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食用ギク edible chrysanthemum [クッキング・食]

10月28日

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畑の食用ギクが小さな花を付け始めました。あと2〜3日で食べられる大きさになるでしょう。子供の頃は匂いが嫌で、花を食べること自体が嫌で、嫌いなものNo. 1でしたが酒を飲むようになる年頃から秋の菊が大好きになってました。
新潟県と山形県に赤紫色の似たような食用ギクがあります。ほぼ同じものなんでしょうが、「かきのもと」(新潟県白根)、「もってのほか」(山形県)、「延命楽」(山形県庄内地方)、「おもいのほか」(新潟県長岡地方)、「かしろ」(山形県置賜地方)とそれぞれに品種があり、そのレベルでは違うみたいです。どっちが美味しいかと言えば新潟県、山形県で言い分が分かれますかね。どっちが有名かと言えば山形の「もってのほか」でしょうね。面白さで負けてるなー!そのへんが新潟の控えめでダメなところでしょね。
種無しの渋柿で、新潟市の新津に原木があるのですが「おけさ柿」なんて名で売られているから、皆んな佐渡のものだと思われてます。渋抜きして売られているので美味しい柿です。新潟って一事が万事そんな調子な気がします。佐渡も新潟県だからいいようなもんですけど。
枝豆だって生産量は新潟県が全国1位だけど、県内で食っちゃうので出荷量は日本一ではないそうです。新潟県民は枝豆が好き過ぎて日本一を逃してるんです。もっとも消費量は日本一です。 弥彦娘だ、茶豆だ、さかな豆だ何だかんだと時期ごとにこだわり、茹で方も鮮度にもああだこうだこだわりがあります。作る側でも二つ豆はダメだとか、サヤに3つ豆が入って無いとダメとかこだわってるんです。まあ私たち新潟県民ってしあわせな人たちかも知れません。


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