SSブログ
八十里越え ブログトップ
前の10件 | -

八十里越テレビ番組 Hatijuurigoe TV Program [八十里越え]

12月7日

2024-12-17 13-35-33.jpeg


12月3日名鉄観光の八十里越バスツアーのタイトルが「ドラマチック八十里越」という大仰なものでしたが、その時同乗してきたUX(新潟のローカルテレビ)からこのタイトルの番組放映がありました。

バスツアーとは別に八十里越街道整備などに努力している大竹さんが解説に登場してました。

八十里越は会津、越後を繋ぐかつての街道です。この街道に並行して国道289号線が、八十里越国道とか新八十里越街道とか言われています。

2024-12-17 13-36-05.jpeg


国道はまだ工事中ですが、一応令和8年秋~令和9年夏の開通が予定です。最大の難関工事が5号橋梁で、大谷川の水面から約120mにかかる橋です。

その5号橋梁工事現場から、上の方に昔の八十里越が通う尾根を見渡せます。赤線が現在歩いて通れる明治新道です。

5号橋梁からはるか右下に大谷川が流れています。白く見えているのは工事用道路です。豪雪地帯で厳しい山岳地帯を通る国道になります。


nice!(68)  コメント(3) 

別の八十里越バスツアー another Hatijuurigoe bus tour [八十里越え]

11月3日

2024-11-27 13-02-29.jpeg


三条市で主催している「八十里越え体感バスツアー」とは、別に名鉄観光が主催して別に八十里越バスツアーが始まりました。
バスは、五十嵐川沿いの「西潟為蔵の碑」、ウエルネスしただにある「下田郷資料館」、「道の駅 漢学の里しただ」の隣にある「諸橋轍次記念館」(下)を、見学してから「道の駅 漢学の里しただ」に到着です。
新潟市内から2台と三条市内から2台計4台のバスで八十里越に向かいます。私たち市民ガイドも道の駅から乗車します。
三条市、UXテレビも同乗します。

2024-11-27 13-02-55.jpeg


289号八十里越国道工事現場に入る前に、嵐渓荘で昼食です。私たちも食べれます。嵐渓荘の庭はちょうど紅葉がきれいです。

2024-11-27 13-03-12.jpeg


工事用道路内はいつもの半日コースと同様です。まずは馬追沢の4号盛り土へ行きます。ここからだと多くのトンネル、橋梁など建造物や笠堀方向の山並みが一望出来ます。工事状況は地元説明ということで国交相の方から説明をいただきます。

2024-11-03 15-46-29.jpeg


大谷川沿いの塩の淵林道方向の工事用道路に戻って県境へと進みます。中石端(中石っぱな)という大谷川沿いの急所を行きます。

2024-11-04 02-25-59.jpeg


紅葉の名所として有名なボタ橋からの大谷川の眺めです。ここの紅葉は来週あたりが最高でしょうか。ここから高度を上げるにつれて色付きがよくなります。

2024-11-27 13-11-32.jpeg


5号橋梁P2の真下です(左)P2は地上85mの高さがあります。奥はP3です。ここから大谷川の源流になる烏帽子山と刀掛けの岩峰が見えます。(右上)さらに右手を見ると、関屋ツンネが見えます。関屋ツンネを八十里越が通っています。(右下)関屋ツンネの尾根を天保の古道と9分目の高さのところに明治新道が通っています。

2024-11-03 14-52-47.jpeg


P2のふもとから急激に高さを上げて上ります。5号橋梁の間近を通ります。さらに県境を目指して、そこから戻ってもとの道を帰ります。

2024-11-03 16-38-32.jpeg


道の駅に戻り私たち市民ガイドは下車します。ほぼいつもの「八十里越え体感バスツアー」の半日コースと同じルートをガイドしました。このツアーの様子はUXテレビ(新潟の地上波テレビ局)の「ドラマチック八十里越」と言う番組名で12月7日(土曜日)14時に放送します。左の人物画は西潟為蔵という明治の八十里越ルート開拓に尽力した国会議員です。
名鉄観光はこのツアーを来年度も開催するつもりもあるようです。


nice!(15)  コメント(0) 

2024年八十里越え体感バスツアー 2024 Hatijuurigoe Bus Tour [八十里越え]

