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兵馬俑と串揚げ Terracotta Army and Kushiage [東京]

11月17日

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国立博物館の「始皇帝と大兵馬俑展」と、根津の串揚げ・「はん亭」へ行きます。銀行の私の担当者が、"根津"君です。彼が今週"夏休み"でオーストラリアへ行っちゃってるんで、困ってたら妻が誘ってくれました。実は"根津"君がダメで銀行の予定がなくなったからと、友人のK"先生"に声をかけてたんです。しかし、そうなれば家庭の平和が第一です。ゴメンね。
そういえばK"先生"は中国史専門家なんですけどね。(串揚げは専門外です。)

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中国史は高校世界史以来といっていいくらいでど素人ですが、結果的に大変面白かったです。細かいことは直ぐ忘れるでしょうが、中国史の実物そのものの迫力はすごいものです。教科書、テレビなどという知識やイメージじゃなく現物の力というのはすごいです。この写真は記念撮影用に指定された一角です。(現地博物館監修のレプリカ)
チョットだけ中国の歴史のスケール感を感じました。かつてK"先生"とソウルの景福宮(キョンボックン)や昌徳宮(チャンドックン)を見て回った時、彼は北京の紫禁城と比較して如何に朝鮮の宮殿が小さいかを言ったものでした。私は紫禁城を見たことはないけど、中国と朝鮮では規模が全然違うことなんでしょう。

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兵馬俑展は平成館の方で開催なんですが、1,600円のその券で本館の展示も見れました。兵馬俑展でいい加減疲れたんですが、「はん亭」の予約時間に早すぎるので、続きで見ることにしました。下の写真が本館正面です。外に向かって右手に立派なユリノキ(左上)があります。
こちらもよかったです。やはり現物というのはパワーあります。知識ではなく現物が年代順に展示されているんですから、まさにそこに歴史があるんです。そして、遺跡、寺社仏閣はその史実の現場ではあってもそこの肝心の遺物は無かったり、見れなかったりしてるわけです。だから、両方を見ようとしたら現場とこの博物館とのどちらも見る必要があるわけです。現場を回ることはできないにしても、現物が凝縮されてあるここの場所には圧倒されるものがあります。当たり前のことをいってるんですが、今日はそのことを強く感じることができました。
国立博物館を出て右方向に向かって行くと、上島珈琲店黒田記念館店(右中)や東京芸術大学(右上)のレンガ造りの建物を見かけます。

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更に谷中6丁目の方へ行くと骨董屋さん(?、下)や筆屋(上)さん等画材屋さんがあります。何とここいらまで、爆買いっぽい中国人の一団がいてが、画材を見てまわっています。

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谷中6丁目で言問通りを左に行くと根津の駅です。ずーっといわゆる「谷根千」の古い町並みを歩きます。楽しい街歩きです。不忍通りを少し左に行き裏に回るとお目当の「はん亭」がありました。(上)和風の店内に更に土蔵があったりします。土蔵の中も席がありました。(下)

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前菜はヒラメのお造りです。(上)
阪神デパートの地下にあった「2度浸け禁止」の立ち食いの串揚げとは似て非な、お上品な串揚げです。(下)例えば、右からサワガニ、生麩、舞茸の煮こごりといった具合です。美味しかったです。妻のおごりだったのが更に嬉しかったです。我が家は完全別会計なんでこういうことはとても助かります。美味しさひとしおです。
根津から千代田線、小田急線、横浜線と帰ります。
ごちそうさまでした。

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