ヒメサユリ開花情報 2021.05.15 flowering information of Himesayuri [サユリスト レポート]
5月15日
高城城址から見る守門岳です。晴れが続いていてくっきり見えます。昨日までの涼しさにとってかわり今日は暑くなりました。
昨日4輪ほどの初咲きを見たヒメサユリですが、今日はもう100輪以上の開花を見ています。ただ、この頃の傾向ですが、株が小さくなっています。今のところ3個以上のツボミの株は見かけられいません。(左下)
それでも、ヒメサユリ以外にもガクウラジロヨウラク(右下)などかわいいはながたくさん咲いています。
肝心のヒメサユリですが、下のように虫に花、ツボミを齧られたものは多くはありませんが、上のようにツボミの首元から切られた株が多数見られます。大変深刻で大多数の株が切り取られていて、ごく稀な株だけが被害を免れている状況です。開花がすすむにつれて、見落とされていた無事な株が増えることは期待されますが、せいぜい開花に至るものは3割ほどじゃないでしょうか?ここ数年この被害は増えていて続いていることですが、開花率は低くなり続けています。ことに今年の被害度は酷くて今後が心配されます。
この被害の原因は特定されていませんが、今日は三条市、地元保護団体、樹木医などの参加で調査が行われました。
サルなど動物、人、虫、ナメクジ・・・と、いろんな原因の中で、切り口、糞、被害の広がりなどいろんな状況から虫犯人説が有力ということになりました。
また、「ヒメサユリの小径」管理をしている地元団体の方によると4月末から5月上旬にかけて多く切り取られているとのことです。
毛虫、イモムシ、バッタなどがヒメサユリの上でよく見かける虫ですが、1回の調査では決めかねます。
樹木医の先生がヒメサユリの首元の茎で見かけたこの虫はホホジロアシナガゾウムシと言います。この虫は田上町で頻発しているアジサイ被害の原因であるシロオビアカアシナガゾウムシに近い仲間です。ホホジロアシナガゾウムシの餌と一般に認められているのは、アカメガシワやクワとなっています。残念ながらユリ科の植物は入っていません。シロオビアシナガゾウムシのアジサイの切り取り方は、ヒメサユリの切り取られ方に似ています。また、ホホジロアシナガゾウムシのいろんな植物の茎の切り取り方を調べると、これもヒメサユリの切り取られ方そっくりです。そこでこのホホジロアシナガゾウムシが有力犯人です。
ともかく犯人をサル、人では無く虫と絞り込めたことが、今回の成果でこの方向で対策を取ることが可能になりました。
高城城址から見る守門岳です。晴れが続いていてくっきり見えます。昨日までの涼しさにとってかわり今日は暑くなりました。
昨日4輪ほどの初咲きを見たヒメサユリですが、今日はもう100輪以上の開花を見ています。ただ、この頃の傾向ですが、株が小さくなっています。今のところ3個以上のツボミの株は見かけられいません。(左下)
それでも、ヒメサユリ以外にもガクウラジロヨウラク(右下)などかわいいはながたくさん咲いています。
肝心のヒメサユリですが、下のように虫に花、ツボミを齧られたものは多くはありませんが、上のようにツボミの首元から切られた株が多数見られます。大変深刻で大多数の株が切り取られていて、ごく稀な株だけが被害を免れている状況です。開花がすすむにつれて、見落とされていた無事な株が増えることは期待されますが、せいぜい開花に至るものは3割ほどじゃないでしょうか?ここ数年この被害は増えていて続いていることですが、開花率は低くなり続けています。ことに今年の被害度は酷くて今後が心配されます。
この被害の原因は特定されていませんが、今日は三条市、地元保護団体、樹木医などの参加で調査が行われました。
サルなど動物、人、虫、ナメクジ・・・と、いろんな原因の中で、切り口、糞、被害の広がりなどいろんな状況から虫犯人説が有力ということになりました。
また、「ヒメサユリの小径」管理をしている地元団体の方によると4月末から5月上旬にかけて多く切り取られているとのことです。
毛虫、イモムシ、バッタなどがヒメサユリの上でよく見かける虫ですが、1回の調査では決めかねます。
樹木医の先生がヒメサユリの首元の茎で見かけたこの虫はホホジロアシナガゾウムシと言います。この虫は田上町で頻発しているアジサイ被害の原因であるシロオビアカアシナガゾウムシに近い仲間です。ホホジロアシナガゾウムシの餌と一般に認められているのは、アカメガシワやクワとなっています。残念ながらユリ科の植物は入っていません。シロオビアシナガゾウムシのアジサイの切り取り方は、ヒメサユリの切り取られ方に似ています。また、ホホジロアシナガゾウムシのいろんな植物の茎の切り取り方を調べると、これもヒメサユリの切り取られ方そっくりです。そこでこのホホジロアシナガゾウムシが有力犯人です。
ともかく犯人をサル、人では無く虫と絞り込めたことが、今回の成果でこの方向で対策を取ることが可能になりました。
ヒメサユリ開花情報 2021.05.14 flowering information of Himesayuri [サユリスト レポート]
5月14日
”ヒメサユリ咲きました!”
