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山菜採り wild vegetable picking [ファーム・モリガメ]

4月11日

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棚田のカタクリ見学の後、皆んなでモリガメ山に来て山菜採りをしました。今しただはコシアブラシーズンなんですが、なぜかうちの山は遅れている感じがしてます。まあなんとか採れるんじゃあないと、とりあえず皆んなで山に入ってみました。やはり下見どうりまだコシアブラは2〜3cmくらいの芽が多く、少し早目です。それでも奥に入るにつれてそこそこな大きさの芽もありなんとか収穫がありました。それに皆さん食い物に関しては貪欲で頑張って2時間くらいモリガメ山をほっつき歩きました。

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それとラッキーなことに、今までうちの山にほとんど無かったタラの芽が生え出していたのです。森の木が繁っていた頃は1本だけ大きなタラの木があったんですが、背が高すぎるし日陰で枯れかけていました。ところが1年前に山の木を切って、またその木を搬出するのに業者さんが2km以上道付けをしたので森の日当たりがよくなりました。すると道沿いに1〜2mのタラの若木が生え出したんです。地中に種があったのでしょうか?そう言えばタラの木は繁った森より、伐採地に多いのでそんなこともあろうかとは思いますが、それにしても環境の変化でアッと言う間に植生が変わり出したのにはビックリです。森がリフレッシュされたって感じです。
コシアブラと違ってタラの木はトゲだらけで、軍手程度の手袋だと採るのが厄介です。届きにくい芽はロープを引っかけて手繰り寄せるとかして摘んでました。(右下)
コシアブラ、タラの芽を求めてモリガメ山頂上まで皆んなで行きました。道々、スミレが咲いています。何種類かのスミレが生えているのですが、日陰にはナガハシスミレで、割と陽当たりのいいとこにはマキノスミレ(右上)があります。マキノスミレは今朝ドラで話題の(?)牧野富太郎氏に因んで付けられた名前で、シハイスミレの変種とされています。とは言えマキノスミレとシハイスミレには中間型もあるそうでややこしいんです。マキノスミレは東日本、シハイスミレは西日本と住み分けているようなんで、この際モリガメ山のはマキノスミレとしましょう!

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頂上近くの道の僅かな水たまりにトウホクサンショウウオの卵嚢を見つけました。(上)この辺ではトウホクサンショウウオとクロサンショウウオがいてトウホクサンショウウオはコイル型、クロサンショウウオはアケビ型の卵嚢だそうでこれはトウホクサンショウウオですね。トウホクサンショウウオの卵嚢はクロサンショウウオに比べ透明で小ぶりだそうなんでいいかと思いますけど両者はかなり似ているそうです。うちの山で見かけた親はクロサンショウウオっぽかったんで少し⁇です。
偶蹄目のケモノの足跡が日上がりかけた水たまりにありました。(下)蹄が二股なんで偶蹄目でしょうがなんでしょうか?しただにいるのはカモシカ、ニホンジカ、イノシシですがどれも可能性あります。区別出来るほどハッキリした足跡じゃ無いですが、何となくカモシカのような気もするんですが?だとしたら縄張りを持っているから見かけたり、溜めグソがあるはずですが、伐採地になってから進出して来たんでしょう。どなたかわかる方いたら教えて下さい。



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