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モモとナシの花の時期 peach and pear flower season [思い出]

4月10日

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松浜の実家に泊まりました。
昨日撮ったツバキの落ちた花がきれいなので、また撮ってみました。

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しただへの帰り途中で白根プールに泳ぎに寄ります。
今日もプールの隣の「しろね大凧と歴史の館」で凧上げをしています。

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何の絵柄かと博物館の学芸員さんに伺ったら、今これを上げていた小学生がこれを作ったのだそうです。この桃太郎の絵の凧を作りたいとその子が言い出したので、凧作りを指導して完成したんだそうです。博物館では凧作りの指導から風洞実験室で上げたりの体験が出来たりするらしいです。立派な出来でしかもよく上がります。筋がいいですね。こんな凧が作れる小学生がいるなんて、流石に白根ですね。白根の凧合戦の未来は明るいなぁー!白根では専門職の凧職人じゃなく町内の多くの各組で皆で凧を作るんです。大凧を作る組や、巻凧を作る組も多数あります。

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博物館駐車場にある大凧の模型が絵柄が替わったことを聞いてみたら。毎年1回入れ替えているんだそうです。外側の面が白根側の五郎組(上)、駐車場側の面が西白根側の中蝶組(下)です。凧合戦は
中之口川を挟んで白根側と西白根側で引き合いをして戦います。

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信濃川河川敷のモモ畑です。
この辺りの信濃川~中之口川にかけてモモやナシの栽培が盛んです。

下の写真で左上に薄ら角田山が映っています。あの方向が母の実家の方向です。中之口川の向こう側です。4歳頃住んでいたのですが、ちょうどこの季節母に連れられて近くの親戚の家に遊びに行きました。

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木山川と言う小さな川の辺りで、開けた明るいところにありました。実家は森の中で明るいそのお宅が好きでした。家の裏に花盛りのナシの棚があり、その先にピンクのモモ畑がどこまでも続き極楽みたいな景色でした。父方の祖母の兄弟が主人で、とてもニコニコした明るいおばさんとネコと暮らしておられました。そのご主人は威張っていたけどなかなかの趣味人で、まださほど有名でも無かった棟方志功に入れ上げていた様です。床の間に棟方志功の美人画(仏様?)の絵が飾られていました。棟方志功の絵ということは大きくなって知りました。ほとんど裸でふっくらした顔と身体で妙に身体をひねったポーズでした。かわいい女の子の絵ではないので当時は変な絵と思ってましたが、ナシとモモの花に囲まれた家の雰囲気にあった絵でした。棟方志功の絵と花園の中の家がとても居心地が良かった記憶があります。随分と小さな頃ですが、ナシ、モモの畑を見るとこの家を思い出します。玄関先のトクサ、ネコ、ガラス製で長い管の蝿取り器、おばさんの笑顔、木山川の穏やかな流れ、日差し・・・が、棟方志功の絵と一体になって記憶の底から浮かび上がってきます。70年近く前の話です。

手前左にナシ畑、奥はモモ畑です。










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しただもいいけど、松浜もね! Shitada is nice, but Matsuhama is also nice! [松浜]

4月9日

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今日は母の病院予約日です。
と言っても、コロナのせいで私が代理受診で処方箋をもらって薬をグループホームに届けるだけです。
病院を終えて近くの図書館に母用の本を借りに行ったのですが休館日でした。(下)
上は図書館の近くのサクラ並木です。もう、ピークを少し過ぎてますがきれいです。

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しかたないので、実家近くの図書館に借りに行きました。(上)
下は実家のツバキの花です。落ちた花ですが、何となくきれいで撮りました。

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トキワイカリソウです。白いイカリソウで日本海側に分布しています。我が実家の庭にも咲きました。

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借りた本や薬を届けに再び母のグループホームに行きます。
グループホーム近くの砂丘から見下ろした、飯豊連峰方向です。東港のキリンの奥に飯豊が見えます。東港に近い辺りにグループホームはあるんです。
新潟平野は広くて平で、海から山まで広々見渡せます。しただは山に囲まれなかなかこうはいきません。やっぱり狭っ苦しいですね。しただとか三条とかって何となく暗いし。雨も多いしなぁー。

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松浜に戻り新郷川沿いのスーパーに寄ります。ここで夕食を買ってもう松浜泊です。実家、病院、ラーメン屋、グループホーム、図書館2つを行ったり来たりしました。気楽に走り回ってますけど、北区は広いんです。結構遅くなりました。
左上は新郷川と運河を隔てる水門です。この運河で阿賀野川に繋がっています。子供の頃この辺りでハゼ釣りしたりよく遊びました。水辺は何となく心和みます。
松浜は海も川もあるしいいよねぇー!
実家に戻って早めに一杯やりますー。











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2つ首のカタクリ 2 necked Katakuri (Dogtooth violet) [自然]

4月8日

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裏山で薪の玉切りをしていたら、北五百川棚田の佐野さんから電話をいただきました。
珍しいカタクリを見つけたとお知らせいただいたんです。(下)午後から伺い見せていただきました。1株のカタクリの首から上が分かれて2つの花が付いているんです。茎が2股に分かれています。県立植物園での見解では、帯化もしくは石化とか言われる現象の一つのようです。これは私が錦糸南天の取材で知った現象で、南天では筏南天なんかに顕著です。いずれにしてもカタクリなどでは珍しいことです。
人気の棚田のカタクリ群落は日向では満開ですが、日陰側はまだです。日陰に咲くとうまくカタクリの背景に残雪の粟ヶ岳が入れて撮れるんです。
北五百川の佐野さんの棚田のカタクリ群落は人気スポットで多くの人が訪れます。その中には植わっているカタクリを踏んずけて撮りたい株に近づくひとがいます。カメラを持った人にはそういう自己中な方がままいます。とても恥ずかしい行為なので謹んでほしいものです。

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近くの林の中にはユキワリソウも咲いています。こちらも別に柵があるわけでもないので踏んだりしないように気を付けてほしいものです。

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帰り道の院内の桜並木も咲いています。私はここの咲き具合を北五百川のカタクリの咲き方の目安にしています。
傍の五十嵐川沿いには静修義塾跡という遺跡があります。(下)ここに旧村松藩士族の奥畑義平が明治27年にひらいた塾がありました。奥平義平の父・伝兵衛は戊辰戦争赤坂峠の激戦で死んだ豪傑です。漢字博士の諸橋徹次も入門し師範代までしたこともあったそうです。五十嵐川を見下ろす岩の上に建っていました。
サクラ並木の下にある畑でキジを見かけました。(上)

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棚田から帰り、急いで白根プールに行きました。朝のチェーンソー仕事で疲れたので身体を解したくて忙しいけど行きました。
プール裏のメタセコイア並木もやっと芽吹き始めました。

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プール帰りに気づいたのですが、「しろね大凧と歴史の館」にある大凧の絵柄が替わっていました。
4月7日の写真を比べたらわかります。絵柄から中蝶組の大凧のようです。












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