1番花です。
少し淡いピンクの高城のヒメサユリらしい上品な色合いの花が咲いてくれました。
嬉しくてもう1枚この1番花のカットを載せます。
1番花のそばにもう一つ咲いていました。開き具合からいってこれは2番花でしょう。
例年だともっと標高の低い方から咲き始めるのですが、なんと「たら沢のへつり」手前でこの2輪を見つけました。今年はこの辺りにツボミが多いのもいつもの年との違いです。高城城址の頂上辺りまでポツリポツリとヒメサユリはありますが、群落として咲いているのは「たら沢のへつり」辺りまでが上限です。
「たら沢のへつり」の先まで上り折り返して来たらなんと1番花・2番花の3mほど下にまた2輪咲いていました。
この2輪です。
今日の11時過ぎで4輪の開花です。
下の方にこんな開きかけのツボミもあったのでこれも開くかも知れません。
この季節高城城址はヒメサユリだけでなく次々に花が見られます。
タニウツギはしただではもうあちこちで見られる花で、下の方の林道で多く見かけます。(左上)
5月8日には咲いていなかった、ホウノキも下の林道で咲いていました。(右上)
ヒメシャガも8日にはまだでしたが、今日「たら沢のへつり」で1輪みつけました。(下)例年ヒメサユリが咲くころ「たら沢のへつり」で開花します。
さて、ヒメサユリが咲き始めてくれて一安心なのですが、気がかりなことがあります。
右上の様にヒメサユリのツボミが切り取られて、首から上が無い株が多いのです。ここ数年この現象は見れれていますが、今年は特に被害が多いのです。今日、落下したツボミを一つ見つけました。(下)
また、首の落ちた株のところにイモムシを見つけました。(左上)これも1例だけで虫が犯人と決めつけることも出来ません。サルその他の動物の可能性もあります。
ツボミが齧られている被害も今日は3例見つけました。でもこの被害はさほど多くはなく、圧倒的に首から上が切られている株が多いのです。
開花時期が近づくにつれてツボミの数は増えてきます。5月8日で凡そ50株くらいにツボミを見つけました。。今日は100株程度にツボミはありました。小さなツボミは葉に包まれているので、それが大きくなると見えてくるのです。だからまだまだツボミが増えるものと期待は出来ますが、現状でこの程度の数のツボミでは心もとないです。首から上の無い株が今年はとても多いので満開時期でどの程度の花が咲くのかが心配です。
”ヒメサユリ咲きました!”
