冬鳥天国 winter bird paradise [旅]
1月9日
今日もミニ新年会です。昨年からよくやっているバンガローキャンプ仲間とです。福島潟湖畔の菱風荘と言うバンガロー的な宿を借りるのですが、今回は自炊ですらなく仕出しをとってもらうのでとてもキャンプとは言い難いですね。去年2回利用しましたが、仕出しは初めてです。戸建てで集合住宅でも無いからコンドミニアムでも無いですね。まあなんでもいいです。今は県民割引でめっちゃ安く、しかもさらに2,000円もクーポン券が付きます。何故か今回生卵6個までいただきました。しかも夕食のオカズが多すぎて食べきれないのでその分を持ち帰ることにしました。これで家に帰って2食分のオカズが浮きますねぇー。差し引き考えればほぼただで泊まれるようなものです。ありがとうございます。ここに感してはコロナに感謝です。
でも、ことはお金の問題じゃぁ無いんです。実は3人でとても楽しい時が過ごせたのが一番ですよ。
1月1日の飲み過ぎでもう酒をやめようと誓ったのですが、1人飲める方がいて早速その誓いを破って少々飲んでしまいました。「お酒怖い」って感覚は残ってましたけど、美味いと怖いの微妙なバランスで飲みました。でもお酒のおかげでより一層楽しい時が持てました。
1月10日
今日は朝から快晴です。
多少寒いけど朝飯前に鳥見に出かけます。私は別に野鳥マニアでも無いのですが、冬鳥の福島潟に泊まって渡鳥を見に行かない手は無いですよね。
福島潟放水路を渡ります。(下)向こうにビュー福島潟があります。
飯豊連峰の方から陽が登ります。(上)橋の手すりのレリーフは福島潟に飛来する冬鳥のシンボルであるオオヒシクイなんでしょう。
放水路にかかる橋の上から福島潟が広く見渡せます。広々した湖面に多くの水鳥がいます。冬の福島潟ならの賑わいです。その奥の山並みの、一番高いのが飯豊連峰でさらに最高峰の大日岳が立派に見えます。冬のは珍しいいい眺めです。
ビュー福島潟の前を茅葺き屋根の潟来亭の方、つまり湖畔側に行きます。
若い2人が朝日に向かって歩いています。うーん。彼らには明るい未来があることを祈ります。(上)しばらくは安全な路面ですが、ただもう少し行くと危険が待ち構えています。
ほら!雪が凍りつき滑りますよ〜だ。そんな靴では危ないからおやめなさい。(下)輝ける未来みたいな景色の中にも思いもしないことが待ち受けているかもね。知らんけど!
凍りついた道の脇にたくさんの池もありますよ。この寒さです。きれいな薄氷が張り詰めてますよ。
私は若い2人に構うことなく危険な道を観察舎である雁晴れ舎を目指します。
真っ平らで広い福島潟はヨシもしげっているんで、高いところから見ないと遠く見渡すことは出来ません。それが可能な数少ない高台が雁晴れ舎です。ここに上れば遠くを見渡せますし、野鳥観察スコープが何台も設置されています。福島潟広しと言えど、渡鳥観察にはここです。
福島潟には多くのハクチョウが来ます。コハクチョウとオオハクチョウが主ですが、コハクチョウが多数来ます。
福島潟は5,000羽以上のオオヒシクイが冬を越す、日本一の越冬地です。今年は過去最多の8,800羽飛来しているそうです。オオヒシクイは最大のガンの仲間で、翼を広げると1.6mにもなります。渡りでは時速100kmほどで飛ぶことが出来ます。とても広くて豊かな福島潟のシンボル的な鳥がオオヒシクイです。
飛ぶハクチョウと奥の雪面で休むオオヒシクイです。
冬の福島潟は近くに行くとたくさんの鳥たちの鳴き声が聞こえてきます。広々した湖面も空も命にあふれ活気があります。
カモたちも冬の福島潟の重要な賑やかしです。左上はマガモ、下はコガモです。
湖畔の雪面にはカモたちの足跡がたくさんあります。
コガモは福島潟に特に多くて、瓢湖で多いオナガガモに匹敵するほどなんで、福島潟はコガモの湖だなんて言われたりもするそうです。
カワウも福島潟ではよく見る鳥です。
雁晴れ舎のボートに、観察された鳥の種類が掲示されています。これは1月8日に見かけた鳥たちの種類です。
