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猿ヶ城に猿がいた There was monkeys in the Monkey's Castle. [八十里越え]

2月29日

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猿ヶ城(標高650.9m)に上ります。
八十里越えの起点・吉ヶ平山荘のすぐの裏山です。遅場集落から上り始めます。(下)雨の中のスタートです。かなりの降りです。今年はどこも小雪で、遅場でも120cmしかありません。(右上)急峻な上りの箇所もありますが、MSRのスノーシューの雪斜面への食いつきは抜群で、快適に上れます。(左上)特に急な箇所ではヒールリフターをあげます。すると随分と疲れません。具合いいです。

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イワガラミの絡みついた木があります。(右)ガク片が雪の上に落ちています。

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猿ヶ城の名の通り猿がいるようです。(下)いや!猿みたいですが、これはヒトでした。猿の真似して(猿の猿まねで)木の枝を齧っている我々の仲間でした。猿(ニホンザル)の食べているのはコシアブラに似たタカノツメという木です。(右上)齧るとコシアブラに似た匂いがします。猿の好物のようで、この木だけ齧られています。猿の足跡(左上)です。
道中他にいろんな動物の足跡が見られました。タヌキ、カモシカ、テン、冬眠してないクマなどです。
ヒトの足跡もありました。微ですが一週間前の知り合いのパーティーのトレースが残っていました。消えかけのトレースですが、ラッセルが楽です。

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降り続いている雨は八分目辺りより上から雪に変わりだしました。高度というより、時とともに冷え込んできたようです。守門岳側からの風が冷たいです。上り始めて2.5時間ほどで頂上です。眺めがいいはずなんですが、今日は何も見えません。

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頂上直下風下のくぼみで昼食です。猿の足跡だらけです。お猿さん場所をお借りします。(上)ハルちゃんがモツ鍋を運び上げてくれたんで、暖めてオニギリとともにいただきます。オートキャンプ用のバーナーは冬山には火力不足な感はありますが、暖かものはありがたいです。
しかし、じっとしていたら体が冷え込んできます。

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手先が特に冷え込んで、腕全体が固まってきます。急いで片付けて下山です。それでも30分も下るうちに指も暖かくなってきました。グローブの防水が効かなくて濡れたままですが、体を動かして血の巡りがよくなったおかげです。
1.5時間ほどで遅場に戻りましたが、下界も雪降りに変わっています。冷え込んできたんですね。

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しただの山に嵐渓荘があって嬉しいです。雪山に冷えた体には温泉が何よりです。悪天候でしたが、いつものおバカ3人組で楽しく上れました。
明日から3月。もうひな祭りの季節になりましたんね。(左下)終わりよければ全てよしです。

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コメント 6

なんだかなぁ〜!! 横 濱男

見ているだけで凍えそうです。。
by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2016-03-01 06:58) 

モリガメ

心は温か!楽しかったよ。
by モリガメ (2016-03-01 07:00) 

おじさん  木下です

お疲れさんでした。

今回歩くコースですか。
また机山はの雪はどれぐらいありますか。

今週末楽しみです。
by おじさん  木下です (2016-03-01 12:01) 

JUNKO

雪山を楽しまれるんですね。うらやましい体力です。素敵な出会いが沢山あったことでしょう。
by JUNKO (2016-03-01 20:34) 

あとりえSAKANA

今日は関西も寒かったので、雪が
写真に写るほど降っているのを見ると
寒さが伝わってくるようです。
by あとりえSAKANA (2016-03-01 20:42) 

モリガメ

楽しい仲間です。
最後の寒波ですね。粘り腰の冬です。
by モリガメ (2016-03-02 20:53) 

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