10月20日

今年の三条市「八十里越え体感バスツアー」が始まりました。今年のツアーは4回だけですが、4日とも1日ツアーで、半日ツアーのように工事現場見学のみではなくて只見町に出て252経由で栃尾回りでしただに戻ります。私のガイドは初日の今日のみです。

2024-11-15 00-18-44.jpeg


先ずは4号盛り土から2号橋梁などの眺めです。先月の下見時より多少紅葉がすすんでいます。(上)国交省の方が工事現場説明をする案内板の下に書かれていた絵です。ちょうど2号橋梁らしい図柄です。(下)

2024-10-20 21-00-49.jpeg


4号盛土説明場所から間近に見える4号トンネルと3号橋梁です。ここからは山々の眺めがいいだけじゃなくて、馬追い沢周辺の多くの工事現場も見渡せます。大谷川沿いにまっすぐルートをとると斜度が急すぎるので、広い馬追い沢を回り込んでルートをつけています。

2024-10-20 21-39-08.jpeg


一旦入った馬追い沢から大谷川ぞいの工事用道路戻り県境に向けて上ります。昔の塩野渕林道を工事用道路に改修して使ってます。ここは紅葉の名所であるボタ橋の上から見た大谷川の紅葉です。下車して見るとボタ橋の手すりにはここを渡るサルの糞が残っています。この辺の紅葉の見ごろはもう少し後です。

2024-11-15 00-24-16.jpeg


ブナ林を少し行くと5号橋梁があります。3本の橋脚のうち真ん中のP2から上の橋まで85mで大谷川の川面からは120mもある高い橋です。右は大谷川対岸のP1です。左上はこのバスツアーで一か所だけ目に出来る関屋ツンネという、実際の八十里越が通っている尾根です。稜線の天保の古道が通い、9分目辺りを水平に明治新道が通っています。河合継之助は足を負傷して稜線の天保の古道を戸板の担架にのせられて、右から左へと会津側へ落ちのびました。左上は5号橋梁下から見た大谷川源流の山である烏帽子山ですが、山頂は雲の中ですが、刀掛けと言われるするどい岩峰は山頂左脇に見えます。

2024-11-15 00-24-34.jpeg


5号橋梁の先をジグザグに高度をあげて、関屋ツンネを見ながらバスは進みます。(上)6号盛土の広場に出ました。(下)ここで標高550mほどです。8・9号の県境トンネルを抜けた先の只見町側の地点がこのツアーの最高地点で標高約650mになります。

2024-10-20 22-47-15.jpeg


只見町側に出ました。でてすぐの最高地点辺りは今日工事中でスノーシェード、スノーシェッドを抜けた出た地点です。左に工事中の電気室が見えます。半日ツアーだとここから引き返すのですが、今日は只見町の町へ抜けます。

2024-10-20 22-38-51.jpeg


この脇を流れる叶津川です。只見川の支流の一つで叶津で只見川に合流して日本海へと注ぎます。

2024-11-15 00-26-29.jpeg


その叶津にあるのが叶津番所です。番所とは、警備や見張りのために設置された番人が詰めるための設けられた施設です。交通の要所に設置された、徴税や検問のための施設である関所も似たような役割もはたしました。叶津番所は八十里越の人やモノの出入りを監視していました。

2024-11-15 00-25-51.jpeg


ここの管理をしている三瓶さん(番所のマドンナだよ!)には毎度お世話になり、一緒に八十里越を歩いたりした”八十里越え仲間”なんです。八十里越では重要な遺跡なのにバスツアーでは何故かいつも番所は素通りでした。毎年只見に来てるのに挨拶も出来ずに残念でした。なんとちゃんと会って話出来たのは5年ぶりだそうです。今後もツアーしだいですがちゃんと寄ってくれるとありがたいです。

2024-11-15 00-27-29.jpeg


河合継之助記念館です。しただと只見のガイド仲間です。(左上)左下は記念館近くにある医王寺の河合継之助の墓です。河合継之助は只見、会津若松(仮埋葬募)、長岡の3つあります。