もっと見ていたいところですが、朝飯前の散歩です。戻ってご飯にしないと。朝も仕出しが届いています。朝から盛りだくさんですが、お散歩のせいか完食〜でした。
あー!よかった。
帰り道には横越の北方文化博物館に寄りました。
昔の豪農(大地主)だった伊藤家の屋敷や庭園、コレクションを開放した郷土博物館です。旧・横越村(新潟市港南区)にあります。
これは母屋の大広間です。
いろいろ屋敷内やコレクションを見て周ります。
庭や移築古民家なども見学します。
去年もここに来たし、新発田の市島邸も似た感じでいろいろ記憶がごっちゃになります。母の実家もそうなんですが、新潟にはこの様な旧大地主の屋敷がたくさんあります。その中で伊藤邸は保存も管理もよく昔の暮らしぶりが偲ばれます。
北方文化博物館を出て近くの万願寺の稲架木に寄ってみました。昔はこういう稲架木に横棒を渡してそこに刈り取ったイネをかけて天日干ししたものです。私も母の実家にいた頃はさ掛けの真似ごとをさせてもらった記憶があります。なかなかよく稲架木が残っています。稲刈りの時期にここへ来てみたいものです。
この後、五泉市の「たつみ食堂」でランチしました。とても繁盛した店で活気がありました。がっつり系の食堂で、昨晩から食べ過ぎ気味で、食べ切るのに苦労しました。なぜか食後のコーヒーが美味しかったです。まあもう昔のように大食いは出来ないってことです。
楽しい仲間と一緒で別れ難いところですが、元の集合場所の「道の駅たがみ」に戻りそこで解散しました。
アー!楽しかった。どうもありがとうございました。バイバイ!
今日もミニ新年会です。昨年からよくやっているバンガローキャンプ仲間とです。福島潟湖畔の菱風荘と言うバンガロー的な宿を借りるのですが、今回は自炊ですらなく仕出しをとってもらうのでとてもキャンプとは言い難いですね。去年2回利用しましたが、仕出しは初めてです。戸建てで集合住宅でも無いからコンドミニアムでも無いですね。まあなんでもいいです。今は県民割引でめっちゃ安く、しかもさらに2,000円もクーポン券が付きます。何故か今回生卵6個までいただきました。しかも夕食のオカズが多すぎて食べきれないのでその分を持ち帰ることにしました。これで家に帰って2食分のオカズが浮きますねぇー。差し引き考えればほぼただで泊まれるようなものです。ありがとうございます。ここに感してはコロナに感謝です。
でも、ことはお金の問題じゃぁ無いんです。実は3人でとても楽しい時が過ごせたのが一番ですよ。
1月1日の飲み過ぎでもう酒をやめようと誓ったのですが、1人飲める方がいて早速その誓いを破って少々飲んでしまいました。「お酒怖い」って感覚は残ってましたけど、美味いと怖いの微妙なバランスで飲みました。でもお酒のおかげでより一層楽しい時が持てました。
1月10日
今日は朝から快晴です。
多少寒いけど朝飯前に鳥見に出かけます。私は別に野鳥マニアでも無いのですが、冬鳥の福島潟に泊まって渡鳥を見に行かない手は無いですよね。
福島潟放水路を渡ります。(下)向こうにビュー福島潟があります。
飯豊連峰の方から陽が登ります。(上)橋の手すりのレリーフは福島潟に飛来する冬鳥のシンボルであるオオヒシクイなんでしょう。
放水路にかかる橋の上から福島潟が広く見渡せます。広々した湖面に多くの水鳥がいます。冬の福島潟ならの賑わいです。その奥の山並みの、一番高いのが飯豊連峰でさらに最高峰の大日岳が立派に見えます。冬のは珍しいいい眺めです。
ビュー福島潟の前を茅葺き屋根の潟来亭の方、つまり湖畔側に行きます。
若い2人が朝日に向かって歩いています。うーん。彼らには明るい未来があることを祈ります。(上)しばらくは安全な路面ですが、ただもう少し行くと危険が待ち構えています。
ほら!雪が凍りつき滑りますよ〜だ。そんな靴では危ないからおやめなさい。(下)輝ける未来みたいな景色の中にも思いもしないことが待ち受けているかもね。知らんけど!
