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ノリウツギ [しただ郷]

糊空木

noriutugi.jpg
 
上 ノリウツギ 下 クロマルハナバチ


棚鱗開発畑の切通しで少し日陰のところにノリウツギが咲いていました。日向ではもう半月以上前から盛んに咲いていました。影なのでまだ新しい花が咲くようです。アジサイの仲間で、アジサイ同様真ん中は両性花、周りは飾り花です。
樹液を和紙のを漉くとき繊維をつなぐ糊に使います。しただの大谷地和紙もこれを使います。コウゾの繊維をこのノリウツギの糊でつなぎます。バケツの水にノリウツギの枝を入れ樹皮をこそぎ落として糊状の液をつくっていました。

クロマルハナバチ

ノリウツギにクロマルハナバチが来ていました。朝早いので脚の花粉カゴは空で白い色をしています。花粉を着けている時は黄色です。
ハウス内のトマトやナスの受粉にセイヨウオオマルハナバチが使われますが、外来種で野生化すると強い競争力があり生態系をかく乱します。そこでこの在来種であるクロマルハナバチの利用をするようになって来ました。いくら在来種であれ、ハウス外に飛び出さないような使い方にしたほうがよいようです。

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