2024-10-20 16-13-22.jpeg


田子倉湖~魚沼市~栃尾と国道252号線を通ってしただに戻ります。写真は魚沼市の「道の駅 いりひろせ」がある鑑ヶ池です。対岸の裏に鷹待城跡というのがあってそこの展望台から守門岳や浅草岳が望めます。30分もかからずに往復出来るお手軽ハイキングコースです。もちろん今日はそんなところは行きません。
まあまあ天気にも恵まれいいツアーでした。
今日以降「八十里越え体感バスツアー」が後3回あります。



nice!(47)  コメント(2) 

八十里越えバスツアー下見 preview of the 80-rigoe bus tour [八十里越え]

9月25日

2024-10-16 10-50-01.jpeg


今日は、10月20日から始まる八十里越えバスツアーの現場下見に行きます。ガイドと三条市、旅行代理店が道の駅に集まり工事現場ゲート内を国交省長岡国道事務所の方々に案内していただきます。
先ずは4号盛土に行きます。ここからは2号橋梁(上)や4号トンネル(下)など馬追い沢方面の工事現場が見渡せます。大きな建造物の工事は終わり、舗装工事などが進行しています。

2024-09-25 10-18-50.jpeg


紅葉の名所である大谷川にかかるボタ橋(榾橋)ですが、ここの紅葉のピークは11月初旬でしょう。

2024-09-25 10-23-33.jpeg


ブナ林を行きます。今年のブナの実は不作のようです。ナラの木のドングリは成っていました。

2024-09-25 10-26-55.jpeg


大谷川にかかる5号橋梁のP2です。85mほどもある橋脚で、橋は大谷川の水面から120mもあります。

2024-09-25 10-27-24.jpeg


P2の根元から見上げる関屋ツンネ(尾根)です。ここの稜線に旧八十里越の古道が、9分目ほどの高さの所に明治新道が通っていました。このバスツアーの経路から旧八十里越が実際に見えるのはここだけです。

2024-09-25 10-37-41.jpeg


5号橋梁P2から工事用道路は急激に高度をあげます。右が5号橋梁P2です。

2024-10-16 10-52-46.jpeg


上に上がると鞍掛山が見えます。(上)その右下が鞍掛峠で旧八十里越街道はこちら側から魚沼側へと乗り越えます。8号トンネル手前の広場です。(下)ここから8、9号トンネルを越えて福島県只見町へ入ります。

2024-09-25 11-13-40.jpeg


只見町側の折り返し点です。9号県境トンネルを出た辺りは、今工事中でその先のスノーシェッドを越した辺りです。今年のバスツアーは1日コースだけなので工事現場を見た後只見町まで回って国道252号経由で一周してしただに帰る予定です。実際のツアーでは折り返しませんが今日は工事現場を見て戻ります。

2024-10-16 10-53-54.jpeg


同じ道を戻ります。中石端(ナカイシッパナ)という大谷川沿いの崖っぷちです。(上)向かいは大ヒグラ沢など滝のかかる急斜面です。ゲートを出て大谷ダムにより出来たヒメサユリ湖です。(下)大井、大谷集落が湖底に沈んでいます。

2024-10-16 10-54-07.jpeg


八木ヶ鼻はしただを代表するランドマークで200mの高さの大きな岩山です。(上)出発点の道の駅に戻りました。(下)この時期入り口に秋らしく稲穂が干されています。

さあ!今年も八十里越えバスツアーが始まります。


nice!(88)  コメント(8) 

ラジオ出演 radio appearance [八十里越え]

8月27日

2024-09-20 17-48-20.jpeg


今日の午前中にラジオ出演の予定があって、昨日はしらびそ小屋から真っ直ぐ帰って来ました。八十里越え体感バスの宣伝での「燕三条FM」に出演です。八十里越えに関して多少の調べごとの必要もあり早く帰って来ました。ツアーの内容や受付などは旅行社の人がして、私は八十里越えについての解説です。短時間の放送だしパーソナリティの方が上手くリードしてくださるので、本番ではこと無く話し出来ました。高井さんって方で昨年の放送でも同じ方でした。
バスツアーは10月20、27日と11月10日催行で、しただ→工事現場(八十里越え)→只見町→六十里越え→しただを巡ります。今年は半日コース(工事現場だけの往復)は無くて、3回とも1日コースになります。八十里越え峠を越えた会津町側も見学出来るので、より面白いツアーになっています。皆さまご参加よろしくお願いいたします。


nice!(23)  コメント(0) 