凍りついた道の脇にたくさんの池もありますよ。この寒さです。きれいな薄氷が張り詰めてますよ。
私は若い2人に構うことなく危険な道を観察舎である雁晴れ舎を目指します。
真っ平らで広い福島潟はヨシもしげっているんで、高いところから見ないと遠く見渡すことは出来ません。それが可能な数少ない高台が雁晴れ舎です。ここに上れば遠くを見渡せますし、野鳥観察スコープが何台も設置されています。福島潟広しと言えど、渡鳥観察にはここです。
福島潟には多くのハクチョウが来ます。コハクチョウとオオハクチョウが主ですが、コハクチョウが多数来ます。
福島潟は5,000羽以上のオオヒシクイが冬を越す、日本一の越冬地です。今年は過去最多の8,800羽飛来しているそうです。オオヒシクイは最大のガンの仲間で、翼を広げると1.6mにもなります。渡りでは時速100kmほどで飛ぶことが出来ます。とても広くて豊かな福島潟のシンボル的な鳥がオオヒシクイです。
飛ぶハクチョウと奥の雪面で休むオオヒシクイです。
冬の福島潟は近くに行くとたくさんの鳥たちの鳴き声が聞こえてきます。広々した湖面も空も命にあふれ活気があります。
カモたちも冬の福島潟の重要な賑やかしです。左上はマガモ、下はコガモです。
湖畔の雪面にはカモたちの足跡がたくさんあります。
コガモは福島潟に特に多くて、瓢湖で多いオナガガモに匹敵するほどなんで、福島潟はコガモの湖だなんて言われたりもするそうです。
カワウも福島潟ではよく見る鳥です。
雁晴れ舎のボートに、観察された鳥の種類が掲示されています。これは1月8日に見かけた鳥たちの種類です。
もっと見ていたいところですが、朝飯前の散歩です。戻ってご飯にしないと。朝も仕出しが届いています。朝から盛りだくさんですが、お散歩のせいか完食〜でした。
あー!よかった。
帰り道には横越の北方文化博物館に寄りました。
昔の豪農(大地主)だった伊藤家の屋敷や庭園、コレクションを開放した郷土博物館です。旧・横越村(新潟市港南区)にあります。
これは母屋の大広間です。
いろいろ屋敷内やコレクションを見て周ります。
庭や移築古民家なども見学します。
去年もここに来たし、新発田の市島邸も似た感じでいろいろ記憶がごっちゃになります。母の実家もそうなんですが、新潟にはこの様な旧大地主の屋敷がたくさんあります。その中で伊藤邸は保存も管理もよく昔の暮らしぶりが偲ばれます。
北方文化博物館を出て近くの万願寺の稲架木に寄ってみました。昔はこういう稲架木に横棒を渡してそこに刈り取ったイネをかけて天日干ししたものです。私も母の実家にいた頃はさ掛けの真似ごとをさせてもらった記憶があります。なかなかよく稲架木が残っています。稲刈りの時期にここへ来てみたいものです。
この後、五泉市の「たつみ食堂」でランチしました。とても繁盛した店で活気がありました。がっつり系の食堂で、昨晩から食べ過ぎ気味で、食べ切るのに苦労しました。なぜか食後のコーヒーが美味しかったです。まあもう昔のように大食いは出来ないってことです。
楽しい仲間と一緒で別れ難いところですが、元の集合場所の「道の駅たがみ」に戻りそこで解散しました。
アー!楽しかった。どうもありがとうございました。バイバイ!
2022-01-11 18:33
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コメント(5)
間違いなく冬鳥天国ですね。沢山の鳥が集合しているんですね。新年会も楽しそうです。
by JUNKO (2022-01-12 16:32)
幸せな未来ありましょう、きっと。
冬鳥天国。まさに。
お酒復活しましたか。
by 夏炉冬扇 (2022-01-12 18:34)
湖に近づくと、鳥の群れの声が響いて来ます。
そうですが、しただの自宅で1人飲みをしないという禁酒ルールは継続中です。だから禁酒中です。
by モリガメ (2022-01-13 08:40)
冬鳥天国素晴らしいですね~怪しげなキャンプも楽しそうです。理由は無いですが椎名誠を連想しました~
写真がすっきり・・と思ったらプロの方でしたか‥失礼しました~
by OJJ (2022-01-14 09:03)
怪しげではないですよ。キャンプに行ったと言うには軟弱すぎるだけです。私たちの問題です。
by モリガメ (2022-01-14 10:17)