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鉈(ナタ billhook axe) [ファーム・モリガメ]

4月14日

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昨日近くの小さなスギ薮で、いつも使っているお気に入りの鉈を落としました。いくら探しても見つからず今日も探します。
スギの下生えにキクザキイチゲ(上)、マキノスミレ(下)などが咲いています。

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狭い範囲なので見つからないわけはないのですが、30回以上は昨日からしらみつぶしに歩き回りやっと見つけました。刃から柄まで40cmほどはあります。(下)普通なら見つからないわけは無いのですが不思議です。諦めかけた頃やっと倒れたすの下から見つかりました。昨年末の大雪で林の中は倒木だらけで、それら倒れたスギの下に落ちていました。ちょっとやそっとではわからないですね。
鞘に刺して腰に巻いていたのですが、背負っていたザックを取ったり背負い直したりしているうちに落としたのでしょう。
大きさ、重さ、バランスがよくとても役にたつ鉈で、無くして非常に困りました。死んだ友だちのオヤジにもらったものです。これを作った職人も新発田に移ってしまい、多分もう作っていないはずです。なかなかこれに変わるものは見つかりそう無いです。
この鉈はしただでよく使われているハシ鉈と言う形です。先端に嘴状の刃が無い部分があります。これが便利で下の枝を引っかけて持ちあげたりに楽です。地面に向けて打ち下ろしてもハシ先が当たるだけで刃を痛めません。実際の作業にとても使い勝手がいいのです。見つかって本当によかったです。

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東京の従姉妹から千葉のタケノコが送られて来ました。あく抜きされていたので助かりました。ワカメとワカタケ煮にして大半はいただきましたが、パスタにしても美味しかったです。タケノコ、コシアブラ、ニラを入れたペペロンチーノにしました。美味かったよ〜。ありがとう!




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山菜採り wild vegetable picking [ファーム・モリガメ]

4月11日

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棚田のカタクリ見学の後、皆んなでモリガメ山に来て山菜採りをしました。今しただはコシアブラシーズンなんですが、なぜかうちの山は遅れている感じがしてます。まあなんとか採れるんじゃあないと、とりあえず皆んなで山に入ってみました。やはり下見どうりまだコシアブラは2〜3cmくらいの芽が多く、少し早目です。それでも奥に入るにつれてそこそこな大きさの芽もありなんとか収穫がありました。それに皆さん食い物に関しては貪欲で頑張って2時間くらいモリガメ山をほっつき歩きました。

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それとラッキーなことに、今までうちの山にほとんど無かったタラの芽が生え出していたのです。森の木が繁っていた頃は1本だけ大きなタラの木があったんですが、背が高すぎるし日陰で枯れかけていました。ところが1年前に山の木を切って、またその木を搬出するのに業者さんが2km以上道付けをしたので森の日当たりがよくなりました。すると道沿いに1〜2mのタラの若木が生え出したんです。地中に種があったのでしょうか?そう言えばタラの木は繁った森より、伐採地に多いのでそんなこともあろうかとは思いますが、それにしても環境の変化でアッと言う間に植生が変わり出したのにはビックリです。森がリフレッシュされたって感じです。
コシアブラと違ってタラの木はトゲだらけで、軍手程度の手袋だと採るのが厄介です。届きにくい芽はロープを引っかけて手繰り寄せるとかして摘んでました。(右下)
コシアブラ、タラの芽を求めてモリガメ山頂上まで皆んなで行きました。道々、スミレが咲いています。何種類かのスミレが生えているのですが、日陰にはナガハシスミレで、割と陽当たりのいいとこにはマキノスミレ(右上)があります。マキノスミレは今朝ドラで話題の(?)牧野富太郎氏に因んで付けられた名前で、シハイスミレの変種とされています。とは言えマキノスミレとシハイスミレには中間型もあるそうでややこしいんです。マキノスミレは東日本、シハイスミレは西日本と住み分けているようなんで、この際モリガメ山のはマキノスミレとしましょう!

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頂上近くの道の僅かな水たまりにトウホクサンショウウオの卵嚢を見つけました。(上)この辺ではトウホクサンショウウオとクロサンショウウオがいてトウホクサンショウウオはコイル型、クロサンショウウオはアケビ型の卵嚢だそうでこれはトウホクサンショウウオですね。トウホクサンショウウオの卵嚢はクロサンショウウオに比べ透明で小ぶりだそうなんでいいかと思いますけど両者はかなり似ているそうです。うちの山で見かけた親はクロサンショウウオっぽかったんで少し⁇です。
偶蹄目のケモノの足跡が日上がりかけた水たまりにありました。(下)蹄が二股なんで偶蹄目でしょうがなんでしょうか?しただにいるのはカモシカ、ニホンジカ、イノシシですがどれも可能性あります。区別出来るほどハッキリした足跡じゃ無いですが、何となくカモシカのような気もするんですが?だとしたら縄張りを持っているから見かけたり、溜めグソがあるはずですが、伐採地になってから進出して来たんでしょう。どなたかわかる方いたら教えて下さい。



