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棚田のカタクリ dogtooth violet of terraced rice field [しただ郷]

4月11日

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仲間で北五百川の棚田へカタクリを見に行きました。花の具合や天気予報だと一日でも早く行きたかったのですが、昨日は私が病院の予約があり皆さんには申し訳ないかったのですが今日になってしまいました。事前に棚田の佐野さんから花の具合を教えていただいていたのでタイミングで行けたのでしょうけど、何かと忙しくカタクリもサクラもあと何日か前の方がよかったかもしれません。それでも天気は今日はよかったです。
後の雪山は粟ヶ岳です。(上)ちょうどカタクリの咲く時期にサクラも咲きます。
そしてギフチョウもカタクリの周りを飛び回っています。(左下)気温も高いのでギフチョウは飛んでばかりで花には止まってくれそうないです。

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カタクリの群落の近くにはユキワリソウ(ミスミソウ)も咲いています。



カタクリの後棚田の上の東屋を通り一回りして反対側を周ります。上のサクラもきれいです。

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棚田の水源になっている泉が棚田から更に上ったところにあります。美味しい水が湧いています。その水で棚田の米は育つのです。若い人は元気にその大久保の清水まで行きます。
私と同年代の2人はそっちに行かずに下ります。途中で、地域おこし協力隊の若者たちが田んぼの淵の畔塗をしています。今時畔塗は機械でするのですが、棚田では機械が入れられずマンパワーです。棚田の米作りは重労働です。まあ、そんな若者たちの作業を、「へっぴり腰で、腰が入ってないなぁ!」などとかからかいながら見学してました。その辺でたらたらして仲間が下りて来るのを待っていました。ちょうど寝っ転がっていたところにギフチョウが来て止まったので撮ることが出来ました。(下)

残雪の粟ヶ岳、カタクリ、サクラ、ミスミソウ、ギフチョウとこの時期の棚田はきれいなものであふれています。でも棚田の美しさって自然任せってわけじゃなく人の努力によって保たれていて、多様性にあふれた棚田の生き物は奥山の自然と人里の暮らしのはざまにある豊な世界なんです。

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飯豊連峰 Iide Mountain Range [新潟]

4月10日

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豊栄の病院予約の日です。
とてもいい天気がもったいないですが、予約なんでしかた無いです。しただからの道すがら、粟ヶ岳、白山、菅名岳、五頭山、飯豊連峰と続く南の山並みがくっきりきれいに見えてます。
豊栄の病院から飯豊連峰は近く白い峰が間近です。(下)左が病院の建物です。屋上から見たいと思いましてが、勝手には出れないようになっています。当たり前ですね。病院だから病状が悪くなり前途に悲観する人だっているわけですからね。私は追加した薬が相性よくて、病状はよくなっていました。やはりうれしいし、通いがいもあります。
少し病院から離れ遠くから飯豊連峰を振り返ると、大日岳の頂も白くかっこいいです。この辺まで来ると飯豊とはこの距離感で新発田、豊栄辺りは足元です。
学生時代あの稜線から新発田方向(こっち方向)を見下ろして、「えっちゃーん!」なんて大声で叫んだのを思い出した。「えっちゃーん」とは反対方向の会津若松にある造り酒屋のお嬢さんで、他の女子大から私らの学科に編入していた女性です。3人で飯豊に来たのですが、その中の一人がお熱で、飯豊を下りてからその酒屋さんにおじゃままでしました。そいつは卒業後勤めた会社で画期的な発明をして、世界的な賞をいただきました。その後の活躍を皆んなで期待したんですが、しばらくして亡くなってしまいました。人の一生わからんものです。まあ思い出の飯豊です。


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