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夕日に向かって to the sunset [新潟]

5月29日

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山を走り回り、日帰り温泉で仲間とじょんのびして、今日の一日をゆったりお終いにしたいところです。
でも、明日朝から実家近くの病院の予約があるんで今晩は実家に泊まります。
阿賀野川左岸を新津手前にさしかかる辺りで日が沈みます。

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道は西北西に向かいちょうど日没方向を向いています。新潟は真っ平らなんでほぼ水平方向まで落ちる夕日が見れます。だからとても夕日はきれいです。
日が沈み今日が終わります。いい一日でした。

タグ:新潟の夕日
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八木ヶ鼻、袴腰山登山 climbing to Yagigahana and Mt. Hakamagoshi [しただ郷]

5月29日

仲間5人で八木ヶ鼻に上りました。
8時半道の駅集合、八木ヶ鼻に上りヒメサユリを見るくらいの話で集まったのですが、ちゃんと打ち合わせしていなくて道順とかを皆勝手に思い描いていました。

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先ずは八木ヶ鼻に上ります。
八木ヶ鼻は6〜700万年前の海底火山溶岩ドームの中心部だった岩塊です。200万年ほど前に一帯が隆起して、それとともに地上に現れて現在のような200mほどの石英粗面岩の高い崖になりました。五十嵐川右岸に聳え立つ特異な姿がしただエリアのランドマークになっています。
八木ヶ鼻の険しい崖にはハヤブサ(下)が営巣します。海辺の崖に巣をかけることが多いのでこのような内陸の営巣は珍しいことです。

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八木ヶ鼻駐車場から崖下の森を通り八木神社の裏手から上ります。
森の中でフタリシズカの花を見つけました。(上)
エゴの花がシダの葉に落ちています。(下)

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急坂を上り八木ヶ鼻頂上に出ます。(下)仲間の1人が調子悪くなって頂上手前から駐車場に下りました。もうちょっとだったのですが仕方ないです。
頂上からの眺めが素晴らしいです。(上)右上に守門岳がありその左手に八十里越の山並みが連なっています。また、右を流れる川が守門川で左を流れるのが五十嵐川です。五十嵐川右岸に「いい湯ら亭」が見えます。画面に入っていませんが「いい湯ら亭」の側で駒出川が五十嵐川に合流しています。

私はここからヒメサユリの様子をチェックしに高城城址方向に行かないといけないし、他の皆さんは、具合悪くなったメンバーもいることでもあるので、下ることにしました。皆んなは下りて先に「いい湯ら亭」で食事や温泉に入って待ってくれることにしました。
皆と一緒に喋りながらゆっくり行きたかったのですが、結果的に私一人で、八木神社→八木ヶ鼻→袴腰山→高城城址→ヒメサユリ駐車場と歩くことになりました。

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さあそれからが大変です。皆んなが「いい湯ら亭」で待ってるということなんで焦ります。飲まず、食わず、休まずで八木ヶ鼻から袴腰山、高城城址、「ヒメサユリの小径」と飛ばしてヒメサユリ駐車場に駆けつけました。ほとんどトレラン状態でした。
上の地図で言うと「見返りの丘」から左に高城城址方向に行きます。
目につくのはヤマツツジです。標高の高いこの辺りはまだフレッシュできれいです。(右下)
高城城址の頂上です。(左下)登山者が見ている「高城に咲く花」の看板は、ここと下の駐車場に同じものがあります。この看板の植物写真は全てモリガメが撮ったモノです。

以前はヒメサユリは高城城址より上までポツポツと生えていたのですが、食害が増えたこの頃はこの下の「ヒメサユリの小径」途中の「中の眺め」まで下らないとありません。
ヒメサユリの様子は、この前の記事(「ヒメサユリ開花情報 2022.05.29」)に書きました。

ヒメサユリ駐車場に下り停めて置いた車で「いい湯ら亭」に周り仲間と合流しました。
最後仲間とノンビリ出来ました。でも水も飲まずに飛ばしたもので、温泉から上がったら両脚が攣ってしばらく動けませんでした。いろいろ考えると私だけが「ほぼトレランコース」に行き皆さんは楽ちんコースに回ってよかったかと思います。

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ヒメサユリ開花情報 2022.05.29 flowering information of Himesayuri  [サユリスト レポート]

5月29日

今日は、八木神社→八木ヶ鼻→袴腰山→高城城址→ヒメサユリ駐車場といつもの逆方向で上りました。ただし、紛らわしいのでいつもの「サユリスト レポート」の順に書きます。

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「鉄塔下」には多く咲いています。その上の「長山」は食害がひどいのですが上の方の「下りの松」に近い方に多少残っています。この写真はそこの株です。

