チョウに見られる地球温暖化 global warming seen in butterflies

8月25日

午前中は家にいて昼食はソバにしました。カグラナンバンを先ず炒め、ミガキニシン、オクラも後から入れて炒めそこに茹でたソバを入れました。美味しいっす。

畑へは午後からです。と言うか、今日食べる分の野菜を採りに行っただけです。

奥の区画で暑い中作業しています。山奥の集落の人たちで獣害が酷すぎるので、まだマシなこの辺りの畑を借りて道の駅へ出荷用の野菜を作っています。いわばプロ集団です。だからいろいろ農作業について教えていただきながら付き合っています。
もう、ダイコンの種まきを始めたそうです。もうダイコンなんだー！こっちはまだ畑は草ボーボーなんで早く畑の準備をしてまかねばなりません。

畑の縁にツマグロヒョウモンがいました。これはメスです。少なくともメスが2頭いました。
ツマグロヒョウモンはアフリカ北東部からインド、インドシナ半島、オーストラリア、中国、朝鮮半島、日本までの熱帯・温帯域に広く分布します。元々日本では南西諸島、九州、四国、本州南西部で見られるチョウでした。本州では1980年代まで近畿地方以西でしか見られなかったのですが、徐々に生息域が北上し1990年代以降には東海地方から関東地方南部、富山県・新潟県の平野部で観察されるようになりました。更に2002年には関東地方北部でも目撃報告があり、最近では関東地方北部でもほぼ定着し、普通種になりつつあるそうです。ネットで見ると、三条市2001年観察、2011年越後駒ヶ岳山頂付近観察、2019年隣の見附市「杉沢の森」にも観察があります。と、もうこの辺りでは普通種です。
大袈裟で無く、ツマグロヒョウモンの分布北上は地球温暖化の現れだと言われています。

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