1番花です。
少し淡いピンクの高城のヒメサユリらしい上品な色合いの花が咲いてくれました。
嬉しくてもう1枚この1番花のカットを載せます。
1番花のそばにもう一つ咲いていました。開き具合からいってこれは2番花でしょう。
例年だともっと標高の低い方から咲き始めるのですが、なんと「たら沢のへつり」手前でこの2輪を見つけました。今年はこの辺りにツボミが多いのもいつもの年との違いです。高城城址の頂上辺りまでポツリポツリとヒメサユリはありますが、群落として咲いているのは「たら沢のへつり」辺りまでが上限です。
「たら沢のへつり」の先まで上り折り返して来たらなんと1番花・2番花の3mほど下にまた2輪咲いていました。
この2輪です。
今日の11時過ぎで4輪の開花です。
下の方にこんな開きかけのツボミもあったのでこれも開くかも知れません。
この季節高城城址はヒメサユリだけでなく次々に花が見られます。
タニウツギはしただではもうあちこちで見られる花で、下の方の林道で多く見かけます。(左上)
5月8日には咲いていなかった、ホウノキも下の林道で咲いていました。(右上)
ヒメシャガも8日にはまだでしたが、今日「たら沢のへつり」で1輪みつけました。(下)例年ヒメサユリが咲くころ「たら沢のへつり」で開花します。
さて、ヒメサユリが咲き始めてくれて一安心なのですが、気がかりなことがあります。
右上の様にヒメサユリのツボミが切り取られて、首から上が無い株が多いのです。ここ数年この現象は見れれていますが、今年は特に被害が多いのです。今日、落下したツボミを一つ見つけました。(下)
また、首の落ちた株のところにイモムシを見つけました。(左上)これも1例だけで虫が犯人と決めつけることも出来ません。サルその他の動物の可能性もあります。
ツボミが齧られている被害も今日は3例見つけました。でもこの被害はさほど多くはなく、圧倒的に首から上が切られている株が多いのです。
開花時期が近づくにつれてツボミの数は増えてきます。5月8日で凡そ50株くらいにツボミを見つけました。。今日は100株程度にツボミはありました。小さなツボミは葉に包まれているので、それが大きくなると見えてくるのです。だからまだまだツボミが増えるものと期待は出来ますが、現状でこの程度の数のツボミでは心もとないです。首から上の無い株が今年はとても多いので満開時期でどの程度の花が咲くのかが心配です。
ヒメサユリ開花情報 2021.05.08 flowering information of Himesayuri [サユリスト レポート]
5月8日
今年の春先は暑いくらいでどうなることかと思っていたのですが、ここのところひと月ほどはやけに寒い日々です。ヒメサユリはどうなっているかと高城城址に1年ぶりに上ってみました。何かと忙しくて高城の山に来るのは本当に久しぶりです。
高城の森は鮮やかな新緑です。
ヒメサユリと言えば、このくらいのツボミが、「長山」下部で2株ほど、「中の眺め」〜「たら沢のへつり」に点々とまばらにありました。
”ヒメサユリは危機的”
「長山」〜「中の眺め」にかけてこの様に先端部が何者かに齧り取られた様な株ばかりです。ツボミが全くありません。ここ3〜4年この様に先端が無い株が出始めていましたが、今年は特にひどい状態です。このエリアは一番ヒメサユリの株が多いところです。
ヒメサユリ以外にはタチシオデの先端が切り取られています。タチシオデはヒトが犯人とも考えられますが、ヒメサユリは虫、サル、ヒトなどの可能性があります。軒並み齧られていることから虫の可能性が高いと思われますが、専門家に調べてもらいたいです。原因がわから無いままでは、対策の仕様がありません。花が咲くと例年の様に多少は見れる様になるかも知れませんが、さすがに今年は大量にやられているので心配です。
上部の「中の眺め」〜「たら沢のへつり」にこの時期これだけツボミが多いのは今まで無かったことです。どうも今年のヒメサユリのツボミの付け方自体も例年とは違います。
ツボミが切り取られてほとんど無くなっている以外に、全体的に大きな株が無く小ぶりできゃしゃなものばかりです。
「長山」の先の「下りの松」辺りは気が茂ってクルマバハグマが多いところです。上はそのクルマバハグマが葉を開く様子です。