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「はじめの眺め」の手前の木立には多く咲いています。

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これも「はじめの眺め」の手前です。

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「一の坂」に葉や茎の黒いヒメサユリが1株ありました。
上はその若い実です。

29日のおおよその開花株数です。

鉄塔下          100株
長山上           20株
一の坂           40株
はじめの眺め     70株
上の松          0株
二の坂        0株
中の眺め         2株
見晴らしの尾根    0株
たら沢のへつり  0株
高城城址          0株 
袴腰山           0株
八木ヶ鼻          0株

開花株は上記の通りで花数はピークを過ぎています。今日はもうどこでも、咲き終えた花殻がついた株が多く目立つようになっています。

今年は「ヒメサユリ祭り」期間中に11日と20日の食害がありました。昨年まで虫によるものと思っていましたが、20日の様子を見て以下の点でサルによるものと思えます。

1、20日午後サルの大群が出て、21日に新たな食害が見られた。
2、11日、20日ともに「鉄塔下」から「たら沢のへつり」までヒメサユリのある全エリアを1日で食べている。
3、食べられた株の近くに全くツボミや花が落ちていない。
4、20日には引きちぎられた株や根元から倒された株もあった。

ツボミや花に虫を見かけることもありますが、様々な種類の幼虫だったり成虫だったりします。ツボミや花に開いた穴等は虫によるものと思われます。圧倒的に多い首から先が切り取られる食害はサルのと思われます。

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しただ最良の午後 the best afternoon in Shimoda [サユリスト レポート]

5月28日

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晴れが続き毎日忙しいです。午前中は畑です。
日曜日のお寺ヨガがキャンセルになったので、誘っていただいている友人の山におじゃますることにしました。

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ご自分の山にヒメサユリを栽培していて見事に育っているんです。少しずつ整備してここまでなったそうです。
ご自宅の裏山の山道に秋までテントを張りっぱなしにしてあり、道沿いのヒメサユリを世話したりデイキャンプをしたりされています。(左上)花の時期は仕事に行く前にも来てこの眺めを楽しんでおられるそうです。
左上は種から育てた株たちです。プランターに蒔いて育てたものをプランターごと山に植えてあります。(左下)
70個ほどの球根を道沿いに植えて育てた株たちです。(右)五十嵐川右岸の知り合いから、その方の山でのヒメサユリ生育を止めるというので一部いただいたのだそうです。球根からなので大きく育っています。

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下が山に直接蒔いた種からの芽生えです。これらも咲く様になるともっと華やかになりますね。この山は五十嵐川左岸でサルの心配が無いのでたくさん咲いても大丈夫でしょう。
爽やかな5月の風が吹き揺れるヒメサユリを見ながらのデイキャンプが最高です。ノンアルビールやコーヒーをいただきのんびり過ごすのは最高さー。今がしただの一番いい季節でだねー!ホットサンドまで焼いていただきウンメェよー!

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きれいに管理された雑木林ですが、それだけじゃなくヒメサユリが咲いているととてもいいアクセントです。これがしただの山ならでの素敵しさです。この道沿いにずらっと咲いています。
しかも自分の山だもんねぇー。いいなぁ。
ヒメサユリの種をいただいたので我がモリガメ山にも蒔いてみます。うちの山も「ヒメサユリの小径」がある高城城址の下なのですから、去年山の木を伐採したので日がさすようになり、自然にヒメサユリが咲く様になる可能性もあります。地中のヒメサユリの種は木を切って日がさすようになると芽生えてくるんです。ただし五十嵐川右岸は、モリガメ山もそうなんですが、平成以降サルの出没がひどくなっています。モリガメ山にヒメサユリが育つ頃サルがどうなっているかが問題です。
目の黒いうちにヒメサユリ咲くモリガメ山を見たいものです。そりゃぁーヒメサユリが咲く雑木林はいいものですよ。

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その後、モリガメ山に戻りしばらく薪作りをしました。今日はいい日でした。いい時間をありがとうございました。


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雨のち晴れ sunny after rain [しただ郷]

5月27日

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予報通り午前中雨になりました。かなり強い雨です。
予報が雨で野外作業が出来ないので、昨日「地域おこし協力隊」の人と約束して旧荒沢小学校に打ち合わせに行きました。ここは学校の廃校後「地域おこし協力隊」の人たちの活動拠点になっています。
中でカフェになっているところで打ち合わせしました。何の話かはヒミツ。素敵な絵がいっぱいの楽しい空間です。学校ってのが懐かしい気分にさせてくれますね。

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予報通り午後から雨が上がり畑に行きました。エンドウやナスの棚を作ったり多少出来ました。
畑から天気がいいと弥彦山から角田山のスカイラインが見えます。新潟平野のどこからでも見れるランドマークです。しただからは五十嵐川の流れる先に見ることが出来ます。
視程がいい日だと高台のここからは、更に先に佐渡の山並みまで見れます。うっすらとですがわかりますか?