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山道開通 mountain road opening [ファーム・モリガメ]

4月6日

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うちの脇にある水たまり脇にヤナギの花が咲いています。ヤナギの種類はちょっとわかりません。

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坂を上がったとこの倒木もだいぶ片付きました。
残りの木を玉切りして脇に除けると、やっと山道が開通です。これで軽トラで奥に入れます。まだ除けた木を搬出しないといけません。

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4月の山 mountain in april [ファーム・モリガメ]

4月2日

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4月になりました。
今日も山仕事です。(右)
山に倒れたままの木はウインチで搬出します。運び出す木とウインチとの間に滑車をかませて引く向きを変え障害物を避けながら引き出します。(左)

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家の北側の陰に最後に残っていた雪もほぼ消えました。
森も春めいて来ました。
コシアブラの芽も1cmくらいになってます。(左上)
倒れたスギの陰にアシダカグモを見つけました。(右上)スパイダーマンっぽくてカッコいいやつです。家の中で見つけると足音が聞こえるじゃないかって感じで這い回る大きさのクモです。こう見えてもゴキブリを食べてくれる正義の味方ですよ〜だからってゴキブリが悪だと言っているわけじゃないですよ。
オオカメノキの芽吹きです。(下)開き加減でメガネの縁っぽく見えませんか。

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畑の準備 preparing the vegetable field [ファーム・モリガメ]

3月31日

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家の北側の陰にわずかに残る雪ももう消えそうです。これが最後の雪です。

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霜の恐れもあるのでまだジャガイモは植えませんが、畑の準備だけしておきます。
ジャガイモはやや酸性が好きなので、石灰は入れません。ジャガイモ以外の場所は石灰を入れて打っておきます。雨が降って無いので土が硬いです。粘土質なんでカチンカチンです。
畑の周りの雑木林の花たちです。左上はタムシバです。この花は八王子辺りではイモバナなんて言われていてジャガイモを植える目安になっていましたが、しただではタムシバに合わせて植えるのはまだ早いようです。ジャガイモを植えるのは少々遅くなってからの方が無難です。
右上はオクチョウジザクラです。早く咲くサクラですが割に長く散らずに枝についています。

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畑で遅くなり帰る頃には夕暮れも近くなりました。粟ヶ岳が夕映えで赤くなっています。(上)
五十嵐川沿いにある道祖神も夕陽を受けています。(下)いい感じだねぇー!
3月も今日で終わりですね。



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ジネンジョ(自然薯) wild yam [ファーム・モリガメ]

3月29日

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今日もこんなにくっきりした晴天です。ここのところ晴れ続きで、気持ちいいのですが水不足も心配です。
午前中は昨日から倒木の玉切りの続きをしました。まだまだこんなに残っています。先は長いです。早く撤去しないと軽トラが先に行けません。

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今頃ですがジネンジョ(自然薯)を掘り出しました。昨年秋にとっくにイモが出来ていたのですが、掘るのが大変で放置したままでした。よく年に掘っても湿度も上手く保たれイモに変わりは無いのです。でも、暖かくなると芽出しが始まってしまうので、掘り上げました。
11本植えて10本採れました。(上)
左下のようにジネンジョ専用のパイプにイモが収まるように種イモを置いて育てるのですが、ちゃんと置かないと上手く収まらないことがあります。10/11なんで今までで一番いい採れ高です。詳しい植え方は2021年の5月28日「日々の農作業 daily farm work」をご参加にして下さい。
早速、とろろイモで食べましたが、長芋とは全く違って濃く美味しい味です。(右下)

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早春の畑 vegetable field in early spring [ファーム・モリガメ]

3月23日

ボチボチ畑も始めないといけないです。冬雪に閉じ込められるしただでは冬季農作業は中断です。雪が解けてから今年の作業スタートです。
葉ネギなどわずかですが畑に残っている野菜も収穫出来ます。去年から家でストックしているダイコン、キャベツ・・・などで冬をしのいできたのですが、やはり新鮮な野菜はうれしいです。

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畑の脇にオオヤマザクラが咲いています。しただで一番早いサクラはオクチョウジザクでオオヤマザクラはニ番手って感じですかね。
オオヤマザクラの向こうは五十嵐川の流れる谷です。