終わりよければ全てよし all's well that ends well [八十里越え]

11月5日

2023-11-05 09-35-21.jpeg


2023年八十里越バスツアー最終日です。
先ずは4号盛り土から2号橋梁などの眺めです。先週よりかなり紅葉がすすんでいます。

2023-11-05 14-27-06.jpeg


ボタ橋から見る上流側の大谷川です。紅葉がピークで流れとの取り合わせが見事です。

2023-11-05 14-41-24.jpeg


5号橋梁のP2です。地面から85m弱の橋桁です。5号橋梁は大谷川の川底から120mほどの高さにある、県内最高で日本でも10指に入る高い橋です。今日は晴天で見上げる空は真っ青です。

2023-11-11 10-57-52.jpeg


上は5号橋梁の先から見上げる「関屋ツンネ」です。八十里越えの天保古道が稜線を通り、明治新道がそのやや下をほぼ水平に付いたいます。北越戊辰戦争で河井継之助をはじめ長岡藩の人々は稜線の天保古道を右から左へと会津を目指して落ちのびました。
下は、8号トンネル前広場から振り返って見る「関屋ツンネ」です。ツンネは尾根の意味の方言です。左奥です。

2023-11-11 10-57-27.jpeg


8号トンネル前広場で国交相からの工事説明です。(上)ここはバスツアー用トイレがあり、広くて眺めがいいのでいつもの説明ポイントです。
標高約550mあり背景の紅葉が鮮やかです。これはウリハダカエデの紅葉です。(下)

2023-11-11 10-58-22.jpeg


8号、9号トンネルを抜けた先の只見町側(会津側)です。この半日ツアーの折り返し地点で標高約650mあり国道289号線の最高地点でもあります。
紅葉は先週がピークだったようで、おおかたの葉は散っています。叶津川(只見川支流の一つ)に注ぐ小滝があります。(上)
周りの山の木々に葉は残っていません。(下)

2023-11-15 02-00-22.jpeg


上は同じ枯れた森の写真ですが、11月3日に撮ったキノコの菌糸のカットが似た雰囲気でしょ。(下)

さて、今日は天気も紅葉もよかったです。おまけに友だちご家族もツアーに参加してくださって、最後の最後にとても楽しくガイド出来ました。

nice!(63)  コメント(7) 

八十里越の紅葉 autumn leaves at Hachijurigoe [八十里越え]

10月29日

2023-10-29 08-51-00.jpeg

毎週日曜日毎に八十里越バスツアーのガイドをしています。
ツアー出発地の「道の駅 漢学の里しただ」周辺もだいぶ色づいてきました。道の駅向かいの袴腰山(標高526m)方向の山並みです。道の駅辺りで標高80mほどです。ツアー最高地点の県境9号トンネルを出た只見町側が海抜約650mあって、かなりの高低差があるので紅葉のすすみ方も場所によってだいぶ違います。

2023-10-29 11-33-32.jpeg

八十里越で紅葉の名所といえば大谷川にかかるボタ橋です。清流と紅葉の取り合わせが見事なところです。さすがにいいですねー!でも、ここらは海抜300m前後でさほど高くないのでもっと上に行くとさらに期待出来るかも知れません。

2023-10-29 09-35-02.jpeg

8号トンネル前の広場です。ここではいつも国交相からの工事説明があるところです。標高約550mです。ここもなかなかきれいな紅葉です。
・・・・・・・・
左奥の三角の山が鞍掛山で、手前の山の陰で見えませんが鞍掛山の右脇が鞍掛峠になります。三条市と魚沼市の境で、昔でいえば越後と会津領の境です。この辺りで長岡藩の若き家老の山本帯刀が西軍に対してしんがりを守る戦いを行なっています。昔の八十里越もこの奥から小松横手辺りまでが標高1,000m弱の高度で一番高い一帯になります。小松横手辺りで河井継之助が「八十里 腰抜け武士の 越す峠」の句を読んだとか言われています。眺めがもよく、越後も見納めになる辺りです。
・・・・・・・・
チャンチャンって、こんな感じのガイドをしています。