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育つ野菜たち growing vegetables [ファーム・モリガメ]

5月25日

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ヒメサユリにばかりかまけてもいられません。
薪作りもしないといけないし、

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野菜もどんどん育ちます。
サヤエンドウが実をつけだしました。

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タマネギもやっと膨らみはじめ(左上)、ニンジンも芽生え(右上)、葉挿ししたカキノモト(食用菊)は根付いた様です。(下)

5月26日

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シャクヤクが咲き(下)、ジャガイモは草取りして土寄せして(左上)、キュウリとゴーヤーの棚も作ります。(右上)
雑草は伸びるし、野菜は育つし、春は忙しいんです。


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ヒメサユリ開花情報 2022.05.24 flowering information of Himesayuri [サユリスト レポート]

5月24日

大阪から「しただ郷自然くらぶ」へ4名お客さんのガイド依頼があり「たら沢のへつり」まで同行しました。3年前のリピーターさんです。当時、ヒメサユリの食害も少なくたくさんの花に感激していただけました。コロナの流行で来れなかったのですが、状況をみて再度来ていただけました。

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昨日長山下部で見つけた大株ですが、ツボミ3つと花4つで、今年最大7花の株です。
6花も1株あったのですが、21日に見た時にはサルに食われ無くなっています。それ以外6花の株は見ていません。サルやイノシシに球根を食べられる被害が数年続いていますのでだんだん大株は減っています。

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これも「長山」で見つけた食害された5花の株です。

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「はじめの眺め」下のヒメサユリ群落です。しただのヒメサユリはほとんど白の薄いものから濃いピンクのものまでカラーバリエーションがあります。

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これも「はじめの眺め」の花です。
「一の坂」の上部から「はじめの眺め」下部にかけて一番多く花が残っています。

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「二の坂」で見つけたヤマトシロアリの羽アリの分蜂です。4月下旬~5月に発生しやすく、昼間の時間帯に限って一斉に飛び立ちます。オスとメスでペアになり、降り立った先で王アリ女王アリとなって新たなコロニーを作ります。

24日のおおよその開花株数です。

鉄塔下          100株
長坂            50株
一の坂          100株
はじめの眺め       300株
上の松           0株
二の坂        2株
中の眺め         2株
見晴らしの尾根    0株
たら沢のへつり  0株

鉄塔下のみ増加していますが、他は同じかやや減です。
20日午後サルの食害によるダメージからの回復をしていないようです。今後花数が増えるかどうかはサル次第かと思います。
大阪のリピーターさんは天気もよく満足してはいただけましたが、3年前の最盛期のヒメサユリを見ているだけに花数にはだいぶ寂しく感じられたようです。

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ヒメサユリ開花情報 2022.05.23 flowering information of Himesayuri [サユリスト レポート]

5月23日

午前中雨でしたが高校時代の先輩がご夫婦でヒメサユリを見に来たいというので、「鉄塔下」と「長山」の下部だけガイドしました。先輩とは久し振りで奥様とは初めてでした。仲良しで夫婦漫才に付き合ってるみたいで楽しかったです。
5月21日に「舗装道路から登山道に入る位置で一番下に生えているヒメサユリの株が咲いた。」と書きましたが、一株丸ごと消えていました。これの犯人はどう考えても人でしょう。ヒメサユリの敵はサル以下のヒトもいるということですね。ガックリです。

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長山の下部にツボミ3と花4の大株がありました。

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長山に引き倒されて根元から倒れた株がありました。これはヒトではなくサルが犯人だと願いたいです。

5月23日のおおよその開花株数です。

鉄塔下           50株
長山            80株

「鉄塔下」の開花が多少増えています。「長山下部でツボミ3と花4の大株がありました。「長山」の花は少し減っています。



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海と河 sea and river [松浜]

5月22日

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昨日から実家のある松浜に来ています。
帰る前に海を見に行きます。時々海を見たくなるんです。
ニセアカシアの咲く新井郷川を下れば5分とはかかりません。(下)
阿賀野川と新井郷川に挟まれた松浜の浜の新井郷川側の半分は堤防に囲まれています。(上)昔は阿賀野川から新井郷川まで自然なままの遠浅なま砂浜でした。

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新井郷川側は砂の侵食が強いせいでしょうか。こんな波消しブロックも無かったんです。

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こういう突堤も侵食を抑えるためのようです。
海辺近くまで家や工場が建ってきたので侵食を抑えないといけないんでしょう。人間の都合です。

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阿賀野川右岸を上りしただに向かいます。

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もう松浜じゃなく阿賀野川中流部の大湾曲部です。広く豊かな水面です。
たっぷりな水を見ながらの松浜としただの行き来は、いつものびやかな気持ちにさせてくれます。

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