下は「中の眺め」より上の方に見られるホナガクマヤナギです。
オオイワカガミの花も残っています。
ハルゼミの羽化した抜け殻です。今日は曇りで気温が低く鳴き声はしません。
「たら沢のへつり」の下からあるブナの林です。ブナの若葉はきれいですね。
上は「たら沢のへつり」で咲いていたユキグニミツバツツジです。
下はずーっと下の林道沿いに咲いていたウワミズザクラの花です。この辺り下部の方ではタニウツギも咲いています。
今年の春は気温の変化が激しく何となく花の咲き方が妙な感じです。
今年の春先は暑いくらいでどうなることかと思っていたのですが、ここのところひと月ほどはやけに寒い日々です。ヒメサユリはどうなっているかと高城城址に1年ぶりに上ってみました。何かと忙しくて高城の山に来るのは本当に久しぶりです。
高城の森は鮮やかな新緑です。
ヒメサユリと言えば、このくらいのツボミが、「長山」下部で2株ほど、「中の眺め」〜「たら沢のへつり」に点々とまばらにありました。
”ヒメサユリは危機的”
「長山」〜「中の眺め」にかけてこの様に先端部が何者かに齧り取られた様な株ばかりです。ツボミが全くありません。ここ3〜4年この様に先端が無い株が出始めていましたが、今年は特にひどい状態です。このエリアは一番ヒメサユリの株が多いところです。
ヒメサユリ以外にはタチシオデの先端が切り取られています。タチシオデはヒトが犯人とも考えられますが、ヒメサユリは虫、サル、ヒトなどの可能性があります。軒並み齧られていることから虫の可能性が高いと思われますが、専門家に調べてもらいたいです。原因がわから無いままでは、対策の仕様がありません。花が咲くと例年の様に多少は見れる様になるかも知れませんが、さすがに今年は大量にやられているので心配です。
上部の「中の眺め」〜「たら沢のへつり」にこの時期これだけツボミが多いのは今まで無かったことです。どうも今年のヒメサユリのツボミの付け方自体も例年とは違います。
ツボミが切り取られてほとんど無くなっている以外に、全体的に大きな株が無く小ぶりできゃしゃなものばかりです。
「長山」の先の「下りの松」辺りは気が茂ってクルマバハグマが多いところです。上はそのクルマバハグマが葉を開く様子です。
下は「中の眺め」より上の方に見られるホナガクマヤナギです。
オオイワカガミの花も残っています。
ハルゼミの羽化した抜け殻です。今日は曇りで気温が低く鳴き声はしません。
「たら沢のへつり」の下からあるブナの林です。ブナの若葉はきれいですね。
上は「たら沢のへつり」で咲いていたユキグニミツバツツジです。
下はずーっと下の林道沿いに咲いていたウワミズザクラの花です。この辺り下部の方ではタニウツギも咲いています。
今年の春は気温の変化が激しく何となく花の咲き方が妙な感じです。
ヒメサユリ開花情報 2020.06.01 flowering information of Himesayuri [サユリスト レポート]
6月1日
今日は花数は多いですが、枯れた花殻も混じり始めましたので開花のピークは越えたようです。残るツボミも少ないので花数も増えないでしょう。
下の方の生息地に多く咲いています。
上は鉄塔下の草原部分、下のカットはその上の「長山」と言う辺りで1株に5個の花が付いていました。
これも同じ「長山」です。この辺りには多くの花が見られます。
しばらく上ると少ないですが、
「一の坂」を上り始めるにつれまたポツポツ花を見かけます。
「はじめの眺め」手前辺りの株です。花を見かけるのは、ほぼこの辺りまでです。
更に上は極わずかです。
ヒメサユリの花にマイマイガの幼虫を見つけました。(上)特にヒメサユリということではなく、いろんな木を食べる森林害虫で10周期くらいに大発生して被害をあたえるガです。
下は交尾するジョウカイボンです。後のオスの首が赤いのはダニが着いているんです。ジョウカイボンは小型の昆虫を食べる肉食です。
今年はヤマツツジのきれいな年です。
全般に今年はヒメサユリの株数が少ないようです。大きな株、大きな花も少なくなっています。5個開花以上の大きな株は見ていません。「はじめの眺め」、「二の坂」辺りの以前早い時期にたくさん咲いたエリアの株が減っています。サル、イノシシによる食害が影響しているようです。
