商売繁盛(?)のご様子で、古民家再生では足らずに古民家新築(なんか変?)も手がけておられるみたいです。

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こちらば2番目に作った家で、イエローハウスカフェです。オーナーの吉田えり子とお話しが出来ました。カフェとしての経営はやはりコロナ禍は大変で営業中止を余儀なくされた様です。再開後まだ好転するのは大変だそうです。( https://motion-gallery.net/projects/yellowhousecafe )

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イエローハウスカフェの中を見学させてもらいました。コーヒーも美味しかったです。

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落ち着いた雰囲気です。

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「くまのプーさん」も居心地よさそうですよ〜!

昨日、今日と楽しい小旅行でした。4人とも笑いっぱなしでした。またどっか行きましょねぇ〜!





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残雪のブナ林を行く walking along a beech path with remaining snow [旅]

4月26日

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明日、仲間で村上の山熊田の山歩きに行きます。朝早いから今晩は笹川流れの勝木に前泊します。笹川流れの海岸線をドライブして向かいます。ここは眼鏡岩海岸の眺めです。(下)沖に粟島がうっすら見えます。ウミネコたちも海辺の岩々を飛ぶかっています。(上 左右)

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笹川流れを北に行くと、海水を煮詰めて藻塩作りをしている店があります。その一軒をのぞいいていたら、ちょうど裏の羽越線を特急「いなほ」が通過しました。(右上)山が海に迫る笹川流れは羽越線も国道345号もその隙間のわずかな平地を走っています。

勝木に着き、泊まりは「交流の館八幡」です。廃校になった中学校を宿泊施設に改装してあります。熱々の温泉着きですよ。何と今日が「にいがた北陸応援割り」最終日なんです。食事、温泉着きで3,000円で泊まれました。しかもさすが海辺の宿で魚はとても美味しかったですー!ありがとうー!

4月27日

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クマ猟の伝統が残る新潟県村上の山熊田です。春、秋マタギの人たちが山歩きを案内してくれるのですが、さすがにコロナ禍期間はツアーはお休みでした。朝40人ほどの参加者が集い出発です。私は山熊田ツアーはl3度目です。

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早春のブナ林は何とも言えない美しさです。
この時期は道無き道をマタギの人たちがナタで切り開きながら急坂を上ります。普通の登山道を歩いていたら気づかなかったかも知れませんが、降り積もった落ち葉の急坂を歩くと右足だけやたらと滑ります。何と右靴のビブラムが無いんです。多分何年か前に剥がれて、買い替えるつもりだった靴なんです。気づかずにこんな靴でずっと山歩きしてたんですねー。ヤバいねぇー!仲間の持っていたゴム紐を借りて靴を巻いたら多少マシです。

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上につれて雪が出てきます。蹴り込めば雪の方が滑る落ち葉道より楽です。

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しかし、残雪と若葉のブナ林は美しいです。途中休憩で、トチ餅をいただけました。山熊田のトチ餅はよそでは食べられない美味しさです。これを食べたくて山熊田に通ってるみたいなもんです。つきたてが美味かったということもありますが、トチの割合がよそより多いんだそうです。
あとちょっと、2時間くらいの上りで峠に着きます。

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二ノ俣峠は山形県との県境で、山熊田から鶴岡市大鳥へ通じる峠道でしたが、通う人も無くなった今となっては道跡も残っていません。でも伊東岳などの朝日連峰は目の前で、遠く月山も見渡せるところです。今はモヤって逆光気味なんで月山はハッキリとは見えません。先発隊のマタギの人たちが大鍋で山菜汁を作って振る舞ってくださいます。うめぇー!ありがとうございました。

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下りはツルツル靴ですが、まあまあ楽に降りれました。
天気もよくて、ブナの美しい山歩きでした。


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正月旅行 new year trip [旅]

1月1日

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毎年お正月は家族で旅行します。なかなかこの時期宿が取れないのですが、今年は福島県の安達太良山の方の温泉です。
9時半頃しただを出発します。雪が無いので楽です。

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磐越道の磐梯山SAで一休みです。このSAにはクマが出ると言う注意書きです。(上)しかし、こんな1つの小さな注意書きだけでいいんかい?
郡山駅で家族と待ち合わせしています。(下)

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野地温泉と言う安達太良山近くの温泉です。郡山駅→本宮→二本松と来て安達太良山北側に上ります。送迎バスは福島駅から出ているようです。(上)海抜1,200mほどあるのでかなり寒いです。
お湯は源泉掛け流しで、湯殿は露天風呂を含めて6つもあります。身体がよく温まりいい湯ですが、料理はイマイチだかなぁ。(下)湯がいいからよしとしましょ。
夕方、能登半島沖震源の大地震がありました。ここでもかなり長く強い揺れでした。しただや松浜の家が心配です。

1月2日

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ホテルは源泉のすぐ脇で噴煙モクモクです。(下)
吾妻小富士や一切経山方向へ磐梯吾妻スカイラインでドライブしたかったのですが、除雪して無くて道は冬期閉鎖でした。
下の福島市方向の眺めはいいです。(上)上の磐梯吾妻スカイラインが閉鎖なので一旦下に回って箕輪スキー場に行きます。以前ここのホテルに泊まりスキーをしたことがあったので寄ってみましたが、混んでいたので猪苗代湖方向へ下ります。

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猪苗代湖東岸です。ハクチョウが群れなす湖面の奥に磐梯山がいい眺めです。(上)団体バスの入る一般観光地は中国人で満ちているようです。

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コハクチョウ(左上)、オオハクチョウ(右上)です。嘴の黄色の部分で見分けられます。
カモは全てオナガガモでした。

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南方向を撮るのが逆光で中国人も入り込まずにいい雰囲気です。

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49号線で郡山駅に行き皆んなを下ろして、新潟へ帰ります。新潟市西区の友だちがfbにあげた写真に部屋に鉢植えが落下してるのがあって、しただより新潟市の地震被害が気になりました。今日は新潟市の実家へ帰ります。まだ、明るいうちに帰れました。新井郷川沿いのスーパーに寄って食事を買い込み実家泊まりにしました。結果的にルーターが落っこちてたり、食器棚の扉が開いていたくらいで実家に地震被害は無かったです。

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