2023-11-10 07-23-38.jpeg

折り返し地点の県境トンネルを出たところです。トンネル出て叶津川を渡る橋をスノーシェルターで覆い、その先も左の山からの雪崩避けのスノーシェッド覆いがかかっています。(上)今はスノーシェッドの継ぎ目辺りに出口があって叶津川脇の広場に出れます。そこでまた工事説明を聞くのですが、国道が完成するとシャッターが降りて一般者は出れません。ここからの滝や紅葉の眺めはこのバスツアーでしか見れない眺めになるでしょう。ここが289号線最高地点で標高約650mです。高度が高く寒暖差も大きいのでここでの紅葉の鮮やかさは抜群です。1週間後の次のバスツアーにはここの紅葉は終わっているでしょう。ここが最高の色付きでした。

nice!(46)  コメント(4) 

守門岳の初雪 First snow on Mt. Sumondake [八十里越え]

10月22日

2023-10-22 13-46-44.jpeg


今日は八十里越バスツアーのガイドが半日便午前、午後の2回です。
県境トンネルを抜け、只見町側に行って往復します。同じ道を往復で、それを2回繰り返すのは少々辛いところです。午前午後でお客さんが入れ替わるので何とかなりますが、時々このギャグは2度言ったんじゃ無いかなどと気になったりします。
さて、先ずは3号盛り土です。馬追沢沿いのいくつかある見渡せる眺めのいいところです。午前中は雨気味の天気で、これは午後便の時のカットです。今日は標高の上の方が午前午後ともによかったです。

2023-10-22 11-34-06.jpeg


紅葉の名所・ボタ橋からの大谷川の眺めです。それほど標高の高いところではないですがぼちぼち色づいてきていい感じになっています。渓谷美と紅葉が見事なところです。

2023-10-22 14-35-42.jpeg


5号橋梁P2直下です。3本の橋桁の一番高い桁で、地面から85m近い高さがあります。5号橋梁の高さは大谷川の川底から120mもあり新潟県で一番高い橋で、国内でも十指にはいる高さになります。7号トンネル内で組み立てた橋体を、昨年秋の終わりに押し出しながらP3、P2、P1と掛けて伸ばしながら6号トンネルへと掛けました。空中100mほどの高所での大工事を見たかったのですが、バスツアーが終わった後での作業で残念ながら見ることは出来ませんでした。

2023-11-02 17-26-16.jpeg


9号県境トンネルを抜けた先で只見町に入ると標高650m289号線最高地点です。ここで、Uターンします。トンネル出口に叶津川が流れ、そに上にスノーシェルターが掛かり、その先に雪崩避けのスノーシェッドが続きます。ですから只見町に入っても4~500mほど展望はききません。スノーシェルターとスノーシェッドの間に出口があってちょいとした広場に出れます。(左上)そこで国交相の工事説明があります。この広場から叶津川にかかる滝と紅葉が見れます。(右上)紅葉最高潮でなかなかきれいですが、道が完成すると出口に普段シャッターが降りてしまうそうです。なかなか谷底で狭くて展望が楽しめるいい場所がありません。遠くの下の山の端にわずかに日が当たり紅葉が輝いています。(下)会津側は叶津川の谷底を行く道になります。遅い時間には陰ることも多そうです。それにしても、ここらは標高が高いのでその分紅葉は色鮮やかです。

2023-10-22 17-09-17.jpeg


ちょっとだけ福島県の空気と景色を味わって、一路しただの道の駅へと戻ります。
午前中雨気味で守門岳やそれに続く烏帽子山は雲の中でしたが、午後雲がとれたら1,000m以上頂上付近は初雪で白になっていました。根雪には早いですが、いよいよ冬もそこまで来ています。
このカットはしただに帰り畑に行く途中に見上げた初雪の守門岳です。もう夕暮れです。


nice!(23)  コメント(1) 

2023年八十里越バスツアー始まる 2023 Yatijurigoe bus tour begins [八十里越え]

10月15日

2023-10-21 10-59-18.jpeg


今日から八十里越バスツアーが始まりました。道の駅しただ(上)→八十里越→只見町→252→290道の駅しただの1日便です。バス2台の運行で私は1号車ガイドです。3号盛り土での国交相による工事説明です。(下)