開花ピークを過ぎましたので、今年の調査は今日で終了です。
まだ、しばらくは花は残っていますから見に来て下さい。
今日は花数は多いですが、枯れた花殻も混じり始めましたので開花のピークは越えたようです。残るツボミも少ないので花数も増えないでしょう。
下の方の生息地に多く咲いています。
上は鉄塔下の草原部分、下のカットはその上の「長山」と言う辺りで1株に5個の花が付いていました。
これも同じ「長山」です。この辺りには多くの花が見られます。
しばらく上ると少ないですが、
「一の坂」を上り始めるにつれまたポツポツ花を見かけます。
「はじめの眺め」手前辺りの株です。花を見かけるのは、ほぼこの辺りまでです。
更に上は極わずかです。
ヒメサユリの花にマイマイガの幼虫を見つけました。(上)特にヒメサユリということではなく、いろんな木を食べる森林害虫で10周期くらいに大発生して被害をあたえるガです。
下は交尾するジョウカイボンです。後のオスの首が赤いのはダニが着いているんです。ジョウカイボンは小型の昆虫を食べる肉食です。
今年はヤマツツジのきれいな年です。
全般に今年はヒメサユリの株数が少ないようです。大きな株、大きな花も少なくなっています。5個開花以上の大きな株は見ていません。「はじめの眺め」、「二の坂」辺りの以前早い時期にたくさん咲いたエリアの株が減っています。サル、イノシシによる食害が影響しているようです。
開花ピークを過ぎましたので、今年の調査は今日で終了です。
まだ、しばらくは花は残っていますから見に来て下さい。
ヒメサユリ開花情報 2020.05.21 flowering information of Himesayuri [サユリスト レポート]
5月21日
高城城址にある「ひめさゆりの小径」の森です。雨上りの新緑がきれいです。
ヒメサユリが咲きました。咲き始めはすでに今週初めだったようです。
今年は不思議なことに木陰で遅い長山など下の方が多く咲いています。
ヤマツツジの赤が新緑に映えます。
早く咲く「はじめの眺め」や「二の坂」など日当たりのいい所は、風当たりや冷え込みが強かったのでしょうか?
パラパラしか咲いていません。
ガクウラジロヨウラクの小さな花に雫が光っています。
シダの緑もきれいです。
まだまだ本格的な開花じゃないけど、来週あたりに見頃となるでしょう!
コロナウイルスで「ひめさゆり祭り」は中止だけど、ヒメサユリは元気さー
高城城址にある「ひめさゆりの小径」の森です。雨上りの新緑がきれいです。
ヒメサユリが咲きました。咲き始めはすでに今週初めだったようです。
今年は不思議なことに木陰で遅い長山など下の方が多く咲いています。
ヤマツツジの赤が新緑に映えます。
早く咲く「はじめの眺め」や「二の坂」など日当たりのいい所は、風当たりや冷え込みが強かったのでしょうか?
パラパラしか咲いていません。
ガクウラジロヨウラクの小さな花に雫が光っています。
シダの緑もきれいです。
まだまだ本格的な開花じゃないけど、来週あたりに見頃となるでしょう!
コロナウイルスで「ひめさゆり祭り」は中止だけど、ヒメサユリは元気さー
ヒメサユリ開花情報 2020.05.10 flowering information of Himesayuri [サユリスト レポート]
5月10日
午前中小雨です。
家から見る裏山の西斜面にヤマツツジがきれいです。
午後から雨が上がり、ヒメサユリの様子をチェックに高城城址に行きます。
これは高城城址「ヒメサユリの小径」から見た今日の守門岳です。まだまだ雪はたくさんあります。
「長山」、「はじめの眺め」にかけて、下段の3カット程度の小さなツボミがほとんどです。長山の日当たりのいい所では右下くらい色付いたものもあります。いずれにしても、この程度のツボミだと1週間以上開花にかかりそうです。
「ニノ坂」の上にたった1つだけ大き色付いたツボミがありました。(上)これなら後1週間以内に咲きそうです。暖冬だったので開花が早いと思っていたのですが、この春の寒さでかえって例年より遅い開花になりそうな雰囲気ですが、全ては今後の気温次第です。
ヒメサユリの咲く頃ハルゼミも鳴き出すのですが、ハルゼミの方はもう鳴き出しています。
ハルゼミの幼虫がいた地中の方は暖冬で暖かく、羽化も早まったのでしょうか?
