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会越合同八十里越えトレッキング3 Hatijuurikoe trekking [しただ郷自然くらぶ]

6月15日

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左 しっかり残る石組み 右上 鞍掛峠を過ぎると右手が谷になる 右下 木の根峠が福島県境 
to the border between prefectures


市境、県境
それまで左が谷だった道は鞍掛峠を過ぎると右手が谷に、北斜面が南斜面に、守門川が破間川水系に変わります。そして、三条市から魚沼市に変わります。魚沼側になってすぐヒメサユリが出だします。日当たりや環境が大きく変わるためでしょう。小松横手に行く途中に石組みがしっかり残っているところがありました。いく度かの水害にも耐えたシッカリしたものでした。田代平をパスして、昨年秋迷った木の根峠の取りつきに進みます。酒井「八十里越えを歩く会」会長の足取りは快調で難なく通過できました。一方、私の右足はだんだん痛み始めます。去年同様私にとっては木の根峠が鬼門です。
木の根峠が魚沼市(新潟県)から只見町(福島県)との境で、信濃川水系から阿賀野川水系に変わります。

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旧道跡を発見!
木の根峠を過ぎ100mほど行ったあたりの右上に、道にほぼ並行して段があります。雪のある段が今の道で、上の藪状の段が旧道です。河井継之助の時代はこちらにを通っていました。昨年秋通った時には木が茂っていいてわかりませんでしたが、この時期はハッキリ見てとれます。木の根峠から直ぐに尾根へ付いているという説もあるようですが、見ての通りしばらく平行にやや上がりながら山をまいて上がってゆくようです。そして、沼の平方向へ抜けて河井新道というショートカットにつながってゆくのが天保の頃からの旧道です。

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難所を越えて大麻平へ
木の根峠から大麻平までは、左手が谷です。いくつもの沢が右から左に道とクロスしています。基本的に広くて歩きやすい道なのですが、右にカーブするたびに沢があり、その部分が崩れていて往生したのが去年の秋でした。今回はその沢の部分を雪が覆っているので随分あるきやすいです。
やがて終点、大麻平へ降りてゆきます。何と予定通り12時間弱でつきました。これはすべて只見勢、特に終始トップを歩いてくださった。酒井さんのおかげです。たいへんありがとうございました。

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上 叶津番所 左下 叶津番所のアイドル・こずえチャンとジェジェジェたち 
右下 只見・三条交流会&反省会 Tadami arrival


ありがとう!只見
普段は宿泊不可の叶津番所に特別の手配をいただき我々の宿とさせていだきました。茅葺屋根の由緒ある建物は八十里越え歴史トレッキングの締めくくりには最高でした。番所の管理をしているこずえチャンと交流できたこともルンルン只見でした。番所向かいに千葉から移住された山好きシェフが開業した本格フレンチのお店があります。そこでこの度の反省会を持つことができました。只見がかからのサポートの方やいろいろ集まり、今回のトレッキングのこと、八十里越えのこと、只見のこと、歴史、自然、過去、未来・・・大いに語り合えました。実はメンバーのなかで一番バテタのは私だったんですが、飲み会ですっかり元気になってしまいました。
ところで、番所の土間で着替えようとして大失敗に気付きました。なんと山用のズボンではなく、出がけにはいていた綿パンをはいていました。しかもかなり厚手なやつです。ぐっしょり濡れてごわごわでした。家を出る時もう失敗をしていたのです。とりあえず反省!です。

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吉ヶ平の学校で
at a school of ruins in Yoshigahira


ふりだしの吉ヶ平へ
翌日、只見名物味付けマトンを購入して帰路に着きました。車を吉ヶ平に置いてあるのでふりだしに戻ります。吉ヶ平保存会の皆さんが学校の建物の補修に入っておられたので、ちょっとだけお手伝いしてから、長い長い珍道中を終わりにしました。

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八十里越え通行手形、只見名物味付けマトン
way bill of Hatijuurigoe and Mongolian Bbq


只見のメモリーズ
八十里越え、只見町は行けば行くだけ好きになる不思議な魅力のあるところです。次何時行くか?疲れて今はまだ考えたくないです。




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