2023-10-21 10-59-53.jpeg


ボタ橋の上から見る大谷川の紅葉です。(右上)ボタ橋脇のブナの黄葉です。(右下)今年はブナに実は付いていません。左は5号橋梁のP1です。P1は大谷川を挟んだ対岸にあります。P1工事のための青い仮橋が見えます。仮橋を架けるために仮仮橋を架けたのですが、今日はその仮仮橋の設計者がお客様で来ておられました。仮橋脇に懐かし気に見ておられました。観光だけじゃ無くかつて工事に関わった人も時々ツアーに参加されます。

2023-10-21 11-00-15.jpeg


県境トンネルの先のトンネルに続くスノーシェード、スノーシェットです。トンネルを出ても雪崩避けの構造物で覆われます。道が完成すればスノーシェッドの出入り口(上)もシャッターで閉じられて普段は外に出れません。下のような紅葉や滝の眺めも見れなくなるようです。県境トンネルを出た只見側が標高約650mで紅葉が鮮やかです。

2023-10-15 11-45-31.jpeg


只見町に入りまず。只見駅近くの旅館みな川で昼食です。ここのオコワは美味しいのですが、今日は熊汁でした。昨日獲れたクマだそうでとても美味しいです。今まで10回ほどはクマ肉を食べたことがありますが冷凍じゃないのは初めてです。さすが只見です。こんな美味しいクマ肉は初めてです。

2023-10-21 11-01-35.jpeg


河井継之助記念館の前を通過する再開通なった只見線です。運良く「風っこ只見線満喫号」がゆっくり通過してくれました。

2023-10-21 11-01-56.jpeg


只見川沿いを下ります。(上)滝ダムで只見川の水位が上がり河井継之助終焉の地は水没しています。写真右下の黄色の標識あたりがその矢沢家があった辺りです。ちかくの川原で火葬されました。
只見の河井継之助の墓は近くの医王寺にあります。西軍に暴かれないように小さな墓です。右にあるお寺関係者の大きい方の墓を間違えて拝んでいた参加者もいました。


この後、金山町の大塩炭酸泉に行きました。裏山に大内氏の大塩中山城址があるのですが、そちらかには上らず炭酸水を飲んだだけでした。そして田子倉ダム、魚沼市、長岡市栃尾を回ってしただに戻りました。

nice!(64)  コメント(4) 

ガイドツアーの下見 preview for guide tour [八十里越え]

9月21日

2023-10-05 10-44-35.jpeg


昨年の八十里越バスツアーは11月初旬に終わり、今年は10月中旬からまた再開です。再開にあたり今年の現場を下見をして、工事進行状況やツアーの変更点の確認しに行きます。
上は左の大谷川沿い工事用道路と右の6号トンネル側工事現場に向かう道との分岐点です。たくさんの案内看板が建っています。
先ずは右手の6号トンネル方向を3号盛り土まで行きます。4号トンネルの入り口が見えます。ここから下の方に2号橋梁やさらに笠堀方向の山並みが見渡せます。

2023-10-05 10-44-49.jpeg


先ほどの分岐に戻って、大谷川を遡って紅葉の名所・ボタ橋です。(下)40mほど下には大谷川の渓谷が見下ろせます。若干水量が少ない感じです。10月下旬過ぎが紅葉のピークになるでしょう。(左上)橋桁の手すりにサルの糞がいくつかあります。サルもこの橋を使っているんです。(右上)

2023-09-21 14-48-36.jpeg


大工事だった5号橋梁です。昨年に対岸につながりました。橋から大谷川の川面まで120mもあります。少しあめもパラついてきました。今日は雨予報でしたが、この辺は雨雲の上で結局たいして降られずに済みました。

2023-10-05 10-45-35.jpeg


県境9号トンネルを越えた只見側です。この辺りが様変わりで、トンネルを出たところの7号橋梁を10号スノーシェルター(上)、その先の道を4号スノーシェッド(下)が覆っています。県境トンネルを出ても叶津川などの景色は200m以上全く見れない状態になっています。
この先只見側はへは、叶津川の谷底に沿って下るので、雪崩、土砂崩れ避けでほぼこんな覆いの中を通ることになるそうです。4号スノーシェッドを出たところで折り返して戻ります。

私の八十里越バスガイドは10月15日の1日コースから始まります。

nice!(36)  コメント(3) 
前の10件 | - 八十里越え ブログトップ