オオイワカガミの花が多少残っています。
「たら沢のへつり」にあったショウジョバカマの若い株が初々しくきれいでした。
アシナガオトシブミが濡れたササの葉にいました。
長い脚を持て余しているような格好してます。
センチコガネの仲間が道にジッとしています。動物の糞に卵を生むクソ虫の仲間ですが、ツヤがあり美しい甲虫です。
「たら沢のへつり」手前辺りからブナ地帯になりますが、透明感のある若葉が軽やかです。「たら沢のへつり」のヒメシャガもまだ咲いていません。
午前中小雨です。
家から見る裏山の西斜面にヤマツツジがきれいです。
午後から雨が上がり、ヒメサユリの様子をチェックに高城城址に行きます。
これは高城城址「ヒメサユリの小径」から見た今日の守門岳です。まだまだ雪はたくさんあります。
「長山」、「はじめの眺め」にかけて、下段の3カット程度の小さなツボミがほとんどです。長山の日当たりのいい所では右下くらい色付いたものもあります。いずれにしても、この程度のツボミだと1週間以上開花にかかりそうです。
「ニノ坂」の上にたった1つだけ大き色付いたツボミがありました。(上)これなら後1週間以内に咲きそうです。暖冬だったので開花が早いと思っていたのですが、この春の寒さでかえって例年より遅い開花になりそうな雰囲気ですが、全ては今後の気温次第です。
ヒメサユリの咲く頃ハルゼミも鳴き出すのですが、ハルゼミの方はもう鳴き出しています。
ハルゼミの幼虫がいた地中の方は暖冬で暖かく、羽化も早まったのでしょうか?
オオイワカガミの花が多少残っています。
「たら沢のへつり」にあったショウジョバカマの若い株が初々しくきれいでした。
アシナガオトシブミが濡れたササの葉にいました。
長い脚を持て余しているような格好してます。
センチコガネの仲間が道にジッとしています。動物の糞に卵を生むクソ虫の仲間ですが、ツヤがあり美しい甲虫です。
「たら沢のへつり」手前辺りからブナ地帯になりますが、透明感のある若葉が軽やかです。「たら沢のへつり」のヒメシャガもまだ咲いていません。
ヒメサユリ開花情報 2019.05.31 flowering information of Himesayuri [サユリスト レポート]
5月31日
「高城ヒメサユリ祭り」の最終日です。
咲いているヒメサユリの花はたくさんありますが、枯れた花も増えています。枯れた花と咲いている花は半々です。
これらは「長山」〜「はじめの眺め」に咲いていた花々です。
上は「長山」下の開けた場所の花です。
下は「はじめの眺め」の花です。
鉄塔下の林道を下ります。
ここにも盛大に咲いているエゴノキが数本あります。(右上、下)
林道脇に咲いていたヤマツツジです。(左上)
長禅寺裏の杉林を下ります。
長禅寺の脇を通り抜け下の駐車場に下りました。
もうボチボチ祭りの片付けが始まっています。やはり祭りの終わりはチョット寂しいです。
今年はヒメサユリ祭り期間にうまくヒメサユリの開花期間が収まってくれました。
雨もそろそろ降り出しそうです。
また来年!
「高城ヒメサユリ祭り」の最終日です。
咲いているヒメサユリの花はたくさんありますが、枯れた花も増えています。枯れた花と咲いている花は半々です。
これらは「長山」〜「はじめの眺め」に咲いていた花々です。
上は「長山」下の開けた場所の花です。
下は「はじめの眺め」の花です。
鉄塔下の林道を下ります。
ここにも盛大に咲いているエゴノキが数本あります。(右上、下)
林道脇に咲いていたヤマツツジです。(左上)
長禅寺裏の杉林を下ります。
長禅寺の脇を通り抜け下の駐車場に下りました。
もうボチボチ祭りの片付けが始まっています。やはり祭りの終わりはチョット寂しいです。
今年はヒメサユリ祭り期間にうまくヒメサユリの開花期間が収まってくれました。
雨もそろそろ降り出しそうです。
また来年!
タグ:高城ヒメサユリ祭り
ヒメサユリ開花情報 2019.05.29 flowering information of Himesayuri [サユリスト レポート]
まだまだ見れますヒメサユリ! You can still see the "wild princess lilies"!
5月29日
林道の途中にある野口源右衛門(江戸時代の豪傑です。)の墓にあるエゴノキの花が満開です。今年は東京もしただ郷もエゴノキ満開年です。
夜墓の前で、ハラハラ落ちる花を見ながら酒でも飲むなんてのもいいかなぁー!春爛漫だー。爛漫って酒ありましたねぇー。
ヨガだ母の病院だとやってる間に随分開花がすすみました。暑さや雨のせいでしょうか?
「長山」辺りの様子です。
「はじめの眺め」です。
守門岳の眺めのいいところに立派な株が咲いていました。
もうツボミは全部開きまくり、これが満開って状態でしょう。ボチボチ枯れた花も目立ち始めました。
花数はたくさんあります。お早目に見に来て下さい。
5月29日
林道の途中にある野口源右衛門(江戸時代の豪傑です。)の墓にあるエゴノキの花が満開です。今年は東京もしただ郷もエゴノキ満開年です。
夜墓の前で、ハラハラ落ちる花を見ながら酒でも飲むなんてのもいいかなぁー!春爛漫だー。爛漫って酒ありましたねぇー。
ヨガだ母の病院だとやってる間に随分開花がすすみました。暑さや雨のせいでしょうか?
「長山」辺りの様子です。
「はじめの眺め」です。
守門岳の眺めのいいところに立派な株が咲いていました。
もうツボミは全部開きまくり、これが満開って状態でしょう。ボチボチ枯れた花も目立ち始めました。
花数はたくさんあります。お早目に見に来て下さい。
ヒメサユリ開花情報 2019.05.24 flowering information of Himesayuri [サユリスト レポート]
5月24日
ほぼ満開です
昨晩というか今朝東京から戻り早速ヒメサユリ調査です。しばらく留守してたので気になります。
林道から上がります。
先ずヒメコウゾの雌花が目につきます。(上)
ケキブシの実も大きくなってきました。(下)
ヒメサユリは「長山」たくさん咲いています。大きい株も多いです。
アカマツの枯木が増えています。(上)
泡の巣に隠れているのはアワフキムシの幼虫です。(左下)
ガクウラジロヨウラクがところどころに咲いています。(右下)
「はじめの眺め」は、早くから咲き始めたところです。木陰や守門岳側に開けた側の花も増え始めました。
「二の坂」のヒメサユリです。
「長山」~「はじめの眺め」 ~ 「二の坂」は間断なく咲いています。
「二の坂」~「たら沢のへつり」もポツポツ咲いています。もともとの株数は上に上がるにつれ少なくなります。
今日あたりでヒメサユリの開花はピークでしょう。咲いていないツボミもありますが、古い花と入れ替わりに咲くので花数はこんなもんでしょう。今はまだフレッシュな花ばかりできれいです。
「たら沢のへつり」まで行きました。この辺りから上がブナ地帯になります。(上)
下はヒメシャガという花でヒメサユリとほぼ同時期に咲く花です。小さな花ですが、ヒメシャガのきれいなブルーは「たら沢のへつり」に来ないとお目にかかれません。どうもこのような木陰の崖崩れ地帯が好きな植物みたいにです。
ここからはさらにヒメサユリの株はさらに少なくなりますが、上の方まで飛び飛びに分布しています。
ほぼ満開です
昨晩というか今朝東京から戻り早速ヒメサユリ調査です。しばらく留守してたので気になります。
林道から上がります。
先ずヒメコウゾの雌花が目につきます。(上)
ケキブシの実も大きくなってきました。(下)
ヒメサユリは「長山」たくさん咲いています。大きい株も多いです。
アカマツの枯木が増えています。(上)
泡の巣に隠れているのはアワフキムシの幼虫です。(左下)
ガクウラジロヨウラクがところどころに咲いています。(右下)
「はじめの眺め」は、早くから咲き始めたところです。木陰や守門岳側に開けた側の花も増え始めました。
「二の坂」のヒメサユリです。
「長山」~「はじめの眺め」 ~ 「二の坂」は間断なく咲いています。
「二の坂」~「たら沢のへつり」もポツポツ咲いています。もともとの株数は上に上がるにつれ少なくなります。