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奥の山は白根山などの山々です。まだ奥山に春めいてはいません。
畑を取り巻く雑木林はまだほとんど芽吹いてませんが、左下の白いのは一番手のサクラであるオクチョウジザクです。
雪に埋もれて冬越ししたカワナガレナです。(下)トウナの類で、もう少ししたらとう立ちしますから食べ頃になります。

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畑では雪消えに続いて早春の小さな花が咲き出しています。
ヒメオドリコソウ(左)、ハコベ(右上)、オオイヌノフグリ(右下)
今日のところは葉ネギやカブなどを収穫しただけ帰ります。

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午後から白根プールに泳ぎに来ます。
畑や山仕事が本格的になると、なかなか泳ぎに来れなくなります。のんびり出来た冬が懐かしくもあります。出来るだけ運動不足にならないよう通いたいものです。

3月25日

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やることはいろいろありますが、まだ、ボチボチ泳ぎたいです。昼から白根プールです。
プール裏のメタセコイア並木です。(上)
しただの家に帰れば月夜です。(下)だいぶ泳いだんでちょっと身体が張っています。いい気分だけど一休みすると薪ストーブの前でうたた寝しちゃうかも。

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山開け mountain opening [ファーム・モリガメ]

3月21日

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山開けと言っても別に何と言ったことでもないけど、やっとモリガメ氷河がほぼ消失して軽トラで少しだけ山道を奥に入れるようになったってことです。(右上)とは言えまだ200mくらい奥に行けば雪があってその先軽トラはまだ進めません。
19日に下の田んぼ脇から回収して来たスギの倒木を(左)50mほど入ったところの土場に玉切りして降ろします。なんだか今日は玉切りしただけで疲れたので軽トラ一杯の木を降ろしてやめます。

3月22日

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入り口の雪が解けたと言っても土場から30mほど先の坂の上には、この通り先日処理したままの倒木が横倒しのままです。この木をなんとかして土場に降ろさないと結局今のところここが軽トラの行き止まりです。ちょっとだけ玉切りしたけどなかなかはかがいきません。

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雪で折れたスギは折れたところから裂けるので、たくさん割れた端材が出ます。
そんな3cm幅の木片に適当に目みたいのを書いたら、なんか顔っぽくて気になってしまいました。神や仏の信心はない方ですが、山仕事は危険がいっぱいなんでこの木片を飾って安全を祈願しようかな?なんかそう言う宗教じみたの嫌だけど、自分がモリガメ教の教祖になってこの切れっ端を御神体にすればいいんじゃない?イヤそう言う思考法ってまずいかなぁ?御神体はやめてアート作品ってことにしよう!


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昨年末の雪害 snow damage at the end of last year [ファーム・モリガメ]

3月19日

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昨年12月半ばに大雪が降り大変な被害を受けました。しただの家では連続10時間の停電だったり、松浜の実家では50年もののスダチの木が折れたりと大変な目に会いました。
雪解けでしただの集落でもたくさんのスギが折れていることがわかりました。うちの山のスギも田んぼ側の道に何本も倒れ込んでいました。(上)道が通れなくなっているということで、片付けをしないといけません。
何とか片付けましたが(下)、

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こんな量になりました。
スギだと薪には不向きですがナラに少しづつ混ぜて使います。薪にならない小枝や葉が馬鹿にならない量で、道に置いて置けないので、全ての片付けに1日がかりでした。

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消える春雪 the spring snow disappears [ファーム・モリガメ]

3月15日

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晴れ続きで山の雪がどんどん解けます。
モリガメ氷河の上部は無くなってきます。

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山に続く道に昨年末の雪で倒れたスギの木が倒れ込んでいます。切って片付けます。

3月16日

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モリガメ氷河の末端にわずかに残る雪があって、まだ軽トラで山には入れません。切った木はそのまま置いてあります。
でも雪はどんどん消えてゆきます。

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午後から実家の方の病院に行き、その後松浜に泊まりました。
松浜の新井郷川沿いです。(上)特にこの辺で秋は毎日ハゼ釣りしてました。
この下の新井郷川の崖にニセアカシア林があり、そこがカラスたちの寝ぐらになっています。(下)夕方カラスの大群が集結します。
さて私も寝ぐらに行きます。

3月17日

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翌日、白根プール経由で泳いでからしただの家に帰ります。昨晩の雨は上がりました。
プールがある白根総合公園の向かいには、「しろね大凧と歴史の館」があります。(上)
泳いだ後です。(下)弥彦山方向に日が沈みます。(下)今日はのんびりしただの家です。だいぶ雪も解けたでしょう!

3月18日

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雨なんで、今日も恒例ソバパーリーになりました。
朝になって急に集まろうってことになりましたが、もうあわてて除雪しなくとも3台分なら雪が減って余裕で停めれるスペースが出来てます。
雪が無くなって便利な反面ですが寂しい気分もあります。

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