今日あたりでヒメサユリの開花はピークでしょう。咲いていないツボミもありますが、古い花と入れ替わりに咲くので花数はこんなもんでしょう。今はまだフレッシュな花ばかりできれいです。
「たら沢のへつり」まで行きました。この辺りから上がブナ地帯になります。(上)
下はヒメシャガという花でヒメサユリとほぼ同時期に咲く花です。小さな花ですが、ヒメシャガのきれいなブルーは「たら沢のへつり」に来ないとお目にかかれません。どうもこのような木陰の崖崩れ地帯が好きな植物みたいにです。
ここからはさらにヒメサユリの株はさらに少なくなりますが、上の方まで飛び飛びに分布しています。
ヒメサユリ開花情報 2019.05.20 flowering information of Himesayuri [サユリスト レポート]
5月20日
今日は中学校時代の恩師とクラスメイトがヒメサユリに来てくれました。毎年恒例のことです。ありがたいことです。
しただ郷のヒメサユリは淡いピンクが繊細です。野生のユリの雰囲気が好きです。
ヒメサユリはこんな感じです。
上2点は「長山」で下2点は「はじめの眺め」です。これより上は無理で「はじめの眺め」までが今日のレポートです。今日は「長山」で咲き始めたことと、「はじめの眺め」での咲き具合は6割ほどになりました。
恩師とその妹さん、そしてクラスメイトです。先生たちはお元気なのですが、若い(?)クラスメイト山登りは無理です。下の林道のシャトルバスを使って、頑張ってその上を「はじめの眺め」まで歩くのがやっとでした。彼女がいろいろ頑張ってくれるので皆んなが集まれるのだから、来年に向けてダイエットよろしくー!
「はじめの眺め」は守門岳の眺めがいいです。(左上)、右上は松の木にハルゼミを見つけて皆んなで見ているところです。
クラスメイトのホワイトヘア(今流行りのグレーヘアを越えてます。)はここまで白いときれいです。もう染めるのやめたらこの通りだそうです。(下)
降りはシャトルバスを使わず歩いて下りました。ストックが杖に見えるんですけどぉー!先生はお元気ですねぇー。
長禅寺の裏のお地蔵さんシャガの花に囲まれていいですね。(下)
この後、下の駐車場でお昼食べながら昔話に花が咲きました。クラスメイトの記憶力は素晴らしく、ボーっと過ごしていた私には昔の話を今さら聞くようなあんばいでした。。。楽しいひと時をありがとうございました。
今日は中学校時代の恩師とクラスメイトがヒメサユリに来てくれました。毎年恒例のことです。ありがたいことです。
しただ郷のヒメサユリは淡いピンクが繊細です。野生のユリの雰囲気が好きです。
ヒメサユリはこんな感じです。
上2点は「長山」で下2点は「はじめの眺め」です。これより上は無理で「はじめの眺め」までが今日のレポートです。今日は「長山」で咲き始めたことと、「はじめの眺め」での咲き具合は6割ほどになりました。
恩師とその妹さん、そしてクラスメイトです。先生たちはお元気なのですが、若い(?)クラスメイト山登りは無理です。下の林道のシャトルバスを使って、頑張ってその上を「はじめの眺め」まで歩くのがやっとでした。彼女がいろいろ頑張ってくれるので皆んなが集まれるのだから、来年に向けてダイエットよろしくー!
「はじめの眺め」は守門岳の眺めがいいです。(左上)、右上は松の木にハルゼミを見つけて皆んなで見ているところです。
クラスメイトのホワイトヘア(今流行りのグレーヘアを越えてます。)はここまで白いときれいです。もう染めるのやめたらこの通りだそうです。(下)
降りはシャトルバスを使わず歩いて下りました。ストックが杖に見えるんですけどぉー!先生はお元気ですねぇー。
長禅寺の裏のお地蔵さんシャガの花に囲まれていいですね。(下)
この後、下の駐車場でお昼食べながら昔話に花が咲きました。クラスメイトの記憶力は素晴らしく、ボーっと過ごしていた私には昔の話を今さら聞くようなあんばいでした。。。楽しいひと